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13.自然災害の猛威
こんにちは、Takenoyaです。
グループホーム開設へ向かう道中、避けては通れない出来事が起こりました。
そう、自然災害です。
台風15号
この年は、9月半ばにとてつもない台風(15号)がやってきて、主に千葉県に甚大な被害をもたらしました。
ちょうど千葉の後輩が、自身も被災しているにもかかわらず、ボランティア活動に奔走していたので、遅ればせながら10月1日に行ってきました。
作業内容は、主に屋根のブルーシート張り。
ほぼプロ集団の「愛・知・人」さんのメンバーに手解きを受けながらと共に作業を行い、色々と勉強になりました。
ちなみにこの後輩Sくんは、前述の台風を機に災害支援団体を設立したり、
人生に躓いた方に力を貸してあげる活動を始めたり、多岐に渡って活躍する社会貢献家、もとい、
「人だすけジャンキー」です。
台風19号
そして、その一ヶ月後。
まさか今度は地元が被災地になるとは…!
台風19号(令和元年東日本台風)は、50年に一度と言われた大規模なものでした。
スマホのスクショ。
10/12の20時頃…、かなりの降りしきる雨と、ニュースの情報から、妻が決断…!
うちは平屋建てで垂直避難が出来ないので、大事をとって高台に避難することにしました。
いま思えば、このとき二人の知的障害者と共に避難したので、少しはグループホームを起ち上げた際の、予行練習になっていたかもしれません。
台風の爪痕
翌朝、家に戻ると、庭の薔薇の木が根元から折れている程度で済みました。
この程度で本当によかった…
とりあえずはホッとしたのもつかの間、うちからわずか3kmほど上流で、堤防が決壊したとのニュースが。
自転車を走らせ、現地に向かいます
そして
大変なことになった…。
こないだ後輩のところへボランティアへいった直後に、まさか自分の地元が被災するなんて思いも寄りませんでした。
しかし、それは大きな思い違い。
「災害はいつどこで起きるかわからない」
改めて、胸に刻むことになりました。
16日、ボラセンが立ち上がると共に、現地へ。
手前で泥かきをしているのが私
これから幾度となく、こちらの施設にはボランティアで入らせて貰いました。
ひとりごと(グチ)
これはひとりごとですが…
※この堤防の決壊で被災した、高齢者施設の事は全国的に大きく報道されたのですが、
それに比べると、
何故か障害者施設のほうは直後はさほど大きく取り上げられず、少し後になって、専門的な番組で取り上げられていました。
(まあ、高齢者がボートで無事に救助されている絵面は、TV映えしますからねぇ…。)
以上、ひとりごとでした😅
必読の記録本、刊行
※台風から2年、先述の被災された法人が、本を出版されました
これは必読書だと思い、即買いしました。
※Amazon等では買えません。
気になる方はこちらから
最後に
多くの知的障害者は自閉症があり、急な環境の変化が苦手です。
「私たちが命を守るためにしたこと」を読んで、また自分自身も避難を経験して感じたことは、
①避難することをかなり事前に言い聞かせておく(いきなり言うとパニックになりかねず、そうなると避難どころではなくなる)。
②平時のうちに、避難所には予め行っておく。ベストは慣れ親しんでおく(いきなり初めての場所だと、下手すると建物に入ってくれない。そこが「既に知っている場所」というだけで、本人達の安心感は全然違う)。
※実際の場合、今回のうちは、①はクリア出来ませんでした。
ですが、結構いきなり言い出したのにもかかわらず、②をクリアしていたので、すんなり行きました。
受け入れてくださった比企分教会(うちの親教会)には、感謝感謝です!
災害避難に関しては、また後ほど続編を書こうと思います。
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次回は、「開発許可に向けて、続編」 です。
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