ハザマの君に祝福を
初めて、購読マガジンを書きます。
(この記事は最初の記事なので、最後まで無料公開にしています)
普段は演劇をもっとこうしたらいいんじゃないか、などを書いているのですが、そんなのどうしようもないのもわかってます。
じゃあ、私は何を書けるのかなと思った時に、「私が感じている世界に対する違和感を書いていこう」と思ったのです。
きっと多くの話が演劇に繋がるし、演劇からは逃れられないのだけれど
「生きづらい」と感じる理由とか「馴染めない」と思う理由を探っていけたらと思います。
ハザマの君と、一緒に考えたい。
このマガジンのタイトルである「ハザマの君に祝福を」は、
劇団Яeality第5回公演「Яe:act」で上演されたオリジナル短編のタイトルです。
お互いを見下し合っている二つの対立した国があり、
「男らしさ」が良しとされる国の弱気な男の子と「女らしさ」が良しとされる国の強気な女の子の恋物語。
二人はそれぞれの国で良しとされる人間性と異なる性格です。
小さい頃、対立する国同士をつなぐ細い路地、通称「ハザマ」で遊んでいた二人。
一度は別れてしまったけど、「自分らしさ」を大切にしたいと思い自分の国を捨ててハザマで自分らしく二人で暮らすという物語です。
きっと、ハザマで生きたい人は大勢いるのです。
今住んでいる世界のマジョリティに違和感を感じたり、ちょっと生きづらいと感じる人がほとんどだと思う。
そんな「ハザマの君」に、祝福が来ますように。
そう思ってこのマガジンを立ち上げました。
過去の歴史の中で国はふたつに分かれた。ふたつに分かれたからうまくやってこれたの。過去の人間が作り上げてきた幸せになるためのルールなんだよ!誰かがルールを犯せば、たとえ自分が幸せになったとしても他の人が不幸になるかもしれない。その責任を自分は取れない。そんな意味わかんないグルグルした言い訳をやっと見つけたの!だから、今更こっちに踏み込んでこないで!
これは、「ハザマの君に祝福を」の中のセリフです。
「誰かがルールを犯せば、たとえ自分が幸せになったとしても他の人が不幸になるかもしれない。その責任を自分は取れない。」
その通りだと思う。
ルールがあるから。決まりごとだから。
そうやって受け入れて来たことがたくさんある。
その恩恵を私達は受けている。
けれど、自分の心の中だけは「ハザマ」に生きたい。
世の中のルールとか、常識とか、教育とか
全部守らなきゃいけないのもわかるし、
自分が幸せになっても誰かが不幸になっちゃ意味がない。
けれど、心だけは自由でありたい。
このnoteを読んでいる間だけは、ハザマの住人になりませんか?
考えるだけなら自由だから。
誰かを傷つけるのはいやだから、そっと、生きづらさを吐き出したい。
共感したとか、違うと思うとか、人それぞれでいいと思う。
けれど、「どうやって生きたいのか」を考えられるように。
そんなnoteを更新していきます。
初月無料なので、ちらっと入って合わないなって思ったらやめてください。
ハザマの誰かが、少しでも心が軽くなって祝福を受けられますように。
幸せになろうね。
いただいたお金は!!!全て舞台裏のためのお金にします!!!!殺人鬼もびっくり☆真っ赤っかな帳簿からの脱却を目指して……!!!