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「結」 ー Work ❷ ー Uzumakism

MUSUBINA  KITCHEN」へプレゼントした作品「結」の制作工程続き


▼前回を参照していない方はこちらを一読して欲しい。

「結」 ー Work ❶ ー Uzumakism

まずは、前回掲載したB5サイズ(182×257mm)に描いたラフ画を元に拡大作業の準備をする。F8サイズ(380×455mm)のイラストボードへ絵を描くために実寸大のラフを作るのだ。

【イメージ①】ラフ画❷

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前回の掲載したラフ画❷をベースにする


定規使って、こうやって、ああやって…そんな面倒くさい事はしない。
ブワァーーーって大きく描くだけだ。
大胆な流れの線で表現したいので、滑りの良いホワイトボードを使用する。
大きなホワイトボードへ下描きを見ながら勢い良く描き写す。



【イメージ②】ホワイトボード画

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描画面が(369×567mm)のホワイトボードへ描いた下絵。

使用する予定のイラストボードより横幅がかなり大きいので直線で区切り455mm幅を疑似的に作り出す。縦は380mmに若干足りないが誤差の範疇だ。
下絵なのでそこまで神経質になる必要もないだろう。
この下絵の上へB5サイズの紙を4枚固定する。紙の固定には小さな強力磁石(直径5mm)を使用した。

【イメージ③】下絵

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ホワイトボードを上手く利用する。我ながらこれは良いアイデアだ。
この段階で下記の存在が描き込まれている。
「結」「女神」「蜜蜂と巣」「木」「ひまわり」「月」「猫」「鼠」「番いの鳥」「滑空する鳥」「鯉」「柔らかな鎖」「隅にある四角形の集合体」

ZEBRA油性マジックペン「マッキー極細」が机の上に転がっていたので、“極細”ではなく“細”の方で描いた。あまり細い線で細かい描写をしても「本番」で再現出来るか分からないのでこれくらいの“良い加減”で仕上げた。

これで「実寸(380×455mm)」での完成イメージが頭の中から、現実世界へ具現化する事が出来た。この段階で「はて、色塗りの画材は決めているが、線画の描写には何を使う?」と言う疑問が自分自身に投げかけられた。
「本番」ではもう少し細かく描きたいが、何となく「マジックペンではないな」と直感が働く。さてどうしたものか…。

兎に角、初めての「大きい絵」なので試行錯誤の連続で、それがすごく頭の体操になって刺激があって良い。中々楽しい作業になる予感だ。
今回はここまで。

さて、次回の “「結」 ー Work ❸ ー Uzumakism” は使用した画材紹介をしようと思う。お楽しみに。

Work ❸ へ続く  ▶︎▶︎▶︎

◀︎◀︎◀︎  Work ❶ はこちら

「結」の物語    ▶︎▶︎▶︎  Phase 1


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