自然の中でのヨガと瞑想/旅記録②

こんにちは。Hinakoです。

今回は旅記録の2回目になります。
もちろんやってきました、ヨガと瞑想。しかしですね、私の都合で全然アーサナは練習できず、父にせっかく対面で教われるのにできずじまいだったのです。
1回だけ、トリコナアーサナを見てもらったのですが、1回で10か所近く修正してもらって感無量。ああ、こんなにできてないんかいと（笑）
次回があれば、しっかりアーサナ見てもらいたいですね。

今回は練習はそんなにできなかったものの、いろんな場所でアーサナをとってみました。そして流れで瞑想も。
こんなに大自然の中で、人がいないところでアーサナを取ったり瞑想を行うのは初めてだったので、これまた色々と気付きが溢れ。
自分の備忘録もかねて、皆さんにも疑似体験いただければ嬉しいですね。

プラーナに満ち溢れる自然

自然はプラーナの宝庫。
プラーナとは、ヨガの用語で生命エネルギーと言われています。物質すべてに流れていて、すべてプラーナを元に成り立っている。
分かりやすく言うと酸素、スターウォーズが好きな人はフォースだと思えばわかりやすいかなと思います。
そんなプラーナが、自然がたくさんある場所には溢れんばかりに満ち溢れていました。

都会にももちろんプラーナはありますが、鮮度が違うといいますか、質や量が圧倒的に違うのです。
これまで頭で理解していたプラーナが、人のいない、人工物のない場所に行ったからこそ実感できました。

そしてそのたっぷりなプラーナと共に瞑想やアーサナを行う。
これ以上ないくらいの安心感と幸せを堪能できたのです。
そう、安心感。これが普段自宅で瞑想をしてる時には感じなかった感覚かもしれません。
プラーナに包まれると、安心感が生まれる。エネルギーが満ち足りているから、不足する心配がなくて安心したのかもしれませんね。

大地との繋がりを感じる

どこでもあえて”裸足”でアーサナをとってみました。
特にポーズを決めるつもりもなかったので、マットなどはもっていかず。行った先の自然があまりに気持ちよかったので自然とアーサナや瞑想をしてしまったという感じでした。
良く、「裸足で歩くといい」という話を聞きますが、実は実践したのは子供のころ以来なかったのでは？と思うくらい、裸足で大地を踏みしめるなんてやってきませんでした。

裸足でアーサナ。どんなもんかとやってみると、「あ、これが大地と繋がるというやつか」と何となく理解できたのです。
足の裏がしっかり大地に着くと、その地表からエネルギー、プラーナが沢山注がれてくる感覚がよぎりました。
そこでしっかり両足を付くようなポーズ、例えばヴ―ラバッドラーサナⅠ（戦士のポーズ）なんかを取ると余計感じます。
そして、呼吸。呼吸をするごとにプラーナを吸い込み、足の裏と両方からプラーナを取り込んでいるような感覚でした。
特に海の砂浜でアーサナを取った時は、上記の感覚が顕著でしたね。

そして、海、川、山すべての場所が、共存している動物や虫、木たちの生活音が流れ、一体となっている感覚が非常に良く分かります。
これはアーサナよりも、瞑想。瞑想をするととっても良く分かりました。

特に風が吹きつけるとき。不思議と風は自分の呼吸に合わせて吹いているのではないかというくらい、自分の意志と似たような動きをしてきます。
そして、風に包まれ一体化する。風も生きている。風と共に呼吸をする。
そんな感覚に包まれるのです。なんだかこの一体感はとても心地よく、自然と笑みがこぼれていました。幸せだなあと、幸福感も一緒にやってきたのです。

ワンネス

私たち生物は根源は一緒。よく”ワンネス”という言葉を聞きますが、まさにその通り。
そしてそのワンネスは、人間だけではなく、生きている生物すべてに言えるものだと思います。
その繋がりは、どこにいてもそこにいる生物たちと一緒に呼吸することで感じることができるのだと。
ある意味、わざわざ自然にいかなくとも、ヨガスタジオなどで一緒にアーサナを取っている仲間たちとの繋がりや、オンラインでも同時刻に一緒に呼吸をして行くことで感じられます。
ただ、これはあくまで人間とだけのコミュニケーションなので、こうやって自然にいくことで人間以外の生物も同等だと感じることができるのです。

こういう生きている生物全てワンネスなんだよという体験、ヨガを伝える人間としてはいつか実体験として伝えるべきことだなあと思った瞬間でした。

とにかく、自然の中での瞑想やアーサナは”気持ちよかった！”この一言に尽きますが、詳細に述べるとこんな感想が出てきました。良い時間が過ごせたなあと、過去の体験をかみしめております。

それでは今日はこの辺で。
ここまでお読みいただきありがとうございました！

Om
Hinako