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敬慕する人

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いつもお邪魔している皆様の記事から、わたしが特に思い入れのあるものを集めさせていただきました。 プロの方々も惜しみなくその作品を公開してくださるというこの環境が奇跡です。ありが…
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#エッセイ

暑さから身を守れるのは自分だけ。無理な時は休んで欲しい。

世界最高の野球選手が靭帯を損傷された時、もっと早く、例えば爪が割れたときに休んで欲しかったと、誠に勝手ながら思わずにはいられなかった。後10年以上、野球界に奇跡をもたらし続けるかけがえのない選手には、身体を大切にして欲しいと願わずにはいられない。 爪が割れるのは警告と私は思う。 あくまでも私の場合だが、ストレスが溜まると爪がボコボコに曲がるし、熱があると真っ青になる。そして割れてしまえば2ヶ月半経っても生えてこないし治らない。 何より、爪が剥がれたにもかかわらず、休めず、そ

「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その①

イラストレーターとして 2022年のこの5月で僕はイラストレーターになって30年が過ぎた。 僕はイラストレーターとしては遅咲きで、絵だけで飯が喰えるというプロのイラストレーターになれたのは30代も後半、40も目の前という頃だった。それから30年間、僕は職業イラストレーターとして生きて来た。ある統計によれば、10年仕事を続けられるイラストレーターは全体の10〜20%だそうだ。信憑性の程は知らないが、30年やった僕は多少は頑張ったのだろうか。既に結構どころか中々いい年だ(笑)。

甘夏搾りながら思ったこと

鍬で小さな畑をうなり、 とれたての野菜を娘夫婦や孫と味わう。 腰が痛ぇ、と言いながらも 「これが楽しみでねぇ」と笑う。 そんなばあちゃん良くね? すごく良いよ。なりてぇよ、そんなばあちゃん。 だーれも帰ってこないんじゃ なれないけど。 自宅に1本の甘夏の木がある。 たった1本でもたくさんの実をつけ、 ご近所さんやお世話になっている人たちへおすそ分けしたり、 娘らに送ったりしている。 だんなが独自のルートで金に換えていて出荷もしていて大活躍なのだ。 どうしても物置の屋根に上

あめにうたえば。

雨なのに、とても晴れやかな気分。 いままで、ずっと袋小路にいた気がする。 ・・・ 朝起きる。 歯を磨く。 今日は一般ごみの日。 つば付きの帽子をかぶって、 防水仕様のジャンパーを羽織る。 口を結んだ、市指定のゴミ袋を両手に持つ。 ネコが、行かないで、と足元にすり寄る。 すぐ戻るからね、とその頭をなでる。 玄関を開けると、わずかだった雨音が広がる。 ビタビタと地面を打ち付ける雨粒。 それをさえぎって、歩く。 両手に抱えたビニールを、ゴミ収集用の網棚に

善し悪しは時間が経ってから分かるから、損得勘定なしで選びたい

「ここの壁が厚いから、月経が重いでしょう。月経が重いからピルを飲んでいたの?」 検査結果の画像を指しながら話す医者の言葉に、驚いた。月経が重いことを分かってくれた医者は初めてで、その根拠を示してくれた人も初めてだったからである。 何より、自分の月経が重いことを思い込みとか、妄想とか言うのではなく、理解してくれたことに救われた。 さらに、 「長年のピルで炎症が抑えられているから、良い治療方法を採ったね。」 と言われたものだから、もっと驚いた。 …………… 私がピルを服用し始めた

摩訶不思議な体験

~皆様の人生で、摩訶不思議な体験というのはありますか?~ あれは、なんだったんだろう? いくら、人に聞こうがインターネットで 調べようが、誰にもわからない不思議なことってありますよね? 今回、私が経験した不思議なことをお話ししたいと思います。 5,6年ほど前、妻(当時はまだ彼女)と茨城県で開催されるロックフェスに車で向かいました。 大きなロックフェスだったため、 高速道路は、ものすごい渋滞が続き、 全く車が進みませんでした。 開演に間に合わないかもしれないと 内心

書き続けるのは(本当に)大変だ

こんにちは! この連載を始めて6カ月が経ちました。雨の日も風の日も雪の日も毎週投稿を死守して、今回で25回目になります。 「死守して」と書きましたが、誰かからせっつかれているわけでも、お金をもらっているわけでもなくて、あくまで自分が決めたことだからという理由で続けています。やると決めたからには簡単に引き下がりたくない。そういう性格なんです。 ただ最近しみじみと感じるのですが、毎週記事をアップするって、本当に大変なんですね。半年続けてきて、ようやく気づきました。 「なに

シリーズ【ふせんをはりたい、ことばたち。】 #5 「応募する」 (『夢をかなえるゾウ』の“おみくじ”より)

(過去の記事はこちらです) うちの寝室の壁には、小さなおみくじが貼ってありました。 おみくじ、と言っても神社でひいたものではなく、書店でもらったものです。 それは水野敬也さんの著書「夢をかなえるゾウ」の販促用のおみくじで、表にはひとこと、 「応募する」 と書いてありました。 何年か前に書店でもらってきて、夫が「良い言葉だから」と壁に貼りました。 (インテリアが趣味の私は正直「えーそれ貼っちゃう?」と思ったけれど、 ああ、これが共同生活というものか…と、あきらめました

まわってくのがお金だけじゃないのなら

すっごい今更ですが 10周年おめでとうございます。 読後しばらくこの記事を閉じることが出来ませんでした。 「無料が無双」「無料しか勝たん」だったワタクシの 目から鱗が落ちた瞬間でした。 ここから先の内容は言葉もきつく、 読んで気分を害される方も多いかと思います。 でも、思ったことを自分なりに書いてみました。 誰のことを言ってるんだろう、みたいな詮索は無しで、 「あくまでもイメージです」と読んでいただけたら 幸いです。 この街に引っ越してきたわけ それは単純そのもの。

言葉に 言葉で打つから 言葉で打ちのめされる

暗黒面に落ちる

~皆様、ディズニーランドは行ったことがありますか?~ 以前、テレビ番組で 国民の8割がディズニーランドに 1度は行ったことがあるとされていました。 私も行ったことがあります。 特に小学生の頃は ディズニーランドに 連れていってくれるとなると 大はしゃぎです。 私は当時 スターウォーズが大好きでしたので スターツアーズばかり乗っていました。 1日で10回近く乗った日もあります。 とにかく、ディズニーランドは 私にとって まさに夢の国でした。 しかし、そんなディズニ

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