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転職して1年が経ったので、社会人振り返ってみた

はじめまして。yokoyamaです。

人生初の転職をして2月で約1年が経ちました。色々見えてきたのと、就活の時や新卒の時に思ってたことや考え方を忘れかけてるなと思い、noteにまとめてみました。

⓪学生

社会人を考える前に、自分の基盤を作った部分でもある学生時代を振り返りたいと思う。

▪️中学・高校
中高一貫校の私立に入り、いわゆるスポーツ校で部活漬けの日々を過ごした。めちゃめちゃ部活をしたかった訳ではなかったけど、結果的にこの学校に入ることになり、週7日部活で(本当は国的にダメらしい)、夏休みも3日くらいしかなかった。でも辛さは特になかった。(強いていうなら、当時シャイでお真面目ちゃんだった自分が、中2で思春期ど真ん中の男女80人くらいの部長になった時は、顧問↔︎生徒+男↔︎女の間に入ってコントロールしなければいけなかったのは辛かった。辛かった、、)

でも、みんなで死ぬほど走って、練習試合しに電車乗って他校に行って、理不尽に怒られて帰りに愚痴って、部活後にマック行ってお喋りして、っていうのが何なら楽しかった。テニスも好きだったし仲間も好きだった。「無我夢中」ってあれのことだったと思う。そして確実に「忍耐力と根性と体力」は中高で身に付いたと思う。学校自体、根性の学校だったし。

▪️大学
大学は一変して、サークル一色。遊びに一生懸命だったと思う。ここでお酒の楽しさや男女関係の楽しさ難しさ、お金を得ること、自立して暮らすこと、など、社会を学んだ。
でも何より「自身」をくれたのが大学生活だったと思う。中高は勉強も部活も成績で見られていた中で、特別勉強できた訳でもないし、部活もそこそこ(てか、周りが凄すぎる)っていうので、自分に自信をつけることが出来なかった。そんな中、サークルは先輩後輩も優しくて、自分のテニスを褒めてくれる。成績も単位落とさなければGood、と行った感じだったので、なぜか「出来る人」っていう印象が付いてたのかな?と。結果、ちょうどよく鼻が伸びて、自分に自信がついて意見とかも積極的に言えるようになったし、挑戦する気持ちが付いたと思う。

①就活

上記の通りのほほーんと大学生活を過ごしたので、特にインターンだったりで会社というものを経験していなかった。ましてや考えてもいなかったので、言ってしまえば「時期が来た」といった感じで就活が始まった。何をしたいか?を考えても何もなかったくらいだった。

ただ結果的に「就活は成功だった」と、いま振り返るとそう思える。それはよくよく考えることが癖だったからこそ、成功したんだと思う。

▪️自分を知る
まずは「何に興味があるか」「どうなってたいか」をまず考えた。
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<何に興味があるか>
・人間観察
・相手の心理を察すること

<どうなってたいか>
・世の中にいい影響を与えている
・30歳までに年収1000万円
・仕事も休日も楽しんでる
・若い時からバリバリに活躍して、仕事を楽しんでいる
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その結果、人間観察や心理的な部分で「マーケティング」、どうなっていたいかで「ベンチャーや中小企業」などのキーワードが出てきた。

▪️就活の軸決め
次に、上記の内容をドリルダウンすることで就活の軸が出来た。
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【就活の軸】
・マーケティング企業
・市場も会社も伸びていること
 └自分が120%成長しても会社や市場が伸びないと市場価値が上がらない
・企業規模は小さすぎず大きすぎず
 └経験が0だったので「体制もありつつ、かつ埋もれないように」
・10年以上続いている会社 ※95%の会社が10年以内に潰れてるらしい
 └入ってすぐに会社潰れてしまっても困るので
・年功序列や男女差の無い会社
 └肩書き(学歴など)や偏見で差別がない(≒実力主義)
・若手にも大きい裁量をもらえる会社
 └若いうちからバリバリ仕事したい
・面接で会う人が若い人(白髪のおじいちゃんじゃない)
 └「面接に出る人=活躍してる人」というイメージだったので
・嘘をついて就活をしない
 └キャラとか考えに嘘ついて内定もらっても、入ってから大変そうなのでーーーーーーーーー

就活の軸に従った結果、十数社くらいしか受けなかった。でも行きたい企業では最終くらいまで進むことができて、経験として受けてみた大手企業や金融系の企業では、1次2次くらいであっさり落ちたので、ある意味効率的に就活は進めることができたと思う。(人事の人ってすごい)

結果的にweb広告企業で考えて、面接いただいた方が面白かったし、将来なりたい像の可能性が見えたので、株式会社デジタルガレージで働くことを選んだ。

②デジタルガレージ(1社目)

デジタルガレージではマーケティングの部門でwebマーケティングの営業として働いた。
数少ない新卒ということもあって本当に面倒を見ていただいたし、言い方正しいかわからないが、本当に可愛がっていただいた。社会人としての基礎とマーケティングの面白さ、働くことの楽しさ、社会人の楽しさ、など、挙げたらきりが無いくらい多くの学びと経験をさせていただいた。
(とてもいい会社なので、興味あればお声がけください!笑)

▪️社会人の基礎

営業という役割であったものの、マーケティングの営業は「売る実物が無い」のでコンサルティング営業(BtoB)といったことになる。なので企業のマーケティング担当者へコンサルティングするとなると、若造に出来るものなのか、というので不安が大きかった。が、結果できた。

それは知識や経験が無いから不安だっただけで、結局何年目になっても「顧客のために、いま出来ることをすること」が基礎であって社会人としての全てだと思う。知識や経験は後からついてくる。
あとはIT業界であっても、結局ビジネスは「人と人」なので、キャラクターや姿勢、気持ちというのは凄く大事で、評価してもらえる部分。
※なのでビジネスマナーっていうのは「マイナスを作らない」っていう部分で大事になるので怠ってはいけない。

▪️働くことの楽しさ、社会人の楽しさ
学生の時は、「社会人=5日間一生懸命に、2日間の休みを楽しみにしながら働く」みたいなイメージがあった。ただ先輩方の姿を見て「仕事する週5が楽しければ、週7楽しい」っていう無敵な考えを持つことができた。
結果的に自分は「マーケティングって面白い」と思えたことで、働くことを楽しむことができたし、よりマーケティングを知りたいということから転職という決断もした。(転職の背景はまた別でまとめたいと思うので、ここでは割愛)

そしてもう一つ、飲み会という文化は社会人の醍醐味で好きな部分だった。

職場が恵比寿だったこともあり、よく飲みに誘っていただいたのだが、次の日仕事でも月曜日でも「朝まで飲みに行く」っていう、ちょっと変わった先輩方だった。
最初は気を気を遣いまくってたこともあり、正直しんどかった。でも慣れてくると、その飲みの場でしか聞けない話があったりとても楽しかった。くだらない話だけじゃ無くて、真面目な話や、会社をこうしていきたいっていう本音をしてる姿を見て「こういう大人になりたい」って思えた。
次の日12時出社したり、アポ中ずっとポカリ飲んでる姿を見て、新卒の自分にはかなりの衝撃でした。笑

▪️マーケティングの面白さ
今もこれからも、自分の社会人生活は「マーケティング」に携っていくと思う。そう思うくらいにマーケティングへの興味関心が高くなった。正解が無い世界で、業界の変化スピードも速いので、ずっと学ばないといけない。知らないことを知ること考えることが好きな性格ともマッチしてるのかな?とは思う。

「もっとシンプルに何がおもしろいのか?」と考えてみたものの、難しい。
マーケットによってはビジネスに直接影響する部分でもあるので、関わったプロモーション施策が売上や成果に繋がっているのが見えるのは1つ大きな醍醐味になるのかな?とは思う。

ただ、やってることは非常に泥臭い。特にweb広告は効果検証をしていくことで成果を出していく必要があるので、クライアントは勿論、運用者やプランナー、クリエイティブ担当者、時には社外の企業とも協力しながらチームプレーで進める必要がある。なので「みんなで1つの課題に対して向き合っていく感じ」は部活感があって楽しい。成し遂げた時は一種の感動すら覚える。

ただマーケティングといってもそれは広義であって、webマーケティングという部分でしか携われていないのでまだまだ知らない部分が多いので、まだまだ学んでいかないといけないと思う。

③楽天(2社目) ※現在

将来を考えた時に事業会社側でマーケティングをしたいと思うようになり、そうなるといまの会社で深さを出すよりも「環境を変えてマーケティングの幅を出す」ことの方が成長に繋がると思い転職をすることに。
その中で、データマーケティングやクライアントが変わる(=求められることが変わる)と思い、楽天へ転職することを選んだ。

コロナの影響で完全リモートワークだったり、大手企業ならではの動きにくさや企業としての考え方の違い、など前職とのギャップも大きく、正直大苦戦中。
ただ、やはりクライアント規模も大きく、同じwebマーケティングでも求められていることが全く異なること。また、楽天ならではの事業の大きさや速さ、データマーケティングのいまとこれからを最先端で知れているのはとてもいい経験だと思う。これは大手企業でしか経験できない部分だと思う。

「自分の働きが直接的にクライアントや誰かの為になってるのかが見えない」というのがいまの悩みでもあるものの、自分でも気づかなかった部分だったので、今後のための良い気づきになった。

④これから

30歳頃までには「事業会社側でマーケティング担当者として、横断的にマーケティングを考えたい」という思いがある。どうせやるなら「自分が良いと思えて好きになれるモノ」に関わりたいなと。
また中長期的な目線では、影響力も付けていきたいし経営にも関わってみたいので、ブランドマネージャーやCMOといったポジションを目指していきたいと思う。

あとは本を読んでみて、D2CやDXなどにも興味が出てきたので、チャレンジしてみたいと思う。(もし何か情報持ってる方教えてください!)

ただこれらは肩書きや名前でしか無いので、学生の時に思ってた「世の中にいい影響を与える」といった部分はブラさず進んでいこうと思う。

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