【保存版】フジロックのカレー完全ガイド
フジロックフェスティバルでは、多くのカレーが販売されています。会場内の全フードジャンルの中でもカレーが最も多いのではないかと思われます。これは日本国民のカレーに対する大いなる愛や熱量の表れとも言えるのではないでしょうか。今回わたしはフジロックで可能な限り全てのカレーを実食してみて、どれが一番美味しいのか?おすすめなのか?どんなカレーがあるのか?どんな傾向なのか?を現地調査してきました。
それではリアルタイムでつぶやいたメモ書きツイート形式で「フジロックのカレー完全ガイド」をご覧ください。記事の後半では一番おすすめのカレーや傾向の考察をまとめています。そちらも併せてお楽しみください。
フジロックカレー完全ガイド 2018 & 2019
JASMINE THAI
永井食堂
東山食堂
森のハイジカレー
インド料理ムンバイ
井の頭 ナムチャイ
ぞうめし屋
オアシス プリンス店
ピラミスカフェ
森のステーキ屋ビトロー
2019年に無事リベンジを果たしました。
big cake
ルクソールカバブ(エジプト料理)
こう並べてみると、相場は大体700円で、カツなどのトッピングなどがある場合に限り1,000円前後になるようです。
追記:実は2019年もやりました
2019年の新店舗と、2018年どうしても食べれなかったメニューを食べたく実施しました。本当に全部食べないと「完全ガイド」とは言えないですもんね。
スパイススタンド556
太陽食堂
苗場雪塾
アリエスカ
ATOMIC CAFE
森のステーキ屋ビトロー 2019
2019年に無事リベンジしました。 2018年はまさかの売り切れに涙を飲んだので。
JASMINE THAI 2019
2019年は、グリーンカレーを食べました。カレーを販売する全店舗だけでなく、全メニューも制覇しないとね。
インド料理ムンバイ 2019
2019年は、野菜カレーセットを食べました。
これにて、2018年と2019年のカレーを食べ尽くせたと思います。本当にお疲れ様でした、自分。
どこのカレーが一番美味しいのか?
※以下、2018年までの内容になります。
会場で友達に会うたびに「どこのカレーが一番美味しいの?」という質問を受けました。この質問の答えは大変むずかしいものです。一口にカレーと言っても作り方から何まで全然違うので全てを同じ評価軸で比べる事は大変難しいのです。なので、系統別にこれがオススメというものを書いておきました。
日本風カレーなら
森のハイジカレーのカツカレーかぞうめし屋の味噌キーマがおすすめ!カツカレーまたはオーソドックスな日本カレーが好きならハイジで、挽肉好きならぞうめし屋ですね。ちなみにハイジカレーはいつ行っても行列ができている超人気店なので、ピークタイムをズラして買うか、ホワイトステージで人気アーティストの演奏中にササッと買ってしまいましょう。
欧風カレーなら
一種類しかありませんが、ピラミスカフェのピラミスカレーがおすすめ!下に詳しく書いていますが、ここのカレーは超クオリティ高いです。
インドカレーなら
これまた一種類しかありませんが、インド料理ムンバイのムンバイスペシャルがおすすめ!ここのナンは抜群に美味いです。出店でこのクオリティはヤバい。フジロックはインドカレーをもっと増やしてほしいものです。
タイカレーなら
このジャンルは競争が激しいです。フジロックにエスニック系の料理は合いますよね。井の頭 ナムチャイのマッサマンカレーかJASMINE THAIのカレーがおすすめです!とはいえ、タイカレーは本当にどこのお店も美味しくてハズレがありません。
その他の系統のカレーなら
よく系統がわからないのでここに入れてしまいますが、ルクソールカバブ(エジプト料理)のココナッツチキンカレーがおすすめ!ちなみにこれはチキンとココナッツを使っていて、やや南インド風なニュアンスで非常に美味しかったです。お米も細長いインディカ米を使っていて、とってもグレービー(カレールーのこと)と相性が良かったです。
個人的なおすすめ
個人的な主観だと、ピラミスカフェのピラミスカレーが一番おすすめです。これは誰もが美味しいと思える味だし、クオリティも非常に高いと感じました。口の中でとろける牛スジがごろごろと入っていて700円は正直安すぎです。原価度外視気味じゃないかな..?ただここのお店、PYRAMID GARDENという立地が本当にネックですが、足を運ぶ価値はあります。
タイ好きなら井の頭 ナムチャイのマッサマンカレーが一番おすすめです。カレーだけでも美味しいのに付け合せに、玉ねぎスライス、マッシュポテト、高菜のアチャールぽいやつ、パクチーが沢山載っていて感動でした。
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フジロックカレーの傾向と考察
その他カレーの傾向として感じたことは、フジロックは様々な人が訪れるイベントなので辛いカレーがありませんでした。辛いだけで食べる人を選んでしまうからでしょう。その点、タイ系はフジロッカー達に市民権を得ているし、注文する人はもちろんタイ料理を好んで食べにくるので(パクチーを沢山入れたり)やや攻めたカレーが作りやすいのかなと思いました。
少し残念なのは、現在カレーというジャンルの中で圧倒的に流行っているスパイスカレーや南インド系のカレーが殆ど無かったこと。「スパイス」=「辛い」ではないので、今後はぜひ取り入れてほしいものです。エリックサウスやデリーあたりが出店したら痺れるんですけどね..。はたまたネパールのダルバートが食べられるなんて言うのも素敵かもしれません。個人的にはスパイシーカレー魯珈のような気鋭の個人店が出店したら最高だと思うのですが..。という感じで妄想をしているだけで、カレー馬鹿は時間を忘れて楽しめてしまうのですw
追記: 2019年にはスパイススタンド556さんが出店して、フジロックにもスパイスカレーが登場しました。
最後に
僕が仲間たちと間借りカレー屋をやったり、イベントに出たりしているのはフジロックや音楽フェスにカレー屋を出店したいからです。そのために今回はリサーチも兼ねてできる限り全てのカレーを食べました。オペレーションや調理場、人員の数なども勝手に観察させていただきました。今後はこのリサーチを活かして、今よりももっと音楽イベントに出店したりしていきたいと考えています。
話はそれましたが、フジロックは楽しいことも、辛いこと(台風とか)も、たくさんたくさん詰まっています。ぜひ一度現地を体感してみてはいかがでしょうか?
P.S. フジロックのフードの中で一番美味しいのは、FIELD OF HEAVENにある、SAKURAGUMIのピザです。抜群に美味しいです。カレーよりも。
ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!