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吾、日に三たび吾が身を省みる。人のために謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、伝わりて習わざるか。(論語 学而)

(意味)

私は自身の行動を、毎日何回も怠らず振り返って観察している。それは、
- 人のために物事を考えて自分の努力に不足な点はなかったか、
- 友人と交際して自分の言行に不誠実な点はなかったか、
- また先生から学んだことを放っておいて復習しなかったことがなかったか。

日々内省

 一日の最後に、短いですが日記を書いています。これを習慣化することで、その日を振り返ってこうすればよかった、上手くいった、という評価を加えます。自分とはいえ数時間経過した後なので、多少落ち着いて、客観的に考えることができます。
 最近は、電車でnoteの記事を下書きし、帰宅後に清書&投稿、風呂に入って寝る前に日記を書く、というのがルーチン化してきました。
 そうすることで、日中の自分と一度距離をおいて自分を見つめ直すことができます。

恥ずかしいですが、具体的な内容を伏せて、ここ数日の日記から抜粋します。

6月17日(木)
 A君とぶつかった。しかし、正しいことは正しい。そして組織にとって最適解にすることは当然。
上で整合しておいて、という言葉をよく聞くが、主体性の無い言葉だなあ。
6月18日(金)
 今日は効果的な仕事ができたのではないかな。ナッジをもう少しやってみよう。部下の行動を認めることができた。これは繰り返しやる。自信を持ってもらう。B君と、チームはいい感じ。
6月19日(土)
 今日は〇〇への貢献の日。一日中△△の作業。
人が好んでやらないことを行い、信頼を得る。しかし、この原動力はなんなんだろうね。

基本的に、対人の自分の行動について書いていることが多いようです。
あまり意識していませんでした。
 人に対して、効果的に向き合えたか?
正しい行動ができたか?
なぜそれを行なったか?
を軽く振り返っています。

伝わりて習わざるか

 今回の言葉の最後に、「伝わりて習わざるか」とあります。
ここについては私の日記には振り返りが無いようです。
仕事でも日々上司や同僚と働く中で、仕事の進め方などで学ぶことが多くあります。
 それについても定着させるために内省を行う必要があるのだと改めて感じました。
 noteに記事を投稿することが、学んだことの定着化となっているのかもしれませんね。

(引用)

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