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こんばんは、
廣木雄一郎です。

ここ最近、よく耳にするようになった「リファラル」という言葉があります。英語では「referral」と書き、日本語で委託、推薦、紹介という意味です。リファラルという言葉だけではあまり馴染みがないかもしれませんが、リファラル採用、リファーラルマーケティングなどは聞いたことがある方もいると思います。

今日は、企業が人材を採用する際の1つの手段としてある、リファラル採用の価値について話していきます。

リファラル採用とは、一言でいうと「社内外の信頼できる人脈を介した、紹介・推薦による採用活動」のことです。

そもそも、一般的に企業の採用手法は、大きく分けると3つあります。

①公募(求人掲載サイト、新聞・雑誌の紙媒体、合同会社説明会・転職フェア・イベント、ハローワーク、自社メディア)
②人材紹介(登録型人材紹介、エグゼクティブサーチ型)
③ダイレクトリクルーティング(ダイレクトリクルーティング、リファラルリクルーティング、ソーシャルリクルーティング)

この3つ目のダイレクトリクルーティング(会社が積極的にほしい求職者・学生を探し出し直接アプローチする採用活動)の中に「リファラル採用」が含まれているのです。

このリファラル採用は、メルカリ、ビズリーチ、サイバーエージェントなどの有名企業が導入し、大きな成果をあげていると言われており、日本でもリファラル採用が積極的に活用されるようになってきていますね。

さて、リファラル採用のメリットですが、いくつか挙げると

①採用コストの大幅な削減
マイナビ「中途採用状況調査2018年度版」では、中途採用にかかる総額費用は、「人材紹介」が466.6万円、「求人広告」が294.2万円です。一方で、リファラル採用の活動費は、3万円~15万円程度と言われます。
②社長と会社に合う人材の採用
③入社後の社員の定着率の向上
④幹部と社員が経営者目線をもつ
⑤チームの心が1つになる

などがあります。メリットがあるということは、もちろんデメリットもセットですが、米国では、GoogleやFacebookなどをはじめとして、多くの大企業が積極的にリファラル採用を行っており、シリコンバレーでは会社の採用人数のうち、50%以上がリファラル採用でないと人事責任者がクビになると言われるくらい、当たり前になっています。

人からの紹介で、価値観の合う人材を採用できるのは、非常に魅力的ですし、やっぱりそのベースになるのは、「人間関係」であると改めて思います。私も人間関係を大切にして、信頼されるような人材となり、顧客や取引先の開拓や採用活動に力を入れていきます。

廣木雄一郎


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