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【アーサナ練習のすゝめ】続けるからこそわかる良さ

おはようございます。Hinakoです。

先日、アーサナ(ポーズを取ること)の写真を撮ってもらいました!
少しシェアしつつ、そういえばアーサナすることの良さについて話してなかったなあ~と思ったので、今回はアーサナのメリットについて話してみようかと思います。かなり個人差はありますので、私が実感した内容をシェアします。良ければ是非ご覧ください。

アーサナのメリットは続けなくては受けられない

戦士1編集済

早速ですが、メリットを紹介する前に前提条件です。
まず用語の説明。皆さんが想像するポーズを取る”ヨガ”は、ヨガの用語でーサナと呼びます。ヨガには八支則という8つの教えがあり、そのすべてをひっくるめてヨガと呼ばれれています。その中の1つ、アーサナに特化してお話しています。(ちなみに八支則は日々の暮らしで心がけることや、呼吸法、瞑想なども含まれます)

ヨガの世界で1番大事だといわれていることは、実は「継続」なんです。1回や2回で効果が得られるものではないと、ヨーガスートラにも書かれています。そしてそれも8つの教え八支則を継続し日々の生活に取り入れることで恩恵が受けられると説かれているのです。
ただ、現代人のような生活をする人にとって、そもそも修行の一環として行われていた八支則すべてを実行することは難しく、何よりインドの哲学ですから少々日本人には受け入れるのに時間が掛かることもあります。
しかし、アーサナに関しては、最近ではかなり有名になってきてハードルも下がってきたのでは?と感じます。
なのでまずはこの”アーサナを継続する”ことをお勧めします。

わりとありがちなのが、「身体が固いので出来ないポーズが多くてつまらない」という声。はい、そうですね、確かにポーズを取ることに面白みを求めるとそうなるかもしれません。そもそもヨガのアーサナは日常生活ではありえない動きを沢山しますので、できないポーズがあって当たり前です。そして、現状をみて「身体が固い」と判断するのもナンセンスかなと思います。動いてなければ、そりゃ身体は固いですよね?自転車を想像してみてください。乗らないとすぐにサビます。人間の身体も同じです。動かなければサビます、固くなります。その状態であきらめてしまっては始まりません。動かしてあげるのです。可能性を自ら作るのです。骨格の問題を除けば、続けることで柔軟性は必ずついてきます。なので、まずは「続けること」が大前提として、ヨガのアーサナをすることをお勧めしたいです。

アーサナのメリットは大きく分けて3つ

前置きが長くなりました(笑)とにかく「続けること」の大切さはわかったと思いますので、実際に「アーサナを続ける」とどんな恩恵が受けられるのか上げてみます。私はこの3つだと思っています。

①日々自分の変わりゆく体調が分かるようになる
②できないポーズが出来るようになることで、自己肯定感が上がる
③知らぬ間に心まで柔らかくなる

他にもいろいろあると思いますが、私が実際に体験し得た恩恵になります。面白いことに、身体を動かしているのに心・メンタルに対するメリットの方が多いんですね。私の場合、元々柔軟性がある方だったので、柔軟性については書いてませんが、身体が固い人にとっては柔軟性が上がり身体の不調が緩和されたこともメリットに入ると思います。
ちょっと詳しく書いていきます。

①日々自分の変わりゆく体調が分かるようになる

足上げ編集済


私が1番面白いなと思って続けている点は、これです。
人間の身体って、本当に毎日違うんです。面白いくらいに。私はこの感覚にハマって、毎朝ヨガをすることが楽しみで仕方ありません。
朝一でアーサナをすることで、前日の自分の生活を自然と振り返ります。
例えば、背中が固い場合。「あまり寝返りも打たずにぐっすり寝れたんだな」とか。アーサナを取っているときにお腹がぐるぐるなる場合。「そういえば昨日はヘビーなご飯食べちゃったな。お腹がまだ苦しんでいる…」とか。
私はこの感覚が面白くて毎日同じアーサナを取っていますが、体調がいい時はいつもやらない難しいポーズなんかも取り入れてみたりします。
このようにして、毎日続けることで、自分の身体と会話して、自分の身体の調子が分かるようになります。そして不調の場合は原因なんかもわかるようになってきます。朝に調子がわかると、1日どうやって過ごせばいいのかもわかりますし、無理せずに暮らせるようになります。
意外と現代人は自分の体調がどんな状況かわかっていません。そして平気で身体のSOSを無視します。それも自分の身体を見る時間がないから気付かないんですね。なので、日々身体を観察する時間を作ってSOSを拾えるような感覚を取り戻すことはとっても大事かなと思います。

②できないポーズが出来るようになることで、自己肯定感が上がる

これはよく言われていることかなと思います。できないことができるようになる嬉しさは、ヨガのポーズでも同じように感じられます。
冒頭でも述べましたが、ヨガのアーサナは日常生活ではありえない体勢のポーズばかりです。動物の名前のポーズも多いですし、人間由来のポーズは殆どないと思った方が良いでしょう。だからこそ、最初はできないポーズだらけです。それは当たり前なんですね。
でも、練習を重ねることで必ず身体が変化してくれます。その速度は人それぞれですが、毎日1ミリとか1センチとか、本当にちょっとの変化が身体に訪れて、ある時ふとできなかったポーズが出来るようになったりしてしまうものです。これは不思議。本当に身体って動かせば変わるんだなと実感する瞬間です。
そして、できるようになったことの達成感は、自己肯定感に繋がります。「自分、できた!すごい!」と。本当にすごいのでその感覚は素直に受け止めて頂きたいです。大人になると特に褒められることは減りますし、どちらかというと自分を下げることが美学とされている日本の文化では自己肯定感を上げるのはなかなか難しいと思います。そんな自己肯定感を上げる絶好の機会です。ちょっとしたことですが、案外嬉しいものなので実践してみて頂きたいです。

③知らぬ間に心まで柔らかくなる

チャクラ―サナ編集済


これも不思議。でも、ヨガにハマるほとんどの人がこの恩恵を受けているように感じます。
ヨガのアーサナは、身体を動かすのにも関わらず、心が変わっていくのです。もっというと、身体を動かすことで、身体も変化して心も変化する一石二鳥の習慣なのです。身体と心は繋がっているといわれていますが、その通りなんだなあと実感できるのではないでしょうか?これが筋トレや他の運動とは違う恩恵なんだと思います。
個人差ありますが、心が柔軟になると、ものの見方も変わり、心に余裕が生まれ、心地よい感覚がよぎってきます。この感覚が身体に伝わり、身体も緩み、自分自身全身がゆるっとしてきます。これはとっても大事な感覚です。
もちろんリスクもあります。ケガのリスクは隣り合わせ。その点も含めてしっかり教えてくれる先生のもとで教わることが大事です。

長くなりましたが、このようにヨガのアーサナは続けることでなかなか受けられない恩恵を受けられます。そしてそれも一時的ではなく、長い間続くものです。もし心が不安定だなあと思う方、身体に柔軟性が欲しいなという方は、ヨガのアーサナを続けることをとってもお勧めしたいです。

それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。


Om
Hinako

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