音の大元を感じるウクレレ ワークショップ
こんにちは。
ここ数年、ウクレレ の演奏を聴いてもらうだけでなく、
実際ウクレレ に触れて、僕が学んできた「音楽の味わい方」を伝えられないかな?なんて思ってウクレレ 教室、ワークショップなどを開催して
先生みたいなものを学ばせていただいています。
たいていどこでも誰もが「まずCとGとFのコードを覚えてみよう」と教えると思うのですが、じっさい初めてウクレレや楽器に触れる人にとっては、弦を3つ4つ押さえてポロンと和音を鳴らすまでが一苦労。
これだけで1時間過ぎてしまったりします。
そして指のカタチだけCFGを覚えても何故か?がわからないし、無理をして入り口を難しくしてしまっている。
ならばいっそ、CFGの3コードを覚える前にCだけ、ドミソだけの1コードでウクレレを始めたら好いんじゃないかと。
音楽は、カタチが決まっていてそこに当てはめて楽しむだけではありません。
鳴らした音に後から意味が付いてきたり、説明がつかなくてもいいんです。
ただその後、理論を紐解いていってみたら自然界の摂理に「おぉなるほど!」と至福に満たされる。
そんな原初の音からお伝えできたらなぁと思っています。
1コードで弾くウクレレ
弦を4〜1弦「ソドミラ」に、チューナー(スマホのアプリとかで無料でDL出来ます)で合わせます。
何故ドレミファソラシドはドレミファソラシドなのか?は他のノートに書いてあるので参照してみてください。
『ドレミ』の成り立ち
ウクレレの音のしくみ
書き足りてないのは「ヘルツHzとは何ぞや?」ってことかな。
1秒間に1回空気が振動する波動が1ヘルツです。
ド、Cと呼ばれる音が261ヘルツということは「1秒間に261回鼓膜が震えることによって聞こえる音」ということですね。
戻ります。
4〜2弦はソドミ、何も押さえなくてもドミソのCの和音が鳴っています。
1弦は3フレットを押さえるとソドミド〜♪と教科書で覚えたCの和音が出来ますね?
まず理解しておきたいのは、1フレット動かすと半音、2フレットで1音の音が動くということです。
鍵盤の絵と、下のウクレレの絵を参照にしていただけたら幸いです。
なので、1弦の3フレットがド(C)ならば
5フレットがレ、
7フレットがミ、
8フレットがファ、
10フレットがソ、
12フレットがラ、
14フレットがシ、
15フレットがド。
1弦の3フレットがド(C)ならば
2フレットがシ、
0フレットがラ、
ついでに4弦の0フレットがソです。
これくらい覚えたらいいかな?
4〜2弦の開放弦「ソドミ」を一緒に鳴らしながら
これらの白鍵の音を1弦で適当に弾いてみれば
気持ちの良いハズレのないメロディが奏でられます。
「カエルの歌」「アメージンググレイス」「ふるさと」「歓びの歌」・・・
いろんな曲が1コードアレンジでも弾けちゃいます。
3コードにしても、もっと多くても、
コード展開するということは、ドラマ性が広がる。音の関係性が変化して
曲の奥行きが広がる、という効果があると思います。
西洋的だなぁと思います。
一方1コードアレンジにすると、平坦で退屈と捉えることも出来ますが、
ワンネス。森羅万象。天地一体・・・
みたいな東洋的というか何というか、境のない幸せな境地に行けますよね♪
こんな癒し、スピリチュアルな経験にも成り兼ねない、
平魚泳の「指1本で弾けるウクレレワークショップ」、
こんなことを感じながら僕が日々紡いできた音と詩のライブも併せて聴いてもらいつつ、各地で展開させてもらえたら嬉しいなぁ、と想っています。
このnote、インターネット上でも充実させつつ、全国各地巡らせてもらうので、興味持たれましたらお声かけてください。
僕の在住は大分県。
九州でしたら動きやすいですし、
2019年1月27日(日)には千葉県のいすみ市で、
3月23日あたりには京都で企画進行中です。
旅路を決めては街、田舎、どこにでも伺おうと想っています。
どうぞよろしくお願いします。