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学校選びのポイント(その6)

今回は「教材」に関して。これも意外に見落としがちな判断基準なのでは?と思ったりも。

大学では授業を担当する教授の著書(まあまあな値段だが)が使われることが多く、小学校〜高校に関しては、いわゆる「The教科書」が存在するので、今回はどちらかというと専門学校に限定した内容になるかな・・・。

教材として使われることが多いのは、「1.市販書籍」、「2.自製テキスト」、「3.プリント教材・デジタル教材(自製)」が代表的かな。

このうち、2のみ、もしくは1と3の組み合わせであれば問題ないけれど、1のみ・・・となると、授業ノウハウがあるのかな?と疑ってみてもよいかと。

ノウハウがない授業の最悪なパターンだと、ひたすら線を引かされて授業が終わる・・・みたいなのがあるけれど、授業を受けている側からすると、間違いなく「つまらない」。

それだけならまだマシで、これが資格試験に関わるとなると、結果は言わずもがな・・・になってしまうとなると、何のために入学したんだろう?ということになりかねない。というのも、最近の市販書籍はクオリティもそれなりだし、YouTubeの無料動画も然りなので、ノウハウやメソッドはすごく重要になるのかなと。

とはいえ、教材を作成するとなると、ゼロからのスタートの場合、かなり苦労する(ほぼほぼ自転車操業になりがち)けれど、次年度以降はよほどの大改訂がない限り、アップデートだけになるので、初年度をどう乗り切るか・・・が重要になる。

教育現場において、この教材作成は「残業」の範疇に含まれないケースがほとんど?なので、教員個々だったり、学校そのもののスタンスがモロに出てしまう。

個人的な話をするなら、学科やコースをコロコロ変えてしまうような学校だと、一生懸命にやったとしても、次年度には使えなくなるので萎えてしまうこともしばし。でも、それでもやり続けたのは教員としてのプライド以外の何者でもない。

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