見出し画像

鎌倉市のスクールコラボファンド

さて、この教育コーナーでは「面白そう!」と思った教育関連の取組などを発信していきます〜

(前回の投稿はこちら)

1. 鎌倉市のスクールコラボファンドとは

こちらのホームページですが、ふるさと納税を活用した「ガバメントクラウドファンディング」として寄附を自治体(教育委員会)が募っている取組です。

具体的には、上記HPによれば、

・Society 5.0時代で生き抜く様々な力を育てるため、学校が様々な人材・組織と協働(コラボレーション)して教育活動を作り上げていくこと、いわゆる「社会に開かれた教育課程」の実現が求められている。
・このようなコラボレーションのためには様々な経費がかかるが、市立学校においてはその資金的裏付けは乏しく、企業CSRや研究協力、製品のパイロット版開発への協力など、学校と相手方がお互いにwin-winとなる限られた条件でしか実施ができず、拡大・持続の可能性に課題を抱えている。
・このため、こうしたコラボレーションのための資金を確保し、学校が魅力的な人材・組織と多彩なコラボレーションを実現していくことで、時代の要請に応えた「ワクワクする学校」を創り上げていく

とのことです。

2. どんなプロジェクトに活用されているの?

例えばこちらのnoteで紹介されているものでは、「SDGs×PBL」ということで、

・「SDGsを自分事として捉える」視点に重きを置いた活動の中で、「発想のワークショップ」を通じて、自分の思いを起点としてアイデアを広げる方法を学んだり、
・一人一人が「将来の夢」「自分の長所」「SDGsの関心領域」を書き出し、SDGsに貢献している自分を表現するビジョン図を描いたりしている

とのことです。

まさに身の回りの課題を「自分ゴト」として捉える、課題解決型・プロジェクト型の学習ですよね。
読んでいるだけでワクワクしてきます!

3. 今後の展開は?

個人的には、こうした教育資金を幅広く確保する取組は、もっと横展開されていっても良いのではないかと思っています。

他の自治体でも似たような取組があるようなので、また次の機会に紹介させていただきますね!

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,685件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?