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あらがったっていいじゃない。
ここ1年間でなん度も、ふらりと姿をみせる問題がある。その問題にまた、思いもよらないところで肩をたたかれた。あまり目を合わせたくはないのだけれど、強くたたかれたせいで振りかえってしまった。
それは、「花束みたいな恋をした」の上映中のこと。
(以下の3文にすこし、ネタバレを含みます。)
菅田将暉さん演じる麦くんが就職を通して、"すき"を失くしてゆくシーン。これまで小説にイラスト、音楽を、サブカルを
we don't need a definition
幸せとはなんですか?
そう問いかけられて、しばらく悩んで、何回か書いては消してを繰り返してから、「自分が置かれている状態に満足していること」と書きなぐった。シャーペンを置いて初めて、四方八方からひそひそとした話し声が耳に入った。なんて書いたらいいの?適当でいいんじゃない?これ成績つけられるのかな?まさか。回答で大喜利をしている生徒たちもいた。私みたいに真面目に俯いている人もいれば、机に伏せて寝て
SNSなんかに壊させない
ずっと先の街まで見える眺望のいい、
洗面台が二つついてる高いたかいお家に住んで、
ブランドロゴが大きく掲げられた衣服に身を包む。
"高級"と定義づけられたものがあちらこちらに。
SNSばかりに触れていると、
こんな暮らしばかりが幸せの頂点で、
わたしたちが "追い求めるべき"
幸せの形に思えてしまう。
そう思わされてしまうといった方が
しっくりくるかも。
けれどそれは、数ある"しあわせ"の
2020年、そのままでいいんだと思えたわたし。
2020年は沢山泣いて、その何倍も笑った年でした。思いもよらないできごとが次から次へとおきて、たくさんの方がわたしのこと、ふたりclipのことを応援してくれて…。正直、今でも信じられません。
約2年半前
なにかになりたくて、でもなれなくて。不器用すぎるわたしは、なにをやっても空回りばかりで。
だけど、どうしても、今のわたしではない、わたしになりたくて。そんな思いだけが先走って、自分を見失ったわた
幸せを目指した。幸せが見えなくなった。
「人は幸せになるために生まれてきた」って、なんか結構聞きませんか。
じゃあその幸せになるための条件とか、要素とかっていうのはなんなのか。
そういうとこまで行くと、一概には言えないことだらけで聞こえの良い話にまとまらない。
一概に言えないのは幸せの定義みたいなのがその個人によって違うからで、だからと言って「幸せになりたい」自分にとってのそれが何を指すのかを知ることはだいぶ難しい。
ゆえに人生の議