『55歳からのリアルな働き方』
私は今年で45歳です。55歳は10年後です。
だから予習する。
やれることはいまからやる。
一緒に学びましょう!💪
55歳と言えば?
そう、「役職定年」です。(※会社によります)
多くのかたにとって、「あ、定年後どうしよう…」と真剣に考えるきっかけになるようですね。
ですが、
それでも定年後の準備をしない人は4割もいるそうなので、びっくりです。
私の亡くなった父も「準備をしない人」でした。仕事人間だったので。
私が早め早めに準備をしようと思うのも、ある意味、そんな父を反面教師にしている部分があります。
長く生きたからこそもっている「強み」!
最近よくある『○○歳からの△△』的な本は、○○歳よりもっと離れた年齢でも参考にある部分はあるかと思います。
なのですが、本書については20代では参考になりません。個人的な感覚ですが、30代後半~55歳がターゲットと見ています。なぜなら、若者にはない
長く生きたからこそもっている「強み」の話だから
です。
で、その「強み」ってなによ? というと、
「経験知」
経験「値」じゃないですよ? 「知」です。ナレッジです。
でも、
「社内で、その経験知をつかって活躍している人って、見かけませんよ?」って思うかたが多いと思います。
それもそのはずです。なぜなら、
「自分の経験知を表現できていない人があまりにも多い」
「眠ったままにしている」
からです。もったいないですね。
「そう言われても、私には何もないです」と言われるかたが多いと思います。が、
そんなことはないのです!
本書の事例を知り、ワークを活用する!
本書の特徴として、「実際の事例がたくさんある」という点があげられます。
前述の「私には何もない」という人の事例も出てきます。掘り起こしてみるとちゃんと経験知をもっています。
あと、ワークもしっかりしている印象です。
よく、「この質問に答えるだけでOK」という本がありますが、「どう答えたらいいかわからない」ということがありませんか?
本書の場合は、身近な印象の回答例もあるので参考なると思います。読んでみると、「あ、そんなことでいいのか」と気づくはずです。
とにかく、大事なのは「自分の棚卸し」です。本書のワークを活用して、とりあえずやってみましょう!
せっかく棚卸ししたのであれば、そのまま転職サイトに登録しちゃうのもアリだと思います。
転職活動は、さらに自分を深掘りするよい経験になります。実際、私もよい経験になりました。
改めて↑の記事を読み返すと「経験が問われた」と書いており、自分の経験知の棚卸しと、企業とのマッチングが大事なことがわかります。
新しいキャリアをつくる4つのSTEP
本書が提案している「自分の経験知を、未来のキャリアに変える4つのSTEP」を紹介します。
まずは4つのSTEPの全体像です。
STEP1 経験知の見える化&分解
STEP1は、自分の経験知の棚卸しですね。
の3つをワークをつかいながら棚卸しします。
どの部門にも転用できるメタスキルに注目(抽象化)することが大事です。
私の場合、転職活動などもしていたのである程度はやっているのですが、本書のワークで改めて棚卸ししておこうと思っています。
STEP2 キャリア戦略
キャリア戦略として、業種と職種の2軸で4つの領域にわけて、どこを目指していくかを選択します。
「ありたい姿」を描き、「現状」との比較をし、そのギャップを埋めるために何をすればいいか? そこも本書で行動のヒントが得られます。
私は、断然「キャリアチャレンジ」です。
「猫のいる学びの場」をつくろうとしていますので、現状の製造業技術者とはまったく異なるものになります。とはいえ、
現状の強みを活かしたもの(例えば、電子工作&プログラミング教室)はできますのでその辺は棚卸しをしつつアイデア出しをしたいですね。
STEP3 収入戦略
本書では、「現在の年収に対してどのくらいの収入を目指していくか?」を4つの収入ゾーンにわけて、それぞれの戦略を解説しています。
私はまったく別の方向性の戦略を考えています。いつになるか明言できませんが、将来、別の記事で紹介したいです。
STEP4 出口戦略
どんな出口戦略があるのか気になりますね! 本書では7つの出口戦略が紹介されています。
この4つはわかりやすいですね。残りの3つは、特別番外編として紹介されていますので本書でご確認ください。
それぞれの戦略について、「具体的に何をすればいいの?」「その戦略を選んだ人の事例」も学べるので参考になりますよ。
私は、「起業する」を選択します!
「副業する」を経由したいところですが、タイミング次第ですね。
私の場合、キャリアチャレンジ×起業なので、いばらの道です。でも、だからこそワクワクしちゃいます(笑)
まとめ
30代後半~55歳のみなさん! 本書は、みなさんに勇気をあたえます。
なぜなら、みなさんにしかない「経験知」という強みをつかって新しいキャリアをつくっていくための本だからです。
「55歳からの人生は、まさに二毛作の世界観」だと著者の田原先生はおっしゃっています。でも、55歳より早く行動してもOK!
自分の経験の棚卸し、してますか?
ぜひ本書を読みつつ、ワークで棚卸しをしてみてください。勢い余って転職サイトに登録するものありよりのアリ!
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
きしゃこく先生にまたまたご紹介いただきました。
いつもありがとうございます😊
読書期間 2024/03/11-2024/03/16
初版発行 2024/03/04
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<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。