「辺境の路地へ」 上原善広
新しい人と会う機会が多い。
殆どの人が50代(私の倍、生きてる)で、多岐に渡り、知見を教授頂く。
彼等全ての人が輝いて見え、安穏な日々を送るものと信じている。しかし、そういう訳はなく、見難い事を経て(現在も)、過ごしている事に気付かされる。
先日も、商社のマネージャーと話し込んだ。
5人の子と専業主婦に囲まれている。
しかし、奥さんと長く口を効かず、予期せぬ出産もあり、最後の子は已む無い言い様だった。転職も考えている。この会社は入社3年目で、人間関係は思うものではない。業