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人生の休憩記録-2-

適応障害で休養の診断書をもらい、仕事を休んでまず考えたこと。

とりあえず1.2週間は、赴くままに過ごそうと決めた。体調の波にもよるが、仕事に注いでいた時間を、自分のためにゆっくり使おうと。

また、自分の好きを思い出そうウィークを開催(私の頭の中だけで開催)しようかななんて。

その日によって寝込んだり、人の声、人がいる場所が受けつけない時もあるのだが、私は、街歩きがとても好きなことを思い出し、とある日、車ではなく電車で移動をしてみることに。

その場所は、娘がお腹にいた時に安産祈願に伺ったり、たまに家族でも行くところだった。

ゆっくり街を歩いたことがなかったので、内心ワクワクしていた。

天気も良く、歩くのが気持ちよかった。
電車の音、信号の音、久々に心地よいと感じた。


時間を気にせず、街の景色を観るのは、何年ぶりだろうか。
街の景色をゆっくり観ながら歩くことが、久々でこの感覚を忘れていた。
私、今、楽しい。

ここでふと思う。
一眼レフカメラがあれば…。なぜ持ってこなかったか…。

子どもの成長のために購入したカメラ、行事や旅行でしか使わないと、全く上達しないので、こういう時に使わないといつ使うねん。というつっこみをしながら仕方なくiPhoneで撮る。



1人で、写真撮るってなかなかハードルが高くて、恥ずかしい。でも、今を記録したくて撮ってみた。

歩いて1時間が経ち、そろそろランチかなの時間。子どもがいない時はもっぱら辛いものかタイ料理の私。久々にタイ料理が食べたくなり、Google先生で、タイ料理屋さんを発見。

お店の前まで来た時、1人で入るのになぜかドキドキした。イケイケな人たちがたくさんいたらムリとかなんとか思いながら入店。

入ったら笑顔が優しいタイ人のお母さんで安心。
平日ということもあり、ごみごみしていない。
タイの音楽が流れ、なんだか居心地がよかった。


レッドカレーを食べ、久々のタイ料理に舌鼓。
余は満足じゃ。と心の中で何度も思った。
ふと、夫の顔が浮かぶ。
パパにも食べてほしいなあ。

その後、街歩き後半戦突入。
ホワイトデーが近いこともあり、スイーツが並ぶ。かわいい型抜きのバウムクーヘンが売っており、足が止まる。
ふと、娘の顔が浮かぶ。
喜ぶ顔がみたい…!

美味しいものを食べたり、みたりすると、家族の顔が浮かび、居ても立っても居られず、スイーツを購入。

その後、雑貨や、洋服、化粧品、花屋、街ブラすること3時間もあっという間に過ぎていた。

疲れよりも、楽しい気持ちが大きく。
街を散策するって私好きだった。と再確認。 
こうやって一個一個好きなこと洗い出してこう。そう思った。

帰りの電車までコーヒーを頂く。
1日2、3杯は飲むコーヒー。手帳を片手に、ぼーっとしてみる。
なんて最高なんだろうか。
そう、ここのコーヒーとスフレパンケーキ美味しいんだよなあなんて。



仕事と子育てに夢中になっていて、忘れかけていたことを徐々に思い出した。そんな日だった。

こうやって、自分とゆっくりじっくり向き合って、自分と会話して、自分はどうありたいか考えていけたらいいな…なんて。


☆備忘録ギャラリー(下手だし、自分の影写って本当に申し訳ないが、記録として残すことにする)

おじいさんが営む素敵な花屋1
おじいさんが営む素敵な花屋2
カメラ忘れて、写真屋さん眺める私
なんか芸術を感じたとあるお宅の前






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