マガジンのカバー画像

本のこと

101
hirokoの主に読書記録をまとめたものです。今後、増えてきたら年ごとに分けることもあり得ます。
運営しているクリエイター

記事一覧

『モモ』感想

『モモ』ミヒャエル・エンデ/岩波少年文庫 実はこれまで『モモ』を読んだことがありませんで…

hiroko
1か月前
9

『竜の医師団1』感想

『竜の医師団1』庵野ゆき/創元推理文庫 粗筋は以下のとおり。 この世は竜の作りしもの。竜あ…

hiroko
1か月前
5

『THE DESK リアルな「勉強机」から見えた大人の学び100のヒント』感想

『THE DESK リアルな「勉強机」から見えた大人の学び100のヒント』感想/日経BP 勉強をしてい…

hiroko
1か月前
5

『馴染み知らずの物語』感想

『馴染み知らずの物語』滝沢カレン/ハヤカワ新書 「世界の名作のタイトルと少しのヒントを元…

hiroko
1か月前
5

『八月の御所グラウンド』感想

『八月の御所グラウンド』万城目学/文藝春秋 第170回直木賞受賞作。 私は天邪鬼なので、もと…

hiroko
2か月前
2

『奇書の世界史 歴史を動かす”ヤバい書物”の物語』感想

『奇書の世界史 歴史を動かす”ヤバい書物”の物語』三崎律日/角川書店 昔から奇書と呼ばれ…

hiroko
2か月前
3

『黒牢城』感想

『黒牢城』米村穂信/角川書店 米村穂信さんの本を読んでみたい、とはずっと以前から漠然と思っていました。そんな折、Audibleで次の本を探していて見つけたのがこの『黒牢城』。予備知識いっさいなしで読み始めた(聴き始めた)ので時代物でびっくりした。ファンタジーのミステリだとばかり思っていたので。 あらすじは以下のとおり。 「本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、

『お金の流れでわかる世界の歴史』感想

『お金の流れでわかる世界の歴史』大村大次郎/角川書店 著者は元国税調査官。現在は元国税調…

hiroko
3か月前
2

『世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術』感想

『世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術』新井直之/文響社 数か月前……いや、見栄を張…

hiroko
3か月前
21

『英国古典推理小説集』感想

『英国古典推理小説集』 佐々木 徹 編訳/岩波書店 「殺人があったのは二十二年前の今日――…

hiroko
3か月前
18

『羽あるもの』感想

『羽あるもの』吉田篤弘/平凡社 「その者は、光をまとって書院の隅に立っていた」──。古よ…

hiroko
3か月前
4

『先送り0 ー「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術』感想

『先送り0 ー「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術』jMatsuzaki/佐…

hiroko
4か月前
14

『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』感想

『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』 井上新八/ディスカヴァー…

hiroko
4か月前
9

『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』感想

『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』昼田祥子/講談社 2024/3/26読了 先日美容院で読んだファッション誌にこの本のことが載っていました。作者の方曰く、服を買うように伝えるファッション誌でこんな本の話をするのはどうかと思ったんですが……とのこと。 作者の昼田祥子さんはファッション・エディター。若い頃からファッションが好きで好きでどうしてもファッション関係の仕事がしたくて、学生の頃にファッション誌の編集部でバイトを始めたのがきっかけでファッション