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とときっずの詩(うた)・春の巻

今はすっかり成長した次男・とと(仮名)の幼少期からの絵に、母・ヨシコ(仮名)が好き勝手なコメント的解説をつけた、イラスト集です。
ととは生まれた時からダウン症という症状名がありました。
ただ、なんだかいつも好奇心旺盛、他人に親切、何事にも前向きコメント多数、そしていたずら心満載です。
成人を過ぎましたが、今でも変わらずととはとときっずのままのようです。
春夏秋冬、各10作ずつ。それぞれのとときっずをお楽しみください。

はと

はとは、つかまりません
だからおいかけたりします


おじさんうちゅうからきた

たぶん こんにちは といっている
それから みちをきこうと おもっている


うっかり鳩時計

あ、三時でした


寿司屋でエビを頼んだら

よびましたかに?
よびましたね?
ぴょんぴょん、きましたよ
時価ですよ


ものかげにねこが


ものかげに いたのですが
ねこのようです
すこし、はにかんでいます

よくみたら もう1ぴきいました
もう1ぴき いました
よくみたら まだまだいました

どうも ねこではなさそうです

はにかんでいるのかどうかも
ちょっと
わからなくなってきました


かわいいって言われるけど

よく、みなさんに
たべちゃいたいくらい
って
いわれますけど

たべないでください。
あじみもばつ。


輪舞(ロンド)


国語の先生アライグマ

らるからない
らすかります
らすかるる
らすかれば
らすかろう
はい、もういっかい


うんち大王様宣言す

でるものは でるのです


ことば降る街角


とときっずの詩(うた)・夏の巻 →

とときっずの詩(うた)・秋の巻 →

とときっずの詩(うた)・冬の巻 →


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