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子育て中の夫婦の会話は「ゴール」を目指すな。

日常会話では、オチまで2分ほどのコンパクトトークを心がけていますが、家で夫婦で会話していても、話し始めて30秒で6歳児が何やら叫び出すし、1分もすれば4歳児がキックを入れてくる。オチという「ゴール」までたどり着けずフリだけで終わってしまう成仏できない話が増えましたよ。

なので、今まではフリとオチの落差を大事にしていましたが、(フリさえ十分に仕込めれば、勝手にオチる説)これからは、フリそのものにワクワク感を滲ませないと、というある意味、原点回帰です。プチ脱線、プチ自虐、プチアクションを序盤から惜しまずふんだんに。

名曲はAメロから惹きこまれるし、村上春樹の小説は何ページから読み始めても読めるし、ラスト30秒見逃すな系の映画は大抵残念だし、そう考えるとそもそも、トークの愉快さは、語る人の人柄あってこそですね。

なんてことを6歳児と4歳児に教えてもらいました。真っ裸にウルトラマンお面的な、彼らの「出オチ」感は、時にうんざりしちゃうけど。