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店を始めたい方へのメッセージ

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これからご自身の店を持ちたいと思っている方の役に立てばという思いで書いています。ありのままをお伝えしなければ意味がないと思うので、読む人の鼻っ柱を砕くようなことも気にせずに書きま… もっと読む
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#珈琲

珈琲は「情報」ではありません。「飲み物」なのです。

「メキシコ・サンアントニオ・アナエロビック・ナチュラル」 テスト焙煎を重ね、悩みに悩んだ末…

中高年の開業希望の方に忠告します。くれぐれも退職金ありきの事業計画は立てないようにしてください。退職金は完全リタイヤ後、あるいは不測の事態が発生したときの貴重な資金です。使ってしまったら、何かあったときにリカバリー不能に陥ります。大切なのは1にも2にも「持ち金」です。

開業当初はお客様が少ないことをむしろラッキーなことと考え、ひとりひとりのお客様とのコミュニケーションを大切にして、店のファン、さらにはサポーターを増やすことに時間を使ってください。
ヒマだからそれが出来るはずです。
これも潤沢な運転資金があってこそ出来ること。

「守破離の破」宣言

2024年は、私にとって開業7周年、修行を開始してから10周年の節目の年です。 この10年間、恩…

売れない日々に心が折れないようにするために:店を始めたい人へのメッセージその20

あなたが創業者で、さらに特別な商才や知名度がない限り、自家焙煎珈琲店開業の初年度は、目の…

業種として自家焙煎珈琲店を選んで最も良かったこと:店を始めたい人へのメッセージそ…

自家焙煎珈琲店にして正解でした。良かったことだらけです。 最も良かったこと:珈琲豆はとに…

コーヒーはコーヒーです。他のなにものでもありません。 フルーティなコーヒーもコーヒー、ビターなコーヒーもコーヒーです。 私はそういう思想のもと、浅煎りから深煎りまで分け隔てなく焙煎して店に並べています。

先輩の受け売りですが「珈琲ほど身近にありながら、正しく理解されていない飲み物はない」。私も珈琲屋になってそのことを強く感じます。珈琲屋の仕事は質の高い珈琲を提供すればそれで終わりなのではなく、珈琲について正しい理解を提供することもセットでなさなければならないと思うのです。

焙煎機選びの基準、私の場合:店を始めたい人へのメッセージその11

焙煎機は自家焙煎珈琲店にとって必要不可欠かつ最も高価な設備です。 また焙煎機は焙煎人にと…

店名を決めるときに注意したこと:店を始めたい人へのメッセージその1

まずは、なぜ「ひな珈琲」と名付けたか、そのいきさつをお話しします。続いて、店名を決めると…

自家焙煎カフェは要注意!:店を始めたい人へのメッセージその4

一言で珈琲屋と言ってもいくつかの種類(業態)があります。自分が目指す「珈琲屋」がどのよう…

「職人である前に」:店を始めたい人へのメッセージその7

珈琲屋を目指すに当たり、多くのことを学ぶ必要があります。 そう言うと、すぐに思い浮かぶの…

初めまして、ひな珈琲の焙煎人です。

2024/05/17追記:2024/05/03を持ちまして開業7周年を迎えることが出来ました。修行期間の3年を…