ひろあ

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元教師で現役の塾の講師です。発達障害についての情報を発信していきます!発達障害に関する本はもちろん、食事、睡眠、親子関係、子どもの発達に関する本はたくさん読みました。まだまだ、少数だと思いますが、発達障害はなんとかなる!と信じて、活動しています。noteでは勉強の話が主。

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発達障害のお子さんの成績アップのサポートをしています。 公式サイト:https://www.cocoronohanashi.net/ ブログ:https://ameblo.jp/hiroahattatsu/

    • 学校の先生に聞いたちょっと学校の先生の人事に関する話。

      学校の先生に聞いたちょっと学校の先生の人事に関する話。 私は学校の役割というのは、 特に、公立の学校の役割にはこういうものがあると思います。 どんな子も学校をできるだけ卒業させて、 社会に出るスタートラインをつくってあげることです。 塾に行かせてもらえる。 成績を気にしてもらえる。 毎日普通に学校に行けるように支えてくれている。 これって、当たり前の人には当たり前のことなんですが、 残念ながらそうではないご家庭もあります。 そして、そういうご家庭のお子さんでも、 で

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      • 学校でトラブルに会いやすいお子さんの親のよく言う言葉

        お子さんが学校でいじめられる。トラブルにあう。 親御さんにとっては自分のこと以上につらいことだと思います。 私は学校、あるいは、塾という現場でたくさんの親子と接してきました。 そこで、学校でトラブルにあいやすかったり、いじめにあいやすいお子さんには共通していることがあります。 それは親御さんの何気ない言葉、なんです。 塾に通うことになると月曜日と木曜日の19時からというように、時間を指定しますよね。 でも、もちろん、用事や冠婚葬祭などで予定を変更する場合が出てきま

        • 塾に友達と行くメリット・デメリット

          塾に友達と行きたいっていう中学生は少なくありません。 だけど、親御さんはよくよく注意してあげてください。 お互い高めあってくれる友達もいます。 あと、1時間は塾で勉強しよーぜっていう感じの友達。 それとは反対に、すぐにしゃべってしまったり、ちょっと塾の先生に怒られたら塾から帰ろうとして、1人で帰ればいいのに友達を誘うという子もいます。(そして、こういったお子さんの場合、目に余るようなら塾は退塾を塾からうながします。) もしも、良くないなと思ったら、親御さんから友達と

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          休むのもセンスのうち。

          多くの都道府県では、高校入試の私立高校入試が終わったころではないでしょうか? 私がここでちょっと心配になる生徒さんの特徴をひとつ書きますね。 私立高校入試が終わったのに、塾に来る。 朝から普段行かない学校、知らない人たち、緊張する試験を受けたわけです。 そんな日はしっかり休まないといけません。 こういう日は興奮しているので、思った以上に疲れは感じませんが、それは感じていないだけで確実に疲労はあります。 本当に賢い子たちは、こういう日は休みます。 休まないといけな

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          塾の本音~公立高校に行ってほしい理由。

          今日は塾の本音の話です。 塾としては公立高校受験のほうが嬉しいんです。 なぜなら、世間的にまだまだ私立高校<公立高校の関係ですから、名前の知られている公立高校に行かせられたら塾の宣伝になります。 それ以上に、中学3年生の冬期講習の費用が大きい。 現在、中学3年生の冬期講習の費用って平均すると10万円超えると思います。 でも、私立高校専願の人って、もう私立でいいやっていう方がどうしても多くなるので10万も払わないですし、場合によっては冬期講習自体やらないってなります。

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          元教師だからわかる公立の中学校では成績の良くないお子さんが必要な理由。

          私は4年ほどですが、公立~私立の教師をしていたことがあります。 私の時代くらいまでは小学校では新しい単元は全員ができるのが当たり前、100点くらいを取れるのが当たり前、という感じでした。 しかし、中学校に入った途端にそうではなくなり、テストの平均点は60点くらいとなり、5段階で1~5がつくいろんな人がいるのが当たり前になりました。 ですが、これってちょっと変なんですよね。 無理やり全員に100点を取らせるのは不自然ですが、本来、きちんと授業がなされその時間内に子どもた

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          公立中学の気になる点~できないことが感染する~

          公立中学で私が気になっているのが、教育感度の低い学校の場合、お子さんたちの「できない」が学年が変わっても一緒ということ。 たとえば、塾の講師が説明を始めると眠くなってしまうというお子さんたちは同じ学校ですし、数学の公式などをすぐに忘れてしまうというのも学校で特徴が出ます。 公立中学なのでそれなりに先生は異動しているのですが、「できない」特徴が違う世代にも感染しているのは気になるところです。 特に、中学生のような多感な時期は良い面よりも悪い面のほうが伝わりやすいように思う

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          できることが増えれば脳は成長するという当たり前の話

          こんな研究がありました。 グーグル翻訳すると、こうなります。 「結果は、運動訓練グループが事後試験または追跡調査のいずれかで社会的行動を著しく改善したことを示した。」 とあります。 ASDの方が運動訓練を行うと社会的行動に改善が見られたということです。 脳の構造のことをある程度調べれば、脳というのはあることを鍛えればその周辺の脳も影響を受けて活性化するようです。 運動の中身は詳しくわかりませんが、いろんな運動によってできることが増えれば、脳は成長し、さらにできるこ

          できることが増えれば脳は成長するという当たり前の話

          成績を上げるために必要なこと。

          塾に来る親御さんやお子さんをたくさん見てきて思うことがあります。 お子さんの成績を上げるうえで一番大切なことは方法論ではありません。 確かに、○○メソッドというのは効果があります。 勉強はその量にともなって実力があがりますから、反復させるメソッドは効果が出るでしょう。 だから、みんなここばかり見ます。 でも、一番大事なことはお子さんの身体です。 成績を上げたければ、お子さんの食事を見直すこと。 これが最も効果的です。 そして、もう1つ大事なことが、学ぶ場所を考

          成績を上げるために必要なこと。

          ほどよく諦め、ほどよく捨てられる子が伸びる。

          勉強はセンスだなと思うことがあります。 ここでのセンスは、ある問題があってその問題の解き方をピーンとひらめく!という意味ではありません。 勉強のセンスっていうのは、いい意味でいい加減になれる、ということです。 たとえば、中学の理科だと食物連鎖、中学の数学だと標本調査。 これらはあまり高校入試で出ません。 理由はいろいろなんですが、だいたい教科書の後半にあり、ここまで学校の授業がたどり着いていることがあんまりないっていうことだと思います。 たとえば、自分が受ける高校

          ほどよく諦め、ほどよく捨てられる子が伸びる。

          お子さんの成績を上げたいなら絶対に考えないといけないこと。

          それは日々の食事です。 まだまだ、良い塾に出会えれば、お子さんの成績は上がると思っている方がいます。 それはそうなんですが、それだけでは限界があります。 勉強を続けるには体力がいります。 勉強はそれなりにストレスですから、それをし続けるには体力と気力両方いります。 その力を、その力の土台をつくるのは日々のお子さんの食事です。 ここを考えない限り、お子さんの学力を伸ばしていくことは不可能になっていきます。 逆に言えば、食事を変えれば、お子さんが変わっていくことは十

          お子さんの成績を上げたいなら絶対に考えないといけないこと。

          将来、どこかでつまづくお子さんの特徴。

          そういえば、と、アルバイトの塾講師の大学生たちと話していてなんとなくベテランの子たちの認識です。 高校受験はなんとかなっても、大学受験で躓くお子さんの特徴。 人がご飯を食べている時に話しかけてくる。 です。 もちろん、20分も、30分もかけて食べたりしません。 隙を見つけてご飯を食べるわけですが、その5分、10分になぜか話かけてくる、質問にくるお子さんっているんですよね。 ほかに時間はあっただろ!と。 そういうお子さんはほんと大事なときにポカをしちゃうことが多い

          将来、どこかでつまづくお子さんの特徴。

          公立高校と私立高校の受験に対する違い。

          私の現場での体験ですのですべてに当てはまるわけではありません。 高校2年生、春から、高校3年生のお子さんたちからの問い合わせが増えてきました。 中には私の塾にいて高校受験では私立高校の特進コースにいたお子さんもいます。 彼らの話を聞くと、公立高校と私立高校でもかなり違うなと思います。 公立高校のお子さんたち、それなりに頭の良い学校のお子さんたちは、大学受験についてほとんど知りませんでした。 英検でもめていたことすらも知らない子がほとんど。 それに対して私立高校のお

          公立高校と私立高校の受験に対する違い。

          成績が伸びない中学生の日頃の行動

          長い間、塾の世界で子どもたちを見ていると、ひとりひとり個性は違いますが同じような特徴があったり、同じような行動をしたりするなぁと思うことがあります。 たとえば、成績が伸びない中学生の行動にはひとつの共通するパターンがあります。 それは、誰かが質問すると、自分も質問したくなるという衝動を抑えられない、です。 質問があまり必要ない教科やテスト前勉強ってありますよね。 あとはひたすら暗記するだけ、問題を解くだけ、みたいな状態です。 ある男の子は、誰かが塾の講師に質問をする

          成績が伸びない中学生の日頃の行動

          手のかからない良い子を子どもに演じさせていませんか?

          私は塾の講師・教室長という立場からたくさんのお子さんを見てきました。 そこには定期テストしかできないお子さんというのがけっこういました。 定期テストは良く取れますが、実力テストや模試はそこそこ。 こういったお子さんたちは賢いというよりも、親御さんがほめてくれるということを目的として生きてしまっています。 何が大変かと言うと、問題にアタックする気合が足りないんです。 すぐに大人に解答を聞きに来ます。 だけど、いくら解き方を聞いても、自分で考えてアプローチしなければ本

          手のかからない良い子を子どもに演じさせていませんか?