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【風呂酒日和33-1】 久松湯(ひさまつゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


駅からテクテクと一本道を歩いて行くと、なにやらちょっとしたホテルか、図書館のような建物が見えて来た。
おぉ、なんだか近代的。そして敷地が広い。

駐輪場にはライトアップされた植物が並び、スタイリッシュな空気を演出している。
建物の前によくある、どんとした看板はなかったが自動ドアの向こうに赤と青の暖簾がみえる。
ここが久松湯だ。

靴箱は100円を入れて後から返ってくるタイプ。
なるほど。ちょうど100円玉を持っていて助かった。

入って真っ直ぐ突き当たりの受付でタオルを借りてお金を払う。
浴室内にはシャンプーなど一切ないとのこと。
大丈夫。実はそんな時のためにいつも1セットだけ、使い切りのものを持っている。とはいえお風呂にある時はそれを使わずに常設されてるものを使っている私。ケチですいません。

左の女湯の暖簾をくぐる。
石っぽいタイルの床を少し歩いていくと、池だろうか。窓の向こう側に赤い魚が泳いでいるのが見えた。
その先を抜けると洗面台、そして脱衣室が現れる。
なかなか広い。そして、綺麗。
きっと最近改装されたのだと思われる。
落ち着いた内装で、なんだか上質という感じ。


脱衣室は結構賑わっている。盛況しているようだ。
ささっと身支度をして中へ。

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