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流行にこっそり乗ってもいいのか、ってゆー

流行といっても色々ある。パンケーキやタピオカ並みの分かりやすいビッグウェーブは、乗らなくても全く気にならない。問題なのはぜんぜんへたらない白Tであったり、キレイめなジャケットにいなたいスウェットパンツやカーゴパンツとかを合わせる、みたいな真の波が来たときに乗るタイミングだ。流行のモノを身につけるときに「はい!僕、乗りました」宣言をせずに、こっそりと波に乗っていることが理想なんだがそれがなんだか後ろめたい。

少し前だと、センター分けの髪型。ちょっとやってみたいなと思っていたら、いつの間にか同じか職場や''先人''が5〜6人登場し、よく遊ぶ友達が先にしているのも目撃。その時点で、だーれも気にしていないのは分かっていても、宣言のない後乗りに罪悪感を感じてしまう小心者の自分は波に乗れなくなってしまう。
それでもなんとか勇気を出して美容院でオーダーしてみたら、「おっ、センター分けにしたんだ。」とか、「それ、いいよね。」とか「若い子みんなやってるよね。」などと、めざとく''流行デビュー''を発見されてしまい、なんだか釈然としない敗北感を味わう羽目になる。知り合いに美味い店を紹介してもらって、そこに行ったことを伝えると「前の店主の頃はもっと良かったんだけどねー。」と言われたときと同じくらいなんだか釈然としない。

少し前に大ブームが起き、また近年もブームが再燃しているnewbalance は波に乗れた、と個人的には思っている。
種類が多く、熱狂的なファンが多いものは、後乗り派たちにはとても危険な存在だった。「いやー、そこはあえてオニツカだよ。」「アディダスのsamba履いてれば大丈夫よ。」と言ってくるスニーカー大好きマニアが更に混乱させたりもした。

全く流行らなそうなTシャツを着て自ら流行の発信源になったり、関係のないメッセージTやお土産Tを着る方法もある。でもあくまで理想は流行の先取り。そのためには色んなモノにアンテナを向けなければ。。でもどっちかというと懐古主義だから色々と吸収するのに時間がかかりそうだ。。

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