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映画「探偵やついいちろうの音楽フェス殺人事件」の企画書

本日まさにオンラインで今年の「やついフェス」が開催されているが、こんなプロットを作っていたことを思い出した。

確かどこかに提出したと思うが、今となってはどこだったか…笑。

武田鉄矢がそうそうたるミュージシャンに声をかけて作った映画「幕末青春グラフィティRonin坂本龍馬」が頭にあって、あれのやついいちろう版が合ったらウケるかな、って思った記憶がある。

ミュージシャンがばんばん実名で本人登場するのがポイント。

では。以下はプロット。(登場人物は敬称略)

2018年10月ー。
都内某所で開催されるロックフェス「OOEDO ROCKFES 2018」

伝説のグループサウンズミュージシャンであり主催者である
芹澤義一(71)の呼びかけに華々しいアーティストが集結した。

だが、フェス前日の全体リハーサルで事件が起きる。
主催者の芹澤が何者かによって殺害されていた。
 しかも、その手にはある「楽譜」が握られていた。

会場内でスタンバイしていたミュージシャン。その全てが容疑者・・・
 サニーデイサービス・曽我部恵一 
 ノーナリーブス・西寺郷太
 銀杏BOYS・峯田和伸
 IMALU 
 レキシ・池田貴史 
 中村一義
 オカモトズ・ハマオカモト  
 片桐仁 
 いとうせいこう
 筋肉少女帯・大槻ケンヂ

そして芹澤の右手でありフェスのプロデューサーである中山に「フェスが終わるまで事件を表に出したくない」と相談されたのが、フェスでプレイする予定だったDJやついいちろう。

「もし犯人が仲間であるミュージシャンの誰かなら、警察よりも先に見つけて自首させたい・・・」そう考えたやついは極秘裏の内に事件解決を目指すことに。

スタッフや出演者にも「タイムリミットはフェス終了まで。それ以降は警察へ通報となる」と箝口令が敷かれた・・・

   ×   ×   ×

事件発生から1時間後。やついは全員に聞き込みを行う。

「芹澤さんが握っていたこの楽譜に見覚えありませんか?」
だが誰も見覚えが無いという。
そんな中。第2第3の殺人事件が起きてしまう。
  大槻ケンヂがエレキギターで感電死 (死体は銀杏を握っている)
  池田貴史が1トンの荷台に轢かれ、レキシだけに轢死

   ×   ×   ×

一晩中かけたやついの聞き込みも虚しく、翌朝を迎え、フェスの幕は開いた。

すると・・・ある曲が流れる。あの芹澤が握っていた楽譜のメロディーだ。

その曲に合わせ、殺されたはずの芹澤と大槻と池田が登場。

そして、会場の巨大モニターには死体に驚くミュージシャン達のドッキリ映像が流れた。

実は、これは全て芹澤がイベントを盛り上げようと仕組んだもの。池田も大槻も仕掛け人だった。

安堵する一同。

だがステージ裏に下がった芹澤はミュージシャン達のライブを聴きながら、息を引き取っていた・・・。
実は末期のガンで余命1ヶ月を言い渡されていた芹澤は最後の思い出にこんな大仕掛けの馬鹿騒ぎを選んだのだった・・・。

そして、ラブアンドピースなミュージシャンの祭典らしく、誰一人の被害者も出さすにこの奇妙な殺人事件は幕を閉じるのだった・・・。


〜っていう。笑



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