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  • 本と日記2024

    読んだ本と、その期間にあった出来事とか

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更新日20240914

20240914 昌朋炎?林?圭 20240907 平行世界の大喜利『名札に本名が書かれてるコンビニ店員「〇〇」』 20240822 スパイスやハーブをたっぷり使った自家製クラフト紙 ↑ツウなヤギに人気(ヒルナンデス!でも紹介された) 20240726 つり革、筆箱、下駄箱 20240713 一人トリックアートの館 20240610 平行世界の大喜利『恋愛禁止のアイドルにありそうなこと』 20240602 踏み付けられることが大好きな純粋階段、ドマゾン 2024

    • 青春18きっぷをしおり代わりに使うと駅できっぷが見当たらなくて焦る(8/10-11)

       今回の記事はお盆休み中、旅行してきた話とかその際に鞄に忍ばせて読んだ本のことや、そもそもの旅の話をしたいな〜と思って書いている。  書いている途中で、さすがに長くなるぞ……と思い、何回かに分けて書くことにした。  僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって、ひとつめは高校の頃の同級生に会いに行くこと。その人は大学進学で東北へ行った。たまに関東に来た時に会ったりするのだけれど、「なんか毎回来てもらってるな〜」と感じていて、逆に今度はこっちが行ってやろうって思った。  真面目

      • 本と日記(7/23−8/6)

        この記事群を書く際、タイトルの期間を表すために3種類の記号が使われていることが判明(〜(波ダーシ)、~(チルダ)、−(ハイフン))。ちょうど「気になりはするけど、直すのは面倒」のラインに乗っていて直す気が起きない。 読んだ本 プレジデント社のややビジネス書よりの本。そういえば、なんかグミを知ればヒット作の生み出し方がわかる!みたいな本が平積みされてたのを最近見たけど、あれもプレジデント社だったな。 おうちにドールさんをお迎えしてから、ドールサイズのミニチュアを高クオリテ

        • 本と日記(7/9-7/23)

          読んだ本 このnoteに記録をつけはじめてから1の本を読んでないことに気がついて、1の棚をウロウロしていた。NDCの1は哲学、思想、宗教など。この「哲学、思想、宗教など」の範囲はかなり広くて、名言集、自己啓発でスピリチュアルなども1の棚に置かれており、『ツァラトゥストラかく語りき』とUMAについての本とGAFAの元役員が語るビジネス論みたいな本が一緒の棚にあるという奇妙な状況を生み出している。 『「かわいい」の世界』も哲学の棚にあったけど、多分美学ジャンルという判定なんだろ

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        更新日20240914

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        • 本と日記2024
          15本

        記事

          それはミニスカート

          別に人のために生きてるわけじゃねえ〜〜〜〜〜〜  それはそう。すみません……排水口が詰まってるので、お掃除したいなと思って書いてる文章なので、負の感情です、この記事は。  別に人のために生きてるわけじゃない。それはそれとして、自分のために生きるのはもっと違う。自分自身のことが嫌いなので。  じゃあいっそ死んじゃおっかな〜♫なんて  というこれは、何の目的のために生きているのか?というそもそもの問題提起が間違っていて、生きることが目的に置かれてないといけないんだろうな。言う

          それはミニスカート

          本と日記(6/25-7/9)

          読んだ本 前回と引き続きまた「社会史」の本を持ってきちゃった……けど、前回のは交通(68)で今回のは医学(49)の棚にあったので…… 有史以来月経が社会の中でどのように扱われてきたかから始まって、経血処理の歴史、そして日本でのサニタリーナプキンの誕生と受容を論じる本。 人間の身体について、人間がどう理解し、付き合ってきたかの歴史とも言えて、その点でもとても興味深い。 そもそもタブーの語源が月経であることをこの本で知った。月経の不浄視は「血が流れる」ことへの本能的な忌避では

          本と日記(6/25-7/9)

          本と日記(6/4-25)

          とても面白かった。流石に面白すぎる。産業革命以降、一世紀半以上の歴史を持つ通勤の過去と現在を振り返り、通勤が人間をどう変えたか、なぜ人は通勤するのか、そして最後には通勤の未来はどうなっていくのか、を解き明かしていく本。 以前のnoteでも書いた気もするけど、通勤の満員電車が本当に嫌い。とはいえ、これは利用している路線もよくないかもしれないという説が最近出てきた。東西線を使っていると言うと大体の会社の人に言われるのが「朝大変じゃない?」である。聞くところによると東西線は日本一

          本と日記(6/4-25)

          本と日記(5/21-6/4)

          読んだ本 「ジュニアそれいゆ」と「子供の科学」という2つの児童誌を中心に、これらの雑誌は子どもたちにどのようなジェンダー規範を求めたか?が、掲載された(生産活動を通じた)趣味に関する記事などから考えていく本。メディアや教育がジェンダー意識に与えた影響(逆にジェンダー意識がいかにメディアや教育へ影響を与えたか)を思い知らされるような本だった。 図書館と同じくらい本屋さんを歩くのが好き。図書館と違ってNDCがないので、別の本屋に行くと全然違った配架になっていたりする。けど、色

          本と日記(5/21-6/4)

          本と日記(5/7-5/21)

          読んだ本 『インターネットは言葉をどう変えたか』グレッチェン・マカロック/訳:千葉 技術とそれに伴うメディアの変容というテーマが好きなんだと思う。今年に入ってからAIとセックスとか、マッチングアプリで出会う10代みたいな本を立て続けに読んでるし。記録を取るようになって、うっすら感じていたことや自分の興味の方向がしっかり可視化されているな〜と感じる。 言語はNDCの8に分類されていて、関心領域ではあるため読みたいな〜と思いつつ、デカい厚い字が小さいみたいな本が並ぶ書架を前に

          本と日記(5/7-5/21)

          本と日記(4/16-4/30)

          読んだ本 『そこから青い闇がささやき』山崎 佳代子 読んだ理由 短めの本がいいな、文庫の。と思って文庫コーナーをグルグルと巡ってる中で見つけた本。何より、裏表紙の「最初は、死者が名前で知らされる。それから数になる。最後には数もわからなくなる……」という文に強く惹かれた。 感想と日記 奥付をみると2022年の初版、けれど底本自体は2003年に出ている。著者の山崎佳代子は詩人、東欧文学の翻訳家として知られていて、この本はユーゴスラビア紛争当時のベオグラードの様子を書き記

          本と日記(4/16-4/30)

          本と日記(4/2〜4/15)

          読んだ本 『樹海考』村田らむ 読んだ理由 面白そうだったので。いや、まあ今まで読んできた本は全部そうなんですけど…… NDCの2は歴史と地理なんですが、21〜28が歴史、29が地理とかいうなんともなバランスのせいで、あんまり地理の本を手に取ったことがなかった。特に公立図書館に置いてある29の本って旅行ガイドブックとかにスペースを取られがちで、別に旅行の計画を立てたいわけじゃないんだよな〜みたいな理由で近づくことがなかったので、こういう本があることをずっと見逃していた。や

          本と日記(4/2〜4/15)

          本と日記(3/12〜4/1)

          読んだ本 『なぜ人間は泳ぐのか? 水泳をめぐる歴史で現在、未来』リン・シェール著 高月園子訳 読んだ理由 逆に7読んでないなと思って、7の棚に向かった。NDCの7といえば芸術で、絵画、デザイン、彫刻、音楽、演劇、映画、エトセトラ、世で芸術と言われているものはだいたいここに並べられている上に、スポーツ、茶道、遊びのようなものまで入ってくる。『芸術』の範囲を『人間を人間たらしめる文化的な活動』までに広げているような趣きがある。 冒頭に「逆に」と書いたのは、私が興味のままに本

          本と日記(3/12〜4/1)

          本と日記(2/26〜3/11)

          読んだ本 『女子はなぜネットを介して出会うのか   青年期女子へのインタビュー調査から』片山千枝 読んだ理由 タイトルが五七五だったので。私は世に跋扈する意図せずして五七五になっている文章や単語に目がなく、そういうものに否応なしに惹きつけられてしまうのだ。 というのも一つの理由だけれど、すごく身近なテーマだな~と思ったので。私自身、今や親交のある友人はネットでつながった人が増えつつあるし、以前から交流のある友人らともSNSなんかでつながっている。人間関係とインターネット

          本と日記(2/26〜3/11)

          本と日記(2/14〜2/25)

          読んだ本 「山月記」はなぜ国民教材となったのか/佐野幹 読んだ理由 普段から図書館で本を選ぶときは前借りたものとNDCがなるべく被らないようにしていて、なんとなく次は3かな〜教育か人権の本を借りたいな〜と思って。 これは、自分の視界を広げるために始めたことで、視界を広げれば、色んなものを面白がれるからという理由があるけど、NDCは被らないようにしていても、読んでみたりするとどこかしら前読んだ本との共通項とかが見つかっていくのが面白い。読み方や考え方が直近に読んだ本から影

          本と日記(2/14〜2/25)

          本と日記(1/25~2/14)

          読んだ本 『長恨歌』王 安憶 (ワン・アンイー ) 著 / 飯塚 容 訳 読んだ理由 最近文芸を読んでないな〜と思ったので。 SFを読みたい!そう言えば『三体』まだ読んでないやと思って中国文学の棚に行くと、シリーズごっそり貸し出されていた。やっぱ話題作ってそうなるよな〜と思いながら(でも発行されたのってしばらく前じゃない?今でも人気なんだな)、近くの棚の気になる本を手に取った。 文芸をおおよそ1年くらい読んでおらず、これは今まで小説しか読んでこなかったな、読む幅を広げ

          本と日記(1/25~2/14)

          本と日記(1/17-1/25)

          読んだ本 『ヒトは生成AIとセックスできるか―人工知能とロボットの性愛未来学―』ケイト・デヴリン/著 、池田尽/訳 読んだ理由 前に書店で平積みされていて、話題になっているな〜という印象を持っていたので。 感想 タイトルで手に取ってもらおうとあえてセンセーショナルなワードを使っているわけじゃなく、本当に内容に即した邦題だし、セックスとロボット(人工知能)を巡って、様々な分野を横断していくのは楽しかった。なるほど、そら平積みされるわ~って面白さだった。 この本自体が大

          本と日記(1/17-1/25)