『あなたが世界を変える日 12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ』
1992年6月11日、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国連の地球環境サミットで、当時12歳の少女がスピーチをしたのをご存じでしょうか?
セヴァン・カリス・スズキ
彼女は、何を伝えたのか。
私たちは、何を考えなければならないのか。
一緒に学びましょう!💪
30年前の話
結構昔ですね。
Wikipediaによると、セヴァンさんは1979年生まれの42歳(本記事投稿時)。なんと私と同い年です!しかも誕生日まで近い😲
私が12歳のときは…
TVゲームばっかりやっていましたね💦
比べちゃいけないとは思いつつ、比べちゃいますよね。
彼女が伝えたこと
私たち 一人ひとりの力が 世界を変えていける
世界を変えるのは 私たちだ
彼女自身がそれを実践し、見せてくれました。
彼女は、サミットに招待されて行ったわけではありません。
お金を貯めて、会場にブースを借りて環境問題についてうったえかけていました。最終日にスピーチができたのはチャンスをつかんだからです。
「世界を変える」という思いで行動した結果、チャンスを得ることができたのです。
未来の子どもたちのために
「おいおい、こんな地球にしちゃって!
おじいちゃんたち何やってたんだよ!」
将来、孫からそんなふうに言われたくないですよね。
大人になって、子どももできて、少しは「未来の子どもたちのため」という言葉が身に染みるようになりました。
でも彼女は、自分が子どものときすでに、未来の子どもたちのことを考えていたのです。
地球規模の当事者意識
会社の中でも、「当事者意識が大事」ってよく言われますよね。
この本で問われているのは、チームや会社や国なんて規模ではありません。地球規模の当事者意識です。
マイボトルなどの脱プラスチック活動も身近になってきました。
でも、
それが あなたにできる最大限なの?
見て見ぬふりをしていること あるよね?
そんな言葉がどこからともなく聞こえてくる気がします。
幸せって? 豊かさって?
ものがたくさんあることが幸せではない
最近ではもう、当たり前の概念のように思われます。
彼女はずっと前に気がついていました。
「なんだかんだで、いまが幸せなんだよなぁ、たぶん」
なんて、わかった気になって、それ以上幸せについて深く考えない思考停止な自分がいます。
「幸せってなに?」
をもっともっと、深く考えてみませんか?
変化
私が大事にしている価値観の一つが「変化」です。
「変化の時代」だとか「VUCAの時代」だとか、そんな時代の中で「変化に強い人間になろう」だとか、よく聞きますね。
あ~、私の求めている時代だなー、とよろこんでいたのですが、
最近、ふと気がついたのです。
それって、受け身の変化じゃないの?
それが私の求める「変化」だったの?
「世界を変える」だなんて、会社も変えられない人間がそんなことできるわけない。と、自分をおさえつける。
ほんとうにそうだろうか?
会社は変えられなくても世界は変えられる。それを本書が教えてくれたような気がします。
まとめ
70ページもない本書。すごく薄いです。ですが、
伝えていることがシンプルなだけに、世界や幸せについて深く考えなくてはいけない気になってきます。
受け身ではなく
自分が
世界を変えよう
世界をつくろう
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2022/09/07-2022/09/09
初版発行 2003/07/15
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