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Climate Tech関連の気になった記事を10記事ご紹介

今週はいつもと変わって、僕がClimate Techに関係する記事をキュレーションしてご紹介します。


01:サーキュラーエコノミーにテクノロジーをどう活用するのか?

PwCのサーキュラーエコノミーで、どのようにテクノロジーを活用するのかについてまとめられている記事。僕たちがやっていることのど真ん中。

情報の記録や共有にはデータを軸とした共創エコシステム形成が重要であり、業種の垣根を越えて取り組む必要があるため、多様なステークホルダーの利害関係を調整しながら戦略を進めていくアライアンス人材の巻き込みが不可欠でしょう。

記事から引用

02:ケミカルリサイクルプラスチックのマーケティングを開始


三井化学が、廃プラ分解油によるケミカルリサイクル製品の製造・マーケティング開始しました。ケミカルリサイクルはエネルギー収支とコストが課題だと言われていますが、実際のところどうなのか気になります。しっかりISCC認証についても言及がありますね。

03:ISCC認証に関するスキャンダルニュース

そんなバイオマスや再生素材などがきちんと管理されたものかを認証する国際的な認証制度であるISCCからのスキャンダルニュース。欧州に流通する中国からのバイオディーゼル燃料に不正行為が見られて7社の認証が取り消しに。こういうことが起こるので、原料のトレーサビリティ情報はとても重要ですね。

04:SAFへの本格参入に向けた動き

バイオ燃料の流れでこちら。コスモ石油、日揮HD、レボインターナショナルの3社が、東京都のSAF(Sustainable Aviation Fuel)製造に向けた公募事業に採択されたとのこと。これからSAF市場がさらに激化していきますね。バイオマス燃料のトレーサビリティでぜひpoolと連携したい。

05:プラスチックオーバーシュートデー

プラスチックオーバーシュートデーは、地球がその年1年間に供給できるプラ資源を、人間が使い果たしてしまう日のことで、今年は7/28でした。 日本単独で見ると、11/22。アジアの中では、台湾に続く2位。重要な指標ですね。

06:サーキュラーデザインを取り入れたトヨタ

リサイクルがしやすいようにそもそもの製品設計を考える、サーキュラーデザイン。トヨタも本格的に取り組んでいます。さすがの動きの早さですね。自動車業界はリサイクル材料の活用に対して、法規制などの観点から積極的に対応を進めていますね。

自動車業界では樹脂や電池を中心に、廃車後のリサイクルを目指す動きが進んでいる。ある国内自動車メーカーの技術者は「今後、規制によって、リサイクル材の使用が義務付けられる可能性がある」と話す。

記事より引用

07 : IBMも本格的にCO2可視化ダッシュボードを提供

CO2可視化ダッシュボード領域は、大企業からスタートアップまで、どんどん市場が加熱していますね。僕たちはあくまで一次データを取ることに集中しているので、どこにでも組めるように、API連携&第三者認証を勧めないとですね。

08:プラスチックの革新的なリサイクル技術

ブラジルの技術がどんなものなのか気になります。

Eco Panplasは、エコロジカルな方法でプラスチック容器包装の汚れを取り除き、リサイクルする、技術的なソリューションを開発しました。私たちが開発したエコロジカルな脱脂剤は、水を使うことも、廃棄物を生成することもなく、プラスチック容器包装の油分を取り除くことができます。汚れが取り除かれたプラスチックは、新しい容器の製造などに再利用され、回収した油は販売されます。

記事より引用

09:海水温が史上最高記録を更新

海水温が史上最高記録を更新してしまった。生態系に及ぼす影響も大きそう。マイクロソフトなどが、データサーバーを冷却するために海中に設置するとか言っていたけれど、どうなんだろう?もし設置されているならば、それも温度上昇の理由になると思う。

10:花火大会で大量のごみが発生

最後はこのシーズンだからこその記事を。イベントでは人がたくさん集まるので、局所的にごみが大量発生します。通常のオペレーションではなく、特別な仕組みを準備することが何よりも大切ですね。もちろん一人一人の意識も大切ですが、廃棄物は性悪説で設計するのが大前提ですから。

終わりに

Climate Tech関連の記事は、毎週本当にたくさんの情報がアップデートされます。特に世界の動きはとにかく早い。日々キャッチアップしているものをちょくちょく共有させていただきます。Twitterアカウントではよりタイムリーに共有しているので、ぜひ気になる方はフォローをお願いします!


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