「月の日」-2024年9月14日の日記
近頃、日常的に詩を読むようになった。詩はいい。わからないからだ。地元の友人が開いている詩話会で読んだ詩も、東京の友人と読む詩も、ひとりで読む詩も、一つとして「わかった」と腑に落ちたものは、いまだかつてない気がする。先日視聴したイベントでの永井玲衣さんの言葉を借りて言うならば、わからないから、世界に奥行きがあることを感じることができる。
繰り返すけれど、詩はいい。わからないから、何度も読み返すことで、表現を、行間を、じっくりと味わうことができる。だからここ数日は読書というと詩