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noteを始めた3年前と今。振り返り比較

 私がnoteを初めて投稿したのが2019年8月24日 23:49。noteを始めて、実に3年以上経っています。「マイペースでnoteを楽しく続ける」をモットーに、描きたい(書きたい)記事を投稿していますが、自身の記事のポジショニングマップを描いて、振り返ってみました。

1.2023年現時点のマッピング

 マッピングする際に、縦軸と横軸を何にするか迷うところ。「マイペースでnoteを楽しく続ける」をモットーにしているので雑食系かなぁ・・・とも考えていますが、比較的、税金関連の記事が多いと考えています。
 そこで、縦軸を「法律系」か「計算系」か。横軸を「難しい系」か「易しい系」かのマトリックスで図解してみると、下図①のようになりました。

図①:2023年現時点のマッピング。領域Bに位置すると感じています。

 実際、大学の先生やファイナンシャルプランナー(FP)も「易しい」書籍を意識されている方もいるので、一概には言えません。私見ですが、ざっくりと上図①のとおり、A~Dの4つにマッピングしています。

 A・・・難しい法律系=大学の教科書
 B・・・易しい法律系=?????
 C・・・難しい計算系=FPの教科書
 D・・・易しい計算系=確定申告コーナの図解書籍

 で、私自身が目指しているターゲットは「B・・・易しい法律系」です。ちょっと大袈裟かもしれませんが、これで差別化(ブランディング)しているつもりです・・・(汗)。読者の皆さん、どう感じていらっしゃるでしょう!?

2.2019年当時の振り返り

 私がnoteを初めて投稿した記事(2019年8月24日 23:49投稿)は、以下の通りです。当時、プロコン塾で作成した資料を投稿しました。結構な熱量を込めてPowerPoint資料にしましたが、プロコン塾側からのフィードバックは「中小企業診断士としての”オリジナリティ”が不足している」とのコメント。note上でも投稿当初は10スキも頂けず、低迷??していました。

 で、2019年当時の資料をマッピングすると下図②の通りです。先ほどの縦軸・横軸の取り方が、今と変わっています。ちなみに、コンテンツが「税法」と「Excel」の違いもあるのかも。なお「中小企業診断士としての”オリジナリティ”が不足している」とのコメントは未だ咀嚼できていません・・・。これからも頑張って勉強して精進しないと!!と考えています。

図②:2019年「経営者をターゲットに実践的なアプローチを行うこと」がオリジナリティ?!

3.捨てる神あれば拾う神あり?

 でも「捨てる神あれば拾う神あり」。当時の資料をSNS等、インターネットで公表していたのが良かったと振り返ります。”とても強いQuizプレイヤー達”を擁するQuiz団体会長(当時)の目に留まり、経理支援の貴重な経験がコンテンツのブラッシュアップにつながりました。税理士登録した時期もその頃。当時の会長”Iさん”には本当に感謝申し上げます。

図③:Quiz団体への経理支援。マニュアル化と経理運用の整備がポイントでした。

 なお上図③の稲垣経営研究所のリンク先は削除している点、ご了承ください。情報発信をnoteとTwitterに集中させているためです。

4.Excel支援の具体的内容

 2019年当時のExcel支援の具体的内容を、イラスト交えて振り返ります。今は、Excelをガッツリ使った支援は基本していないので、参考程度にご笑覧いただけると幸いです。

4-1.そもそもExcel支援って何?

図④:Excelを活用して生産性を上げたい、経営者の方を支援対象としています。

 では具体的に、想定しているお客様(読者)は誰でしょうか?企業の成長ピラミッドに沿って説明します。下図⑤の通り、Stage.1設立~Stage.6上場の成長ステージに区分してみますと、実際にご支援させて頂くのは、Stage.3「規模・人員の拡大」に成長する”前”の経営者を想定。そして支援の期待効果は、Stage.3「規模・人員の拡大」以降の成長ステージであり、特に経営者による”経理・資金繰りの経験と勘”が通用しなくなる、一定規模以上の事業規模の場合に発揮するものと考えています。

図⑤:Stage.3「規模・人員の拡大」に成長する前を想定読者層にしていました。
図⑥:実際のプロコン塾で発表した資料(抜粋)です。

 次に、サービスの内容について見て行きましょう。流石に、Excelがあれば会計ソフトは不要・・・こんなことまで言っていません。今では便利な会計ソフトが沢山発売されています。しかし、経理の現場からExcelの活用が無くなることはありません。特に事業規模が大きくなると、使用されるExcelの量も多くなりがちで、Excelの有効活用が業務効率化のポイントとなる事も多くなります。ゆえに、既に使用している会計ソフトに併用して、Excelも使用することを想定しています。

図⑦:会計ソフトと併用して、Excelも使用することを想定していました。

 ではなぜ、Excelにこだわるの?・・・こんな声も聞こえてきそうです。殆どの業務用パソコンにはExcelが入っており、多くのユーザの皆さんにもなじみのあるアプリ。このExcelですが、実は経理業務の生産性向上のシーンでも優れものなんですね。
 生産性の公式、分母に経理情報のインプット、分子に経理情報のアウトプットをあてはめると下図⑧のイメージになります。どれだけ経理情報のインプットの負荷を下げて、アウトプットの質を上げるかが、経理業務の生産性向上のポイントになってくる訳です。

図⑧:経理情報のインプットの負荷を下げて、アウトプットの質を上げるかがポイントです。

 Excelが経理業務の生産性向上のシーンでの優れもの。この点をもう少し具体的に見て行きましょう。人によって、Excelの使い勝手の良さの評価は異なると思いますが、私の場合、下図⑨の2点に着目しています。
 第1に、カスタマイズもしやすく、自分なりの管理と分析が可能である、第2に、会計ソフトと異なり情報の後追いが可能で、お金の流れを追いかけやすくなる、の2点です。

図⑨:経理の生産性向上時には、Excelの有効活用が不可欠では?

 以上のまとめですが、下図⑩の通りです。

図⑩:戦略ドメインの視点で、当サービスをまとめてみました。

4-2.支援前に行ったアンケート結果?

 今まで説明してきました理論を裏付けるため、アンケートも実施しています。実施方法ですが、リアルにお会いできる経営者に対しては、紙にてお渡し、更に個別に直接ヒアリングもさせて頂いています。ただ大部分はアンケートを電子化のうえ、ホームページ上で結果回収しています。
 でもホームページの存在なんて殆ど認知されていないのが難点。そこで、FacebookやTwitterで拡散のうえ、ホームページを認知頂き、アンケートにご協力頂きました。

図⑪:ホームページを開設しても、なかなか認知されないのが課題でした。

 アンケート結果の1つ目の結論を見てまいります。面白いことに、”従業員数が多いほど、経営者の経理への関与度が低くなり、反面、Excelの活用度が高くなること”が分かりました。

図⑫:従業員数が多いほど、Excelの活用度が高くなる傾向が見られました。

 アンケート結果の2つ目の結論に入る前に、どのようなアンケート内容があるか気になりませんか?
 一部ご紹介します。アンケート企業(14社)のうち、8割以上の企業で経理業務上Excelを使用していること、半分以上の企業で経理担当・税理士に経理業務を任せている回答を頂きました。

図⑬:8割以上の企業で経理業務上、Excelを使用していました。

 私が経理支援させて頂く際に特に重視させて頂くのが、「仕訳帳」と「現金出納帳」。これらの帳票作成におけるExcelの活用についてもお聞きしました。サンプリング数によって割合は増減しますが当アンケートでは、7%の経営者の方は経理業務を税理士に丸投げされているようでした。背景等も伺ったところ、”経理ノウハウは大切だが・・・”との課題認識はされていましたので、なかなか経理業務に時間が割けていないのも実体でした。

図⑭:7%の経営者は税理士に丸投げされていました。

 いよいよアンケート結果の2つ目の結論に入ります。Excel関数ごとの活用度に着目し、5つの必須となる関数に絞って見て行きます。”SUMIFS関数の活用度が低い”のが結論で、支援時、重点的にアプローチする必要性を感じています。

図⑮:経理実務上、実際に必要な関数は絞られます。
図⑯:実際のプロコン塾で発表した資料(抜粋)です。

4-3.実際の支援内容は?

 実際の支援内容は、前述の”とても強いQuizプレイヤー達”を擁するQuiz団体への経理支援につながる訳ですが、図解すると下図⑰の通りになります。具体的には、2つの提案内容がありますが、ポイントは経営者にとって、どれだけ経理業務に時間を割けるかです。今後更なる規模拡大をすれば、経理業務は経営者にとって更なるブラックボックス化する恐れもあります。この点も考慮する必要性を感じています。

図⑰:”どれだけ経理業務に時間を割けるか”が支援ポイントになります。

 以上、いかがだったでしょうか?今は、Excelをガッツリ使った支援は基本していないので、参考程度に・・・との位置づけで記事にしましたが、何か気付き等になれば嬉しいです。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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