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本のこと

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hirokoの主に読書記録をまとめたものです。今後、増えてきたら年ごとに分けることもあり得ます。
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記事一覧

『世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術』感想

『世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術』新井直之/文響社 数か月前……いや、見栄を張…

hiroko
5日前
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『英国古典推理小説集』感想

『英国古典推理小説集』 佐々木 徹 編訳/岩波書店 「殺人があったのは二十二年前の今日――…

hiroko
11日前
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『羽あるもの』感想

『羽あるもの』吉田篤弘/平凡社 「その者は、光をまとって書院の隅に立っていた」──。古よ…

hiroko
12日前
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『先送り0 ー「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術』感想

『先送り0 ー「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術』jMatsuzaki/佐…

hiroko
3週間前
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『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』感想

『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』 井上新八/ディスカヴァー…

hiroko
3週間前
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『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』感想

『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』昼田祥子/講談社 2024/3/26読了 …

hiroko
4週間前
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『口訳 古事記』感想

『口訳 古事記』 町田康/講談社 これまで何度も何度も何度も挫折してきた古事記。 現代文訳で読もうとして挫折し、古文と対現代文訳で挫折し、ぼおるぺん古事記も途中で止まり。 というわけで、これまでに読んだのはだいたい古事記の前半部分くらいでした。 海幸彦山幸彦とか、大国主命とかその辺ですね。 どういう形でもいいから一度最後まで読んでみたい、と今回選んだのが町田康さんの『口約 古事記』。 町田康さんの過去作は『ギケイキ』を読んだことがあるのと『パンク侍、斬られて候』を映画で見

2023年に読んだ本/2023年に観た映画

2023年に読んだ本、2023年に観た映画を記載しています。 随時更新中。 2023年に読んだ本 ・1…

hiroko
1年前

『どこまでも食いついて』ワニ町シリーズ5 感想

『どこまでも食いついて』ワニ町シリーズ5 ジャナ・デリオン 東京創元社 2022/11/26読了 …

hiroko
1年前
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『うちの旦那が甘ちゃんで 寿司屋台編』感想

『うちの旦那が甘ちゃんで 寿司屋台編』神楽坂淳 講談社時代小説文庫 2022/11/25読了 今回…

hiroko
1年前

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』感想

『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上・下』アンディ・ウィアー 訳:小野田和子 早川書房 …

hiroko
1年前
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『三体』感想

『三体』著者:劉慈欣 訳:大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 監修:立原透耶 早川書房 20…

hiroko
1年前
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『ギヴン8』感想

『ギヴン8』キヅナツキ 新書館 2022/10/5読了 柊編の最後……まではいっていないのか。最…

hiroko
1年前

『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』感想

『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』T・キングフィッシャー 早川書房 児童書でファンタジーで、ネビュラ賞やローカス賞などを立て続けに受賞したお話。 児童書だと聞いていたので、冒頭からびっくりしました。 後書きによると、冒頭の部分に編集から物言いがついたようですが、それを作者がごり押したようですね。というのも、児童書なのにいきなり死体の描写から話が始まるから。 とはいえ、死体の様子を微に入り細に穿って描写しているのではなく、死体があった、どんな死体だった、とさらりと書いているく