できることが増えれば脳は成長するという当たり前の話
こんな研究がありました。
グーグル翻訳すると、こうなります。
「結果は、運動訓練グループが事後試験または追跡調査のいずれかで社会的行動を著しく改善したことを示した。」
とあります。
ASDの方が運動訓練を行うと社会的行動に改善が見られたということです。
脳の構造のことをある程度調べれば、脳というのはあることを鍛えればその周辺の脳も影響を受けて活性化するようです。
運動の中身は詳しくわかりませんが、いろんな運動によってできることが増えれば、脳は成長し、さらにできることが増えるでしょう。
藤川徳美先生たちによって食事の改善が発達障害の改善になることが知られるようになりました。
これも、質的な栄養の不足から本人やまわりが気づくことなくできることが少なかったのでしょう。
栄養が満たされて心身ともに元気になり、いろんなことができるようになれば、その刺激で脳は活性化され「できること」が増えていくと思います。
茂木健一郎さんの子育ての本によれば、コミュニケーション能力というのは、人間としての総合能力によると書かれれています。
いろんな場所に行き、
いろんなことを感じ、
いろんな人々に触れたり、いろんな経験をする。
この積み重ねが結局、その人のコミュニケーション能力として表に出てくるのでしょう。
だとすれば、上記の研究もそうなるのがわかります。
できることが増えれば、「できること」が増えるんです。
その積み重ねが人間としての厚みをつくってくれるんです。
このことは頭に入れておきたいですね。
お子さんの成績を上げるうえでも役に立ちます。
できることを1つずつ増やしていく。
この積み重ねが大きな差になっていきます。
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