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夢を叶えられる人と叶えられない人の”小さなちがい”の話

アスリートの強さを分けるもの

少し前におもしろい話を聞いて、アスリートで強い選手(例えばメダルと狙えるとか)と、強い選手を”目指す”選手の間にはボーダーがあって、実はそのボーダーを越えることが一番難易度が高く、強い選手のゾーンに入った方が「同じ努力」をしていても、成長速度ははやいんだそうです。

そのボーダーを分ける最も重要なファクターは「叶えるべき目標を本人が具体的に認識し、行動をそこにフォーカスしている」つまり、正しい目標を抽象概念から具体概念に昇華できているか否か、ということなんだそうです。

目標が具体化されていると、「勝たなくてはいけない勝負」を可処分思考を使わずに脊髄反射レベルで決められるようになり、逆にやらなくてもいいこと、勝たなくてもいい場面も本能的に決めることができる。

私達はつい、成功している人やすごい人との距離を感じるとき、その差は「努力量」や「行動量」の差だと思いこんでしまいます。

もちろん、若い頃に無理した努力量や基礎体力など多少のアドバンテージはあるにしろ、多くの人に与えられている時間やパワー量にはさほど差はない、少なくとも何百倍何千倍、一日で行動量が違うということはないと考えた方が自然です。

そうなってくると、同じ行動量なのに勝ちやすい人とそうでない人を分けるものがあるはずなのです。

頑張る力を分散させたら、人は立ち止まってしまう

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これはあらゆることに当てはまる話だと思って、夢を叶えられる人と叶えられない人の間にもボーダーがあり、そのボーダーを越えることの難易度がもしかしたら一番高いのではないでしょうか。

エッセンシャル思考という本がありますが、やるべきことだけに集中して一方向にパワーをかけることで、進む力が強くなり、逆に同じ行動量でも力を分散させてしまったら、同じところにとどまり続けてしまう可能性があるという話がでてきます。

同じ力でがんばっても、やるべきことがたくさんあって力を分散させてしまったら、夢に向かっていく推進力はぐっとおちてしまうわけです。

なにをやるか決める、というのはどんな人にでもある場面ですが、決める前に検討したり、悩んだりすることってすごくカロリーを使うので(時間などのコストという意味でも、可処分思考も、実際にもカロリー消費するらしい)それだけで立ち止まってしまう感覚がある人は多いのではないでしょうか。
やるべきことを決めたらそのことについて考えるカロリーを減らす努力をするというのは、前に進む上ですごく重要です。

「小さい勝ち」を安心材料にしようとしない

なので、夢に向かう力を最大化するためにまずしなくてはいけないことは、
夢をできる限り抽象概念から、(自分の想像力ができる最大幅まで)具体的にイメージに転換することです。要は「自分にとっての”大きな勝ち”の定義」を決めておくということ。

こうすることで自然と、自分にとっての”勝ち”につながらないこと意外はしないという決断が思考力をつかわなくてもできていくので、夢を叶えるための最短ルートで進むことができるのです。

仮に、抽象度が高い夢を抱えたままでいると、そこに向かうまでの具体的な決断に毎回力を使うことになり、推進する力が分散してしまいます。

また、迷えば迷うほど、情報過多の時代の罠にハマりやすくなります。

「やらなくてもいい理由」や「他にも魅力的な夢」はこの世の中に山のようにあり、どの道を通っても抽象度が高い到達点ならどうにかいけるのではないかと過信したり、

それでも湧き上がってくる「自分はきちんと人生の目標にむかっているのか、叶えられるのか」という拭えない不安を払拭するために、毎日「小さな勝ち」をとりにいくことに労力を費やしてしまいます。

上述したように重要なことは、「小さな勝ち」をたくさんとりにいっている人と「大きな勝ち」に向かって進んでいる人の絶対的な努力量は恐らく変わらない可能性がたかいということです。

努力が「楽しい」ゾーンに入ると成長速度に差が出る

それから結果がついてくる人と、「小さな勝ち」をとりにいきながら迷っていて勝っても結果に喜べない人とでは、努力することに対して感じる「楽しさ」が違います。

自分が成長することに喜びを感じない人はいないので、夢に向かって成長している実感を同じパワーで得られるのであれば、その方が進んでいく効率は雪だるま式に強くなっていき、いつのまにか大きな差ができてくるということです。

つまり、夢を叶えたいのであれば、まずできるだけ夢を具体概念にして「大きな勝ち」の定義を決めること、そうすると決めたら考えずに行動することが自動的にでき、いつのまにか一番むずかしいボーダーを越えられるということなのだと思います。

夢の著作権を活かす

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私も、社会にでてから初期の頃に、

「夢の所有者は自分だけ。著作権も自分だけ、だから夢をできるだけわがままに描け」

と言われてなるほどと思い、「こういう仕事をして、いくつまでに年収◎◎万円」という目標をたてました。女性大生に毛が生えたみたいな存在だった私からすると、途方もない規模の話だったのですが、金額まで具体化して、自分の中でも納得感が高かったのか、結果的にその年齢より早く達成することができました。

今の夢は、

日本を代表するプロデューサーになること

アタラシイヒを◎◎くらい社会にインパクトを残せる会社にすること

ですが、定期的に夢を具体化する作業には時間を使うようにしています。

夢を叶えられる体質になることに、一日も早くカロリーを使うことは人生の転換点になるのではないでしょうか。

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私が代表をしている株式会社アタラシイヒではYouTube・reels等の動画制作・マーケティング事業、女性向けの事業プロデュースを行っています。

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