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論語

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#七つの習慣

君子はこれを己に求め、小人はこれを人に求む。(論語 衛霊公)

君子はこれを己に求め、小人はこれを人に求む。(論語 衛霊公)

(意味) 君子は自分を責めることが深く、全てこれを反省する。小人はこれに反し、これを他人に求めて自分で反省しない。

他責にする人
 責任が自分に及ばないように予防線を張って火の粉が舞い込まないようにうまく避けたり。
 または問題が起きたとき、自分の守備範囲から外れているから関係ない、と。

 これらは何か外部の刺激を受けたときに自己防衛的に、刺激に対して直接反応しているのです。

 育った環境、

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事を先にして得ることを後にす、徳を崇うするにあらずや。その悪を攻めて、人の悪を攻むることなき、慝を脩むるにあらずや。(論語 顔淵)

事を先にして得ることを後にす、徳を崇うするにあらずや。その悪を攻めて、人の悪を攻むることなき、慝を脩むるにあらずや。(論語 顔淵)

(意味) 自らがなすべき事を十分に行って、その報いを考えなければ、徳は自ずから積まれてくるものだ。
 常に自ら顧みて自分の悪を攻めて取り除き、他人の悪を攻撃することがなければ、心の中のやましところはなくなる。

なんともストイックな言葉ですね。

まず、やるべきことを全うする
 前半の言葉です。
 あくまで関心の中心は自己鍛錬にあります。
 自らを高めていくことで、その引力で、報いは後から付いてく

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