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【風呂酒日和42-1】 四季の湯(しきのゆ)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


千歳船橋の駅を降り商店街を歩く。
いい感じ。新しい店もあればお肉屋さんやタバコ屋さんなど、昔からあるようなお店も並んでいる。
なんとなくうきうきする。いい店がありそうだ。

ここかな、ここかなと、ちらちら左右の店を見ながらも銭湯を目指す。
ここを曲がると銭湯だ、という曲がり角の向こうに、趣のある立看板が灯る、こじんまりとした居酒屋さんを発見。
むむ、気になる。
私は今日、あそこに行きたい気がする。
そんなことを思いながら、ひとまず曲がって銭湯へ。

靴箱に靴を入れる時点で中から「はい、いらっしゃーい」と明るい声が聞こえた。
まだ入ってないがもう歓迎されている。嬉しい。

入るとすぐ目の前に大きめの券売機が2台。
そしてその左奥の方に受付があった。
先程の声の主はその受付に座るおじさんだ。
券売機、日本語もあるし英語で書かれたボタンもある。
外国人のお客さんも多いのだろうか。
Bathing Ticket。なるほど。
Bathという単語は知っていたがBathingという表現もあるのかと勉強になる。

Bathing Ticketを購入し、おじさんに渡す。
坊主頭で体格のよいなかなかいかつい感じのおじさんだが先程の挨拶といい、とても愛想がよくて気持ちがいい。
タオルは借りられますか?と聞いたところ「レンタルタオルはやめちゃったんだよね〜。買取になっちゃうけど色々あるよ。これは150円。」と、手ぬぐいと1回きりのリンスインシャンプーとボディソープがセットになったものを出してくれたので、そちらを購入しさっそく脱衣室へ。

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