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新卒3年間の学びと得た考え方

概要

特に働き始めてから最初の3年間は業務を向上させる中で、特に強い学びや考え方を得た時期であったと思う。

本記事では、多くの先輩にご指導いただきながら、自分自身を特に押し上げたと思うポイントを絞り各事柄について振り返ってみたいと思います。
関わった先輩方、その節は本当にありがとうございました!


心構え

①会社の中でしか経験できないことを意識する。

最悪、技術などの自己研鑽は自分でも出来る。
だが、仕事の進め方や人・組織との関わり方など、会社でしか経験できないことは多い。
その事を特に意識して業務に臨む。
 

②課題と状態をとにかく可視化する。

現状が正しく見えてないと、課題やその対策も効果的でなくなる。
以下の流れを特に意識する。
・課題の真因は何か?深ぼる。
・課題の数値化・定量化
→ 具体的な対策(対策も数値化・定量化する)

精神論での対策が一番NG(そもそも頑張っているのは前提)
また、対策は行動や習慣に落とさなければ、結局できない。
 

③周囲からのフィードバックを徹底的に集める。

自身の強みを伸ばし、弱みを克服する上で、多角的な面からフィードバックを集めることが特に後々に効いてくる。
特に若い年次のタイミングでないと、誰もクリティカルなフィードバックなんて後々してくれない(と考えるべし)
耳は痛いし、心身ともに無理をする状況とはなりうるが自身を押し上げる一番の近道(当然、適切なフィードバックしてくれる方には多大に感謝する)
 

④時間とコストのトレードオフを意識する。

例えば、自分や周囲のメンバーの人件費をコストと考えるのが、一番直感的にイメージしやすい。
自分にもコストがかかっていて、相手にもコストがかかっている。そうなると例えば相談する時間を最小限にするにはどうするか?
会議に至っては「参加人数×時間」で大きいコストがかかるので、本当に必要かどうか?を必ず考える。
 

⑤まずは全て自責で考えてみる。

仕事についても、自分だけで行うわけではないのでトラブルや上手くいかないこともあるし、当然周囲やフェーズの影響を受けることもある。
その時、一旦全て自責で考えてみる。
・一見自力で難しい点でも、自分がコントロール出来る部分はなかったか?
・真にコントロール出来なかった事はどこか?

仮に少しても見いだせれば先に繋がる。
 

仕事の進め方

①締め切りドリブン

締め切りがあるものは、それを締め切り内に確実にこなす。
長期スパンのものは、細分化し段階的な締め切り設定。

締め切りのないものでどうしても時間内にこなせなければ、あと回しに。

新たなタスク発生時は、締め切りに支障が出ないか入念にチェックしてタスクを受けるか検討(そのため、現状保有タスクは全部書き出しておく
 

②すぐ終わるタスクはその場で終わらせる

基本的に、タスクを多く持てば持つほど、塵も積めれば山となる。
時間がかからなかったり、すぐ終わらせられるタスクは、すぐにその場で終わらせる。
 

③相手への尋ね方(+意見の言い方)

「自分はこう思いますが、あなたはどう思いますか?」と聞く。
「あなたはどう思いますか?」でまず相手の言い分聞いてだと、自分の考えを言えないまま終わる。
また、相手からしても何も考えてない奴に思われる

また、質問はあらかじめ自ら実践した上で悩み・課題を整理して聞く(空想はなるべく排除する)
問題が起きているときは、状況や環境を添えて書く。
 

④合意形成

周囲と慎重にタスクについて合意をとりながら作業を進める。
そうでなければ、正しい事をしていても、周囲からは勝手なことをしているように見えてしまうことがある。

一度、合意をとったら一旦その方向で進めてみる。
どうしても難しそうであれば、立場の上の関係者なども考慮に入れつつ相談する。
 

⑤プラスαで物事を進めるとき

与えられたタスクは確実にこなしていることが大前提。
仮にプラスαをやっていても、やるべきことが出来ていなければ周囲からの評価はマイナス。
プラスαも加点にもならない。
 

仕事効率

①ゴール意識

ゴールのすり合わせ・成果物の定義を慎重に行うべし。
何がMUSTで求められているか、どこが折り合いをつけていいかを都度確認・相談する。
特に求められる仕事から、優先的に順に行う。
 

②8割まで一気に片づける

仕事のアウトプットの80%を作るのにかかる時間は20%、残り20%を作るのにかかる時間は80%(パレートの法則)(当然仕事にもよる)
レビュー依頼や相談を行いながら仕事を進める事を考えても、この80%を優先で作るのが近道。
 

③周囲への相談とレビュー依頼

動く前の計画の段階で、もっと良い方法がないか・モレがないか・
動き方に無駄がないか・より無駄を省けないか…など周囲と相談する。

その上で、作業に入っても分からなければ積極的に相談する。
気遣いして相談できない等すると逆に仕事が回らず、全体感で見たときにも周囲に更に迷惑をかける。
 

④仕事の属人性

その仕事が本当に自分にしか出来ないか
周囲に一部任せてより効率よく全体で最適化出来ないか(当然、自分も状況次第で積極的にサポートする。状況によっては属人性を排する努力を行う)

また、目的を考えたときに本当に自分がやるのがベストか?
タスクのみならず日頃のちょっとした注意とかも含め、その時々で自分が行うのが本当に良いか?
 

⑤マルチタスクは基本しない

その方が早くそれぞれのタスクをDeliveryできる
 

その他

①冗長な作業を繰り返さない

同じことを3回以上やっていないか、それを簡単に出来ないか自動化できないか意識して仕事すべし。
例えば、文字入力1つとってもそう。スニペットツールとか使っているか?


②仕事しやすい環境を作る。

例えば、椅子・キーボード・デスクトップを考えてもどうか?
腰が痛くなったりしないか、作業効率はどうか?・集中できるか?
過去の記事でも類似の内容を取り上げています。


③会話での意識

結論から先に言う。Yes/Noでまず答える。
 

④場や相手との距離感

慎重に見極めてTPOに応じて行動する。
状況を明確化出来てない場合、時間をかけて状況を見定める。

中途半端な理解で意見しても確度の高い意見にはならないし、
希薄な信頼関係での意見は、時にマウントプレーに映る。

職務の垣根を超えて意見する場合は、怒られるまでが境界線。3歩先までは踏み込んでみる(これもTPOで、社風にもよると思いますが)
 

⑤コンディション管理が絶対

これが仕事を進める上で、第一前提。
無理をして、結果休んでしまったり遅刻しては逆に大きな代償を支払うし、チームにも迷惑をかける
 

補足

自身が本職エンジニアということもあり、エンジニア編も別媒体にて記事を書いています。
もしよろしければ是非こちらもお読み頂ければ大変幸いに思います。




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