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『世界一やさしい株の教科書1年生』

今年は投資で儲けるぞー!
と思って購入した本の中の1冊です。

タイトル通り初心者向けです。再入門にもよく、何度読んでも新しい気づきがある本だとされています。

一緒に学びましょう!💪


本書の特徴と目的

①初心者に、本当に必要なものだけを提供する。
再現性のある理論を実践できるようになる。
③限られた時間で利益につながる銘柄を効率的に分析できるようになる。

「再現性」


というキーワードが非常に大事
です。

「なんだかわからないけど、とりあえず儲かった。」
「今回はよくわからず損をしたけど、次はたぶん勝てる。」

ではいけません。
勝っても負けても再現できる。それが利益につながるのです。


株式投資で得られるもの

株式投資で得られる直接的なものとして、

 ①売却益
 ②配当金
 ③株主優待

があります。本来はこの直接的な利益が目的ですよね。超重要です。
ですが、私は次の間接的な部分に注目しました。

株式投資で得られる間接的なものとして、

 ①関心分野の広がり(アンテナの拡張)
 ②世界経済への関心の広がり

があります。これって学びの広がりです。学べてお金も稼げるなんてすごい!学び好きには投資が合っているのでは?と思いました。


株価ってどうやって決まるの?

株価を上下させるのは投資家心理です。だから難しいのですよね。
図は上がるときを表現しましたが、下がるときも同じです。


常識というワナ

株式投資をする際は、常識をいったん捨てて学び直す必要があります。

 ワナ1:買う銘柄さえわかればよいと思っている。

 ワナ2:儲かっている会社だから株価も上がると思っている。

 ワナ3:安くなったら買って、高くなったら売ればよいと思っている。

業績のよい○○会社の株を買っておけば必ず儲かる…そんなことはないのです。株価を上下させる要因は何でしたか?→投資家心理です。

特にワナ3は「え?それは間違いないでしょ?」と思う人が多いと思います。どゆこと?と思ったら学びのチャンス是非学んでみてください


投資で利益を得る3ポイント

株式投資では、ファンダメンタル分析テクニカル分析という2つの分析手法をつかいます。本書では両方大事だとされています。

ちなみに、一番難しいのは③正しいタイミングで売るです。プラスだったのがあっという間にマイナスになりますからね…とほほ


ブレーキを学ぶ

車であれば、アクセルの前にブレーキを学びます。株式投資も同じです。利益を得る戦略の前に損失への対処方法をしっかり身につけましょう


コントロールできることに集中する

私のような一般人では、株価そのものをコントロールすることはできません。でも、誰でもコントロールできることはあります。

1件1件の投資すべてを損失ゼロにするのは無理だと思ってください。コントロールできることに集中し、トータルで利益が出ればOKなのです。

そのために、具体的には何をすればよいか?

学んで、実践を繰り返す


もう少しつっこんで話すとすれば、

 ①損切り上手を目指す
 ②逆指値注文による自動的な損切りを身につける
 ③得意とする2、3個の指標をマスターする

などが本書で紹介されています。


ランキング

株式に関するランキングはたくさんあります。例えば、↓のリンク先の左側のメニューにいろんなランキングが並んでいます。

出来高、配当利回り(会社予想)、低PBR(実績)、ROE、低かい離率(75日・マイナス)、などなど

ちなみに、本書で紹介されている手法による投資先は「低かい離率(75日・マイナス)」ランキングから探すのが近道です。

自分好みのランキングを見つけるのも株式投資の楽しみの一つです。そう、

楽しむ


ことが大事なのです。


まとめ

いくら教科書とはいえ、すべてを鵜呑みにしてはいけないと思います。自分で考えて「ほんとうにそうか?」を実践して確認したいですね。

私はすでに株式投資をはじめているので、実際に「おや?これはちょっと違うのではないかな?」と思うところもありました。

教科書を学ぶメリットとして、次に目指すべき道筋が見えてくることがあげられます。私の場合、「得意指標をマスターしよう!」が見えてきました。

株式投資で学びを広げる

再現性を身につける

楽しむことが大事


本日の学びはここまで。また来てください。👋


読書期間 2022/02/07-2022/02/20
初版発行 2014/12/31

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