川上ヒロ

デザイナーやってます。カレーに興味があります。

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    「飲食をもっと楽しく面白く」dinii デザイナーの発信をまとめています。

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    カレーを追い求め、インドへ行った時にほぼリアルタイムで綴った日記🍛全10話🐘🇮🇳

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    アイスコーヒーをみなに振る舞う、感じの良いおじさんに密着!

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【保存版】フジロックのカレー完全ガイド

フジロックフェスティバルでは、多くのカレーが販売されています。会場内の全フードジャンルの中でもカレーが最も多いのではないかと思われます。これは日本国民のカレーに対する大いなる愛や熱量の表れとも言えるのではないでしょうか。今回わたしはフジロックで可能な限り全てのカレーを実食してみて、どれが一番美味しいのか?おすすめなのか?どんなカレーがあるのか?どんな傾向なのか?を現地調査してきました。 それではリアルタイムでつぶやいたメモ書きツイート形式で「フジロックのカレー完全ガイド」を

    • 入社1年経ったデザインマネージャーの振り返り

      こんにちは、株式会社ダイニーでデザインマネージャーをやっている川上です。ダイニーに入社してちょうど一年が経ったので、マネージャー視点で軽く振り返ってみようと思います。 ダイニーデザインチームのご紹介まずは、ダイニーのデザインチームをご紹介します。現在、ダイニーには4名のデザイナーが所属しています。プロダクトデザイナー3名、コミュニケーションデザイナー1名という体制ですが、現段階では領域を明確に分けておらず、プロダクトデザイナーでも比較的グラフィックが得意なメンバーが揃ってい

      • インド日記10「インドよ、ありがとう。」

        最終日。朝起きると身支度を済ませ、この旅の欠かせないルーティーンとなった朝食を摂る。 朝食全体を振り返ると、サンバルとワダが美味しかった。インド料理では豆を多用するので、この旅で豆に興味を持てた事は収穫の一つだった。 貪欲に料理の知識を吸収しようとした朝食ルーティーンも今日で最期だと思うと悲しくなるどころか、早く日本へ帰って、昆布の佃煮や蕎麦を食べたい気持ちのほうが断然強かった。 この日は、旅の締めくくりとして、モダンインディアンの名店「varq 」でランチをする。早速

        • インド日記9「憧れの店、インディアン・アクセント」

          この日は、盛田くんがアーユルヴェーダに行きたいと言うので、スパへ行った。マッサージはタイのバンコク以来だ。あの時は苦い思い出と屈辱感でいっぱいになったが、今回はそのリベンジである。 流石に一流ホテルだけあって、設備も、部屋もエクセレント。バンコクでは、スケスケで丸見えで、ピタピタの黒い紙パンツが屈辱だったが、今回はモコモコの白いオーバーサイズのオムツのような紙パンツであった。鏡に映る自分の姿を見ると、ココリコの遠藤または、山崎邦正のように見えてきた。これはこれで恥ずかしいで

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          インド日記8「ケイオスシティオールドデリー」

          今日は飛行機で首都デリーへ向かう。旅行前は首都だし、神秘的で綺麗な場所なんだろうなぁなんて勝手に思い込んでいたが、実際に何度も行ってる人、料理教室のインド人、空港で仲良くなったインド人、ネット情報など、教えてくれたすべての人が悪い評価を付ける都、それがデリー。 まず、大気が世界一汚染されていて、PM2.5の数値はダントツのワースト世界第一位。街の人も冷たく、詐欺や性犯罪の殆どがデリーで起きている?、、らしい。とにかくインド国内で治安の悪い都市の第一位がデリーなのだ。危険スポ

          インド日記8「ケイオスシティオールドデリー」

          インド日記7「インドのお母さん」

          今日はインドの家庭でやっている料理教室へ、早速お宅訪問。インドの上流家庭って感じの凄く素敵な家。 今日はベジ料理を学ぶことになっている。先生は笑顔が素敵な元気な女性。凄く優しい英語で話してくれる。とは言え、僕らのヒアリング力は個人差はあれど、たかが知れている。 そこで、この旅のリーダー、25歳キラキラ女子の古賀さんが大活躍する。古賀さんは謙遜しながらも完璧な通訳をしてくれる。一同古賀さんに大感謝。 今日のメニューは、 ・チャパティ ・パラーター ・豆腐のベジカレー ・ダ

          インド日記7「インドのお母さん」

          インド日記6「カレーなんて食べたくない」

          今日は皆で楽しく市場を周る。とても楽しい気分。張り切って市場へと向かう。 入り口で他のメンバー達とも合流、海外で仲間たちと会う無敵感と言ったら、本当に頼もしい。観光地でありがちな事な親切ぶったインド人の絡みには、終始塩対応。 途中、MさんとBさんというカレーの世界で有名かつ、インド旅の達人たちと合流した。 Bさんは、気さくで何でも詳しく教えてくれるので、とても心強い。写真を撮っていたら同じポーズをしてくれる、お茶目だ。(P.S. あとあと知った事だが、Bさんと僕は同い年

          インド日記6「カレーなんて食べたくない」

          インド日記5「うるさい、きたない、くさい」

          インドは水が危ない。お腹を壊すため、蛇口から出る水はいかなる場合も口に入れてはいけない。これはインドに詳しい方に口を酸っぱくして気をつけろと言われていた事だ。 飲料水はもちろんのこと、食器類は当然水道水で洗われているため、ウェットティッシュでキレイに拭き取る事でリスクを最小限に留める事ができる。 僕らは食のためにインドへ来ているので、お腹を壊す事は許されない。スプーンもフォークもグラスの淵も、可能であれば取り皿もウェットティッシュで綺麗に拭く事を徹底した。 前書きは長く

          インド日記5「うるさい、きたない、くさい」

          インド日記4「クラクションコミュニケーション」

          インド到着。とりあえず自撮りをパシャり。 ぼったくられず便利なUBERで配車。早速ホテルへと向かう。 最初のカルチャーショックは、車のクラクションがやばい。インドでは常に鳴らし合って運転するようだ。日本の「あぶねぇなこの野郎」的な使い方と違って「俺はここにいるよ」を知らせるようなコミュニケーションとして使用しているのだと感じた。これぞクラクションコミュニケーション。 空いているスペースがあれば、とにかく突っ込む。そしてブーっと、ワンクラクションコミュニケーション。これが

          インド日記4「クラクションコミュニケーション」

          インド日記3「機内でのあらぬ疑いとモティ君」

          気がつくとフライトの時間が迫っていた。空港に着くや否や全力で走る。搭乗口がやたら遠いため、重い荷物を背負いながらおそらく1000mくらいを全力ダッシュ。 最初の荷物検査で、僕は日本から持ってきた、洗顔料のパーフェクトホイップを没収される。1点で100g以上の液体は持ち込み禁止とのこと。わりとショック。 タイからインドへの飛行機に乗るために4、5回ほどチェックを受けた。何度パスポートとビザを見せれば気がすむのだろう..と嫌気がさしたが、その分セキュリティ的には信頼できた。日

          インド日記3「機内でのあらぬ疑いとモティ君」

          インド日記2「屈辱の街バンコク」

          飛行機は無事着陸した。飛行機と空港を繋ぐ通路を歩くと、蒸し暑さが押し寄せてくる。まだ外は薄暗く、たしか早朝6時ごろ。乗り継ぎ空港である、タイのバンコクに到着した。 バンコクでは9時間くらい滞在できるとのことでそのまま入国。僕はwifiがつながらないため、人として無力化していた。この旅のメインパートナーである盛田くんが、とりあえずアソークというところに行こうというので、電車に乗って向かった。 アソークに到着し、少し歩くと屋台村ぽいエリアがあった。現地の人達が通勤前の朝食を食

          インド日記2「屈辱の街バンコク」

          インド日記1「人生は何が起きるかわからない」

          本日、念願のインドへ来ることができた。一昨年の暮れからカレーにハマり出し、あれよあれよとのめり込み、気がつくと、ここインドの地に立っている自分が感慨深い。カレーにハマる前は、インドとか肌に合わないし、絶対行かねぇわと思っていたので、人生は何が起こるかわからない。 そもそも僕は飛行機が苦手だ。巨大な鉄の塊が宙に浮く。空の上での人間の無力さ。受け入れ難い事実に恐怖を拭えなかった。しかし、出発前に(こわいこわいと嘆く自分を)色々な人達に励ましてもらった事は今や過去の話で、どんなに

          インド日記1「人生は何が起きるかわからない」

          やっぱり僕はジャズが好き。行ったライブの振り返り 2018

          映画、ボヘミアン・ラプソディを観たら、やたら泣いてしまった。音楽は、やっぱり人類にとって必要な要素なのかもしれない。そして、ライブのような形で演者もリスナーも一体化する事が人間の喜びなのかもしれない。 そんな事を考えてたら、今年も結構ライブに行ったので振り返ってみる。 1月1/20:ONIGAWARA(渋谷CLUB QUATTRO) 1/25:THE INTERNET(Shibuya O-East) 今年のライブは、一昨年お世話になったONIGAWARAさんと、大体的な

          やっぱり僕はジャズが好き。行ったライブの振り返り 2018

          カレーよ、ありがとう。カレー活動の記録 2018

          2018年からカレー活動を始めた。スパイスの名前もろくにわからなかった自分が、間借りカレー屋をやったり、イベントに出店したり、気が付けばカレーの生態系に取り込まれていた。2018年は、カレーなくしては語る事のできない一年だった。 その一部始終を振り返ってみる。 1月~3月:仲間との出会い、冒険の始まりこの期間に、カレー仲間達と出会えた事が奇跡だったのかもしれない。カレーユニットを組んで、いま流行りの間借りカレー屋さんをやろうぜ!と、ミーハー心全開で意気込み、冒険は始まった

          カレーよ、ありがとう。カレー活動の記録 2018

          もうカレーの食べ歩きはやめた

          題名にはカレーの食べ歩きはやめたと書いてしまったが、厳密に言うとお店で食べたカレーをインスタに投稿することをやめた。 理由は5つある。 1. デジカメを持ち歩くのってめんどくさいまず一つ目、デジカメを常に持ち歩くのが面倒くさい。わざわざデジカメなんか持ち歩かないでiPhoneで撮れば良いのだが、インスタのプロフィールに 掲載したカレーの魅力が伝わるよう、できる限り綺麗な写真を心がけています🍛 と書いてしまったので、プライドが妥協を許せなくなった。僕が愛用しているカメラ

          もうカレーの食べ歩きはやめた

          バルサミコのポテンシャルは煮詰めた時に発揮される

          少し前の事だけど、「10,000人カレー」というイベントに参加した。多摩川の河川敷で、個性豊かな約15ほどのチームが、それぞれ趣向を凝らしたカレーを提供し、お客さんは2,000円を払えばどのカレーでも食べ放題という、とてもピースでハッピーなイベントだ。 僕らは、間借りカレーグループである「ツギハギ」として5人で参加した。 今回ツギハギとしては、様々なビンダルーを作るというコンセプトでイベントに挑んだ。ビンダルーというのは雑に言うと、ビネガーで酸味を効かせた、少しポルトガル

          バルサミコのポテンシャルは煮詰めた時に発揮される