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「顧客」と「ファン」

こんにちは。

noteを書くときはいつも突発的に書き始めます。
このnoteは下記のYouTubeを聞いて突発的に書いています。
私自身、自分を売る商売をしているのでこのYouTubeはとてもためになる内容でした。全てのマネタイズは結論「自分を売る」に集約されると思っていて、どこかの企業に勤めていて「自分の時間を企業に売る」で生活している人も「自分を売る」ことができた方が良い時代に突入しているのは肌感覚で少しは理解できる世の中になった(なってしまった?)かと思います。
先日行ったNIKE SNKRS WEEKSのまとめと振り返りを兼ねてここにまとめようと思います。


・顧客とは。

この動画でも触れていますが、私が思っている「顧客」と彼の言う顧客はほぼほぼ一緒です。結論を言うと私が思う顧客は「私のサービスや商品を買ってくれる人」です。なので顧客さんにとっては「サービスや商品」が重要です。私以外の人が私が提供しているサービスや商品を作ることができれば顧客さんは私のところではなくそっちで買います。そっちの方が安かったり、24時間買えたり、買える場所へのアクセスが良かったりすると完全にそっちで買います。違う言い方をすると「自分にとって便利な方」で買います。私が作る服が近くのコンビニに売っていればコンビニで買います。自販機に売っていれば自販機で買います。これはこれで良いことです。


・ファンとは。

ではファンとは?彼と私が思うところのファンは完全に同じで、ファンは「私からサービスや商品を買いたい人」です。こうなってくると私にとってかなりのメリットがあり、私が提供するサービスや商品が例えばどこでも買える服(ユニクロとか)であっても、ファンはわざわざ私から買ってくれます。しかも少々値段が上乗せされていても、買うのに少し不便でも私から買ってくれます。買う人にとっての価値が「私が提供しているサービスや商品」ではなく「私」にあります。これが顧客さんとは決定的に違う点です。


・NIKE SNKRS WEEKS

10/24から11/3まで、長崎の空港がある大村という街にある取引先のセレクトショップにて私がセレクト、買い付けをしたナイキのスニーカーを販売するイベントを行いました。このイベントは俗に言う「スニーカー好き」なスニーカーフリーク(ナイキのファン)をターゲットにしたイベントではなく「ナイキが欲しいけど直営店とか行くのいんどい」とか「何を買っていいかわからない」人(顧客)向けのイベントです。ナイキを詳しく知らない人の為に結構レアなスニーカーや私がお勧めしたいラインナップを揃えて、みんなナイキを買って、街中で履いて、良いナイキのスニーカーを地方の長崎でも民主化する為に行っています。※その他の詳しいコンセプトなどはこちらをご覧ください。

全部で約60足ほど用意し、インスタのDMで販売した数を含めると約45足ほど販売しました。そんなに安価な販売価格は設定していなかったので(1足2万円前後です)それなりの売上が立ちました。スニーカーに付随してnancoiやNOT APARTMENTのウェアなどの売上もしっかり立って本当に嬉しい限りです。


・初日の売上

10日間のイベントを通じて私たちが在店した初日の売上があからさまに高かったことに気がつきました。初日に約30足の購入があり、この点から「私からナイキを買いたい人がいる」という事がハッキリ分かりました。
このイベントをやる前からインスタのDMで「これ欲しいー」とDMをくれる人も多かったです。しかもそのDMをくれる人は結構東京の人が多く、東京にはナイキの直営店やNikeLab MA5、DSMGがあるので結構簡単に良いモデルを買う事ができますが「いやー岩佐君が選んだやつがいいのよー」なんて言ってくれたりします。ホント不思議ですw
値段も気にしていない様子で、その点からも私のセレクトや商売スタイルがある程度信用されていると感じています。


・私もファンになりたい。

私はどこの顧客か?考えたときに
・無印良品
・COMME des GARCONS
・NIKE
・HAY
・arflex
・CITERA
・Fragment Design
・retaW
などなどが挙がります。

私は誰のファンか?と考えたときに
数人は思い浮かびます。その浮かび上がった人たちは自分で商売をしていて、私が対価を払う事ができます。その人たちのビジネスの形が変わっても私は変わらずお金を払い続けます。ファンだからです。その人に金を払いたいんです。

私たちにはファンがいます。
私はその私たちのファンのファンになりたいです。
なので私たちのファンには、大事なので何度も言いますが私たちが対価を払えるように副業でもなんでもいいのでとにかく商売やオンラインショップを初めて私たちがお金を払えるようにしてほしいです。商品やサービスはなんでもいいです。とにかくファンであるあなたに金を払いたい。

私は数社の株主ですが、その会社のファンではありません。
自分の中で「顧客」「株主」「ファン」を明確に定義してそれぞれに合った接し方でこれからも接していきたいと思っています。

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