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『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』感想

『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』
井上新八/ディスカヴァー・トゥウェンティワン 3/30読了

いつ頃だったかはっきり憶えてはいないのですが、とにかく三日坊主から抜け出したい、習慣化するにはどうすればいいんだろう、といろいろ探していたときに行き遭ったのが、ブックデザイナーの井上新八さんでした。noteではしんぱち。さんというお名前で書いていらっしゃいます。

しんぱち。さんは本当に驚異的な数々の習慣を続けていらっしゃる方です。
毎朝空の写真を撮ってインスタに投稿。
ストレッチ。
ジョギング。
一冊本を読む。
筋トレ。
ダンスの練習。
短歌を詠む。
これ以外にもたくさんの毎日のルーティンがあるようですが、それをするのが全く苦にならない、むしろ趣味・継続、と言い切っている方。

私からするとまさに異次元なのですが、文章が読みやすいのでどんどん記事を読んでしまいました。
過去のお仕事のことを見てみると読んだことのある本もいくつもあってまたびっくり。

その井上新八さんが書かれたのがこの本です。

と、ここでAmazonのページを貼ろうと思ったのですがエラーが出たので、興味のある方はしんぱち。さんの固定記事からどうぞ。

習慣化するための具体的な手法はすでにnoteに書いてあることがほとんど。noteに書いてあることのまとめのようなものなのかな。
なので書籍の形で再確認、という内容がほとんどでしたが、私にとって一番刺さったのは、EPILOGUEに書いてあった裏テーマ。

以下、括弧書きは本文からの抜粋です。

「たったひとりで今いる世界を変える」

「人と何かするのが苦手だったり、頼るのが苦手だったり、孤独に不安を感じている人が、生きる希望を自分で見つけていけるような、そんな本を目指した。
 そんなことを言ってくれる本がほしかった。」
「自分だけが、自分の生きる世界を変えてくれる唯一の存在だ。
(中略)
 世界を生きやすい場所に変えようと思うなら、まずは自分からだ。」
「小さなちいさな一歩を積み上げていこう。
 とにかく、誰にでもできることを、誰もやらないくらい続けることだ。」

私はここまで自分の考えていることを突き詰めて文章化したことはないけれど、EPILOGUEに書かれていることはうなずくことがとても多くて、ついマーカーしてしまったところがいくつもあります。

私は結構いい年だけど、それでもまだやってみたいことや足掻きたいことがたくさんあって、だけどそのために何をすればいいか具体的に見えていないこともたくさんあります。
そういうさまざまなことへの向き合い方を、この本ですこし掴んだような気がするのです。

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