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Webサービス 競合調査方法をまとめ
自社サービスの戦略を立てる上で、まず大事になるのが競合調査。
市場の状況を知ったり、相手の戦略・特徴を知ることで
他社との差別化ポイントを整理することが出来ます。
その流れや調査方法についてまとめてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1661593142312-aoyFazswgS.png?width=1200)
①ビジネス視点
マクロ状況
調査対象のサービスの市場がマーケットとしてどういう状況なのか(盛り上がっているのか、減退しているのか等)を調査します。
統計データや市場データを調べることで、客観的な全体の状況を知ることが出来ます。
調査方法としては、以下のような統計情報を掲載しているサイト等で調査することが可能です。
経営方針
サービスを運営している企業がどういう経営方針の中で、このサービスを展開しているのかを調査します。
そこには、その企業なりのサービスに対する方針や今後の戦略の基本となるものがあるはずです。
上場企業であれば、企業のIR資料などを参考に調査を行います。
(決算説明会の資料は、各社パワポ形式で作成しているので調べやすいです)
該当サービスの売上や会員数の情報なども入手できるかもしれませんので要チェックです。
②マーケティング
以下は全てSimilarWebというサービスを使って調査を行うことが出来ます。
こちらは無料で利用出来ます。ありがたい。
https://www.similarweb.com/
アクセス数
そのサービスがどれくらいのアクセスがあり、利用されているのかを調査します。
実際には、サービスのゴールは商品購入であったり問い合わせだと思いますが
まず大事になるのは母数となるアクセス数。アクセスがなければコンバージョンには至りません。
そして、アクセス数であれば誰でも簡単に入手が可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1661594021944-SWTSCrPfbt.png?width=1200)
ユーザー属性
どんなユーザーをターゲットにしているのかを調査します。
男性なのか女性なのか。どのくらいの年齢層なのか。
実際にどんなユーザーがサービスを利用しているのか知ることが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1661594062879-aWsFkdFbZ6.png?width=1200)
流入経路
どこからこのサイトに辿り着いたのかを調査しておきます。
直接リンクにアクセスしたのか、Google検索の検索結果からアクセスしたのか、広告からアクセスしたのか。
この流入元を知ることで、該当サービスがどこから集客をしているか
現状とその戦略を知ることが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1661594229414-spnRRUN69u.png?width=1200)
③商品
以下はサイトを実際に見て、どんな商品やサービスが提供されているのかを確認していきます。
価格帯
どのくらいの価格のものを販売しているかを調査しておきます。
商品の戦略として、安い価格を売りにしているのか、高品質で高価なものを扱っているのかを調べることで戦略を知ることが出来ます。
商品の種類
商品数やカテゴリはどれくらいかを調査しておきます。
ECサイトでは商品数が多いことがユーザーに選ばれる要因の大きなものになっています。
また、ターゲットとなるユーザーが欲しいカテゴリのものが揃っているかも重要となります。
商品を分析していくことで、どんなユーザーをターゲットにしているのか推測することが出来ます。
④サイトコンテンツ
以下もサイトを実際に見て、どんな商品やサービスが提供されているのかを確認していきます。
コンテンツの特徴
独自のコンテンツやオリジナリティのある部分はあるかを調査しておきます。
コンテンツが唯一無二であれば、その商品が必要なユーザーを囲い込むことが出来ます。
また、コンテンツが差別化できる大きなポイントですので
サービスごとに何らかの特徴があるはずです。
そこから自社ではどういう差別化を行うか、考えるポイントになります。
購入・問い合わせのしやすさ
サイト訪問から購入や問い合わせまでの流れが、ユーザー視点でしやすいか、工夫がされているかを調査しておきます。
実際に販売や問い合わせに繋げるサービスでは、いかにアクションしやすい環境かが重要になります。
大事なのは、ユーザー視点で考えることです。
購入までのページ動線が遷移しやすいUIになっているか、ユーザーの意思決定に必要な情報が目立つようになっているか、ユーザーの判断を邪魔する表示はないかなど。
サイトの階層構造や各パーツの大きさデザインなど、自社サービスでも参考にできる部分、逆に変えた方がいい部分を参考にしながら考えていきます。
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