ココロとカラダと腸活
毎週日曜日のAM8:00スタートのウォーキングイベント「SundayWalkingプロジェクト」を豊田スタジアムにて開催しています。
そのウォーキング中に地面にツバメのヒナが２匹ほど落ちて死んでいました。
そのヒナを見て僕はカッコウの習性を思い出しました。
カッコウって他の鳥の巣に自分の卵を紛れ込ませて、その鳥に卵を温めさせる修正があるのをご存知ですか？
しかも他の鳥のヒナよりも成長が早いからグングン大きくなって、巣の持ち主の卵やヒナを下に落として殺してしまうんです。
本来の巣の親鳥は大きく開けたカッコウの口に餌を届けにきます。
自分の子供を殺されているのに口を開けるヒナに餌を与える習性に逆らえずカッコウを育てているのです。
遺伝子レベルで逆らえない習性があって、「何やってんだ！」って思うような事を気が付くこともなくやっているんです。
殺虫灯に飛び込む虫も僕らからしたら「なぜ目の前で死んでる仲間がいるのに近づくの？」と言いたくなるよね？
でも、習性なんです。
人にももしかしたらこう言う習性があって、他の動物からしたら「人間って単純だよな」って思われてる事があるかもしれないって、歩きながら思ったんだ。
それにはホルモンや自律神経系の働きによるもの、遺伝子レベルでのなどが関わってるんだろう。
以前に寄生虫に行動をコントロールされるカマキリの話をしましたが、僕らが気がつかずに他の生物たちにコントロールされていることがあるかもしれません。
そもそも僕らのカラダってどこからどこまでが僕らのものなのか？
カラダの中のいたる所にウイルスや細菌、共生している他の微生物などが存在していて、僕ら本来の遺伝子なんてそれらに比べたらかなり少ない。
腸の状態が悪いと多幸感がなくなり、怒りやすくなったり、悲しくなったり、鬱になったりするのは腸内細菌たちに様々な機能をコントロールされているからです。
腸が元気でないとココロも元気でなくなるんです。
そして自分では思ってもいない考えや行動を無意識で選択してしまうんです。
ちょっとしたことで人を叱咤する人。
噂話や陰口の大好きな人。
自分の思い通りにならないとキレる人。
怒りの感情が日々溢れている人。
ちょっとした周りの言動で落ち込んでしまう人。
そんな人が増えてしまって生きにくい時代になっています。
そもそも自分のその言動が不快感を与えてしまうことも気が付いていないので仕方ないのかもしれません。
そういう人を避けたり罵ることも同じ穴の狢です。
共生している細菌たちに目を向けると、この現状を打開できるヒントがあるかもしれません。
僕は腸活はカラダにとって良いことと伝える以外に、ココロの健康を維持するために取り入れてほしいと思っています。
だってみんな仲良くいる方が楽しいじゃん。
同じ地球に住んでるのに罵ったり、喧嘩したり、戦争したりしてるのって寂しすぎるよ。
小さな教室の中でも、会社の中でも、地域の中でも、出会えたことに感謝できる関係性がいいな。
それにはカラダの中にいる他の微生物たちを大切に扱うこと。
簡単にいえば、腸内環境を良くすることを意識して自分の中の生態系を整えていこうよ。
腸活はココロとカラダを健全にします。
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