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獅子舞と相撲の名社 〜立川諏訪神社〜


⛩ 立川諏訪神社

✿ 所在地

住所・・・東京都立川市柴崎町1-5-15
アクセス・・・JR立川駅から徒歩10分

✿ 御祭神

建御名方神たけみなかたのかみ

✿ 御由緒

大国主神の第二御子神 建御名方神は、諏訪湖の畔に住むきわめて武勇に富んだ神と崇められ、信州諏訪大社に祀られましたが、勧請により嵯峨天皇弘仁二年(八一一)、立川柴崎村出口-今の諏訪の森公園に分祀されました。
これが立川諏訪神社の始まりで、古い歴史を持つ由緒ある御社です。
『武蔵国風土記』、『江戸名所図絵』にもその名をとどめ、東国きっての名社として、大勢の人々の信仰をあつめました。

立川諏訪神社 公式サイト

⛩ 千二百年の伝統を持つ立川のおすわさま

✿ 神門

毎度のことながら、立川駅に降り立つと人の多さに驚く。
過去に参拝した時にも、諏訪神社の空はこんな風に青く晴れ渡っていた。

こちらの立川諏訪神社も、日野八坂神社、高麗神社、聖天院に続き、「大阪での神事の前に参拝すべし。」とのメッセージが降りて来た神社のうちの一社です。

✿ 手水舎

信州諏訪大社の四社を参拝したのは、2021年のこと。その時には、御神体である守屋山に登拝しました。5月だったのに山頂付近では雪や雹が降って、めちゃくちゃ寒かったんだよね〜。
ついでに日本画の巨匠 東山魁夷ひがしやまかいいが描いた『緑響く』のモチーフとして有名な御射鹿池にも行きました。あの絵は大好き。緑が魂に響いてくる。

✿ 拝殿

諏訪神社を中央にして、左には八幡神社、右に稲荷神社が祀られています。

神門、拝殿、どちらも堂々たる出で立ち。分厚い胸板の巨漢が、大きく両手を広げて歓迎してくれているかのような(笑)。
まっすぐに天から地を貫き降ろされるパワーは、信州諏訪大社の御柱を連想させる。

個人的に諏訪神社とも縁の強さを感じます。諏訪の神として祀られている建御名方神がもともとは出雲族だったからかもしれないし、諏訪湖と言えば、やはり龍神だからかもしれません。
そしてわたしは、古代諏訪信仰の源流であるミシャグジ様のことももっと知りたいんだよね。
ミシャグジ信仰は石神信仰であり、ミシャグジ社では石棒が祀られていたりする。祟り神の一種であるとも言われる謎多き土着神。

石棒・・・・・・ついこの間、見ましたねぇ(笑)。
福生市立中央図書館の郷土資料室にマンスリーピックアップとして、期間限定で展示されていました!

石棒は、猿田彦神(天狗)の鼻が長い理由の一つとしても考えられています。
noteには諏訪大社での神事ツアーのレポートは書いていないので、またの機会にミシャグジ信仰などと合わせて書いてもいいかなと思っています。

✿ 境内末社

 

左から、疱瘡神社、日吉神社、金毘羅神社、浅間神社です。

✿ 絵馬

可愛らしい龍のデザインの絵馬と、後ろには大黒様と恵比寿様のデザインもありますね。

✿ 御朱印

御朱印を拝受しました。
武勇に富む神を祀る神社らしく、力強さを感じる御朱印です!

2023年、4年ぶりに本格開催となった諏訪神社の例大祭。神輿の練り歩きや奉納相撲、百以上の露店が並び、大変盛り上がったそうです。
そう言えば、このお祭りに参加したらしい知り合いのスナック経営のママさんは、いつも神社でおみくじを引く時には大吉が出るまで引き続けるって言ってた(笑)。

そのママは狐憑きだけど、そこら辺の低級霊じゃなくて、稲荷神の神使とも言えるような格の高い狐だった。意外とそのレベルの狐が憑いてる人って少ないようにも思う。
というか、魂のルーツなのかもしれない。めっちゃ顔に出ている。
聞けば、波乱万丈な人生だったようだけど、お金にがめつい訳でもなく、人と地域を愛していてお店も繁盛していたし、彼女自身もちゃんと守られていた。
そして、彼女の息子さんは『人たらし』という最強の能力を持っている(笑)。

江戸後期の文人 太田蜀山人は、支配勘定として多摩を視察したおり、諏訪神社を訪れ、次の歌を献詠しています。

「ひろまれる 人のすめらき ふたとせに
すは此の神のやとりたまふか」

⛩ 神様の暗号

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✿ 本当は怖い?! アマビエの正体・・・

目の神

諏訪神社の境内には、目の神も祀られています。以前、この地にもみの大木が立っており、その幹を住民が崇めるようになり、生み出された神様だと言い伝えられている。

そして、その隣に。前回、参拝した時にはなかったものが立っていました。
え、アマビエ像ーーーーーーーッ!?
設置されたのは確実にコロナ禍だと思いますが、地元の社会奉仕団体が奉納したそうです。

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