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#1.大阪旅行記『オリオンの三つ星は☆☆☆星』 〜住吉大社 編〜


⛩ しっとんか、大阪!!

西日本の中心都市、大阪--。
高層ビルや商業施設が立ち並ぶ一方で、大昔から経済、文化の中心地として栄えてきた歴史を持つ。

大阪人には欠かせない『笑い』の文化。天下の台所と呼ばれてきた『食』の文化。日本三大電気街の一つでもある大阪は、アニメや漫画などのポップカルチャーが集まる聖地でもあり、街中には常に新しさと懐かしさが共存している。

今回は『人を元氣に笑顔にできる街、大阪』を旅する。

住吉大社 にて

と、言ってもー?いつもながら、わたしの旅行記にはあまり観光としてのレポートは期待しないでいただきたい(笑)わたしが大阪を訪れた目的は神事にある。
大阪に来るのはこれが二回目!中学生の修学旅行でUSJに来て以来だと思う。
今回もまた、ゆとりのないタイトなスケジュールの中、欲張りに楽しいことも目いっぱい詰め込んでっ!!

大阪の魅力と聖地の御神氣をたっぷりとお届けしますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
この旅で回収してきたピースや謎解き、裏話などの詳しいお話は後日『音秘めの神事黎明録(有料記事)』に記そうと思います。
それでは。粉もん解禁!?食いだおれの(違うっ)大阪旅行をどうぞ!

水を繋ぎ、星を紡ぐ
世界平和への祈り
幸せくくり旅 IN 大阪府
『オリオンの三つ星は☆☆☆星』
〜住吉大社 編〜
2024.05.18-19

大阪を訪れた時には「今回、何故この地で神事をする必要があるのか?」というのはまだはっきりとはわかっていなかった。
ただ一度だけ見た霊夢を頼りにやって来たのだ。「赤い玉の巫女が・・・」と言われたその夢については続編で記述する。しかし、意外にも答え合わせは早く訪れることとなる。

『住吉大社の三柱の神は、オリオン座の三つ星である。』このような情報は前々から知っていた。
この先へと進むための重要なピースを得たお陰で、“オリオン座の三つ星”というものが何を意味するのか、自分なりに納得できる答えを見つけることが出来た。

noteにもレポートを書いてきましたが、「大阪での神事の前に参拝すべし。」とのメッセージが降りて来た寺社がいくつかありました。
東京と埼玉で、日野八坂神社、高麗神社、聖天院、立川諏訪神社、穴守稲荷神社、羽田神社の六箇所を巡って、神事のために必要なピース回収とエネルギーをいただいてからこの日を迎えることになりました。
「大阪行き準備完了!」のメッセージを伝えてくれたのはハリー・ポッターでした(笑)

✿ 旅のしおり(一泊二日)

■ 2024年5月18日
住吉大社 → 生根神社 → サムハラ神社 → 姫嶋神社 参拝

■ 5月19日
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

「えっ、USJ行ってんの?!遊んでるじゃん!」と突っ込みが入りそうですが。まあ、これに関しては半分遊びで半分お志事やな(笑)

「何度ここへ来てたって〜大阪弁は上手になれへんし〜♪」
やって来ました、新大阪!!
早朝6時に家を出発し、新横浜から新幹線に乗ってビューンと移動!
新幹線で近くの席に乗り合わせた方が、すごく親切にしてくださいました。本当に感謝です。
今回もよい旅になりそうな予感しかしない♪

まずは新大阪で宿泊するホテルに荷物を預け、一つ目の参拝地である住吉大社を目指し御堂筋線に乗り込みます。
エスカレーターが右側に並んでいることに地味に感動しながら、今回も鬼のような神事スケジュールを張り切ってこなしたいと思います!

この日の大阪は最高の参拝日和!まだ5月だというのに、お肌をジリジリと焼き付けてくるような強烈な暑さ。
今回は電車での移動となるので、予定している時刻の電車に乗り遅れたり、乗り換えで失敗すると、最後の姫嶋神社の社務所が閉まる16時までに辿り着くことが困難になる。
知らない土地での電車乗り換えは、本当にどきどきするし焦るよね〜。時間がなさ過ぎて今日も走る!走るぅーーー!!(笑)

⛩ 住吉大社

✿ 所在地

住所・・・大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
アクセス・・・南海本線「住吉大社駅」から徒歩3分

✿ 御祭神

第一本宮 底筒男命そこつつのおのみこと
第二本宮 中筒男命なかつつのおのみこと
第三本宮 表筒男命うわつつのおのみこと
第四本宮 息長足姫命おきながたらしひめのみこと(神功皇后)

✿ 御由緒

住吉大社は、第十四代仲哀天皇の后である神功皇后じんぐうこうごう の新羅遠征(三韓遠征)と深い関わりがあります。
神功皇后は、住吉大神の加護を得て強大な新羅を平定せられ無事帰還を果たされます。この凱旋の途中、住吉大神の神託によって現在の住吉の地に鎮斎されました。
のちに、神功皇后も併せ祀られ、住吉四社大明神として称えられ、延喜の制では名神大社、二十二社の一社、摂津国一之宮、官幣大社に列せられています。

住吉大社 公式サイト

⛩ すみよっさん

住吉大社は、摂津国一之宮で全国に約2300社ある住吉神社の総本社です。1800年以上の歴史があります。
親しみを込めて『すみよっさん』と呼ばれる、いのちの根源である海の神を祀る大阪最強のパワースポット!
年のはじめには200万人以上の参拝者が訪れます。

--南海本線の住吉大社駅で下車。社名がそのまま駅名になっている通り、駅を出るとほぼ目の前にあると言っていい。
近くには住吉鳥居前駅もあり、地元民にチン電と呼ばれ親しまれている阪堺電車が走っている。ゆっくり観光するならこっちの方が面白いと思う。
早速、駅でたこ焼き屋さんを発見したが、今はぐっと我慢だ・・・!

✿ 反橋

鳥居をくぐり、朱色の橋を渡ります。この反橋は、渡るだけでお祓いになるとの信仰があります。
写真で見るとそうでもないかもしれないけど、実際に渡ってみると傾斜がなかなかえぐいです(笑)

こうやって少し離れると「あ、この景色見たことある!」って思う人も多いかな。
美しいですよね。間違いなく、ここが住吉大社一番の映えスポット。

✿ 手水舎

住吉大社の手水舎はうさぎさん。住吉大社とうさぎの関係についてはまた後ほどお話しましょう。

✿ 四つの本宮

住吉大社の境内はかなり広いです。本宮の四社はひと塊になって鎮座していますが、境内社を端からすべて参拝するなら1〜2時間はみておいた方がよさそうです。

住吉大社は、ミソギハラヘの御出現の由来から、心身の清浄を以てすべての災から身を護る神として古より広く信仰されています。
また、つつのを(筒男)の『つつ』には星の意味があるといわれています。
ご利益は、「商売繁盛」「縁結び」「子宝」「家内安全」「恋愛成就」などさまざま。

仁徳にんとく天皇の住吉津の開港以来、遣隋使・遣唐使に代表される航海の守護神として崇敬を集めてきました。
王朝時代には和歌・文学の神として、あるいは現実に姿を現される神としての信仰もあり、禊祓・産業・貿易・外交の祖神と仰がれている。

“現実に姿を現される神”・・・? 要するに現人神ってことだと思うけど、このような表現を公式のサイトでしているのは初めて見たかもしれない。
それも氣になるところではあるが、上記の通り、住吉大社にも深い関わりのある仁徳天皇。
父は八幡神として祀られる応神天皇で、仁徳天皇は聖帝と呼ばれ、人の上に立つ治世者のあるべき姿・理想像として語られている。民に寄り添うよい天皇だったって。

また、古事記にはその名を大雀命おほさざきのみことと記されている。『雀』という字が名前に入っている。
もしかしたら、映画『すずめの戸締り』の主人公 岩戸鈴芽いわとすずめと繋がったりしないかなぁ〜・・・なんて考えている。
仁徳天皇に関係するメッセージは他方面からも受け取っていたので、彼が何かの鍵を握っているのかもしれない。

第四本宮
第三本宮
第二本宮
第一本宮

位置的には、手前に第三と第四本宮が横に並び、その奥に第二本宮、さらに一番奥に第一本宮があります。

この日は、おめでたいことに結婚式が執り行われていました。神社での結婚式に偶然ながら居合わせることは、神様が歓迎してくれているサインでもあります。(本当は偶然ではないんですけど)
わたしは神社の結婚式に遭遇すること、結構多いと思います。あそこでも、ここでも・・・って記憶がいくつもあります。
つい最近の記憶だと、4月に参拝した高麗神社でも結婚式してたな。3月に参拝した大國魂神社でも結婚式してたな。大分めでたいなぁ(笑)

神様からの歓迎も嬉しいですが、その場にいるだけで、無条件に祝福のエネルギーをわけていただけるので大変ありがたいですね♡
この日は、お宮参りをしているほやほやのベビーもいっぱいいました!

✿ 住吉大社のうさぎ

住吉大社では、うさぎが神の使いとされています。
その所以は、この地に住吉大神を祀った日が辛卯の年、卯月、卯日とされることから。
第四本宮前には、無病息災を祈願する翡翠の撫でうさぎもいます。

他にうさぎを神使とする神社といえば、出雲大社です。神話の『因幡の白兎』といえば、古代氏族のウサ族とワニ族の話がモデルになっているとも言われている。
宇佐族といえば、八幡神社の総本宮 宇佐神宮であり、彼らは月神信仰でした。
関東でうさぎと縁のある有名な神社といえば、埼玉県の調つき神社でしょうか。
さらには、兵庫県の六甲山の山中に鎮座する六甲比命大善神社 瀬織津姫のところにもうさぎがいるのですよ。
ここで何か繋がりが見えて来る人もいるかもしれませんね。

⛩ 境内社

住吉大社はその広大な敷地に数多くの摂末社を有する。ここではすべてを紹介することは難しいので、お社としても大きい三社をご紹介します。

✿ 楠珺社

四つの本宮を参拝し、さらに境内の奥へと足を進め、小さなお社に参拝していると。
何やら背後からただならぬエネルギーを感じる・・・頭頂部がビリビリもわんと反応する。うわっ、なに?!ここすごいけど?!?

振り向くと、そこに立っていたのは大きな楠木だった。
この領域に入って来る時に、絶対に一番に目がいくくらい大きな木なのにまったく氣がつかなかったという・・・どんだけぼけっとしながら歩いてんだ(笑)

 

その御神木である楠をぐるりと一周すると、そこには楠桾社がありました。

楠桾社は、初辰まいりの中心的な神社で『はったつさん』と親しまれ、古くより商いを営む方から篤い信仰を受けている。
祭神には、宇迦魂命うがのみたまのみことが祀られています。

楠の樹齢は千年を超え、江戸時代から人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていたという。
その後、根元に設けられた祠に神様をお祀りするようになったことが楠桾社の始まり。

祀られているのは稲荷神なのですが、ここは参拝の際に狐ではなく『招福猫』を受けて祈願し、これを48ヶ月間(4年間)続けると『始終発達』(しじゅうはったつ=四十八辰)の福が授かるとされている。
招き猫は、左手は人招き、右手は金招きといわれ、奇数月は左手、偶数月は右手を求める慣習がある。

住吉大社の御神木が『楠』であることもまた、とある古代氏族の神々との繋がりを証明しているということか。

✿ 種貸社

初辰まいりにて一番目にお参りする神社で、『延喜式』神名帳、『住吉大社神代記』に多米神社と記載されている歴史のある古社。祭神は倉稲魂命うがのみたまのみこと
稲種を授かって豊穣を祈る信仰であったものが、時代とともに商売の元手、元本、また子宝祈願の信仰に発展したものと考えられている。

初辰まいりでは、こちらで『願いの種』と『お種賽』を授かり、これを商売などの元手に加えて、資本充実の祈願をします。
初辰まいりの締めくくりには、同じく境内社の大歳神社を参拝する慣わしだそうです。

種貸社では、昔ばなしの一寸法師が住吉大神の申し子だったと語られており、人が入れるほどの大きなお椀があります。
子に恵まれなかった老夫婦が、住吉の神様に祈願して生まれた子が一寸法師なのだという。
一寸法師は、大国主とともに国造りをした少彦名神の伝説とも重なります。

社名に『種』がつくから、天種子命にも関係があるのかなと思ったら・・・本殿の脇に天種子命の祖父である天児屋命(中臣氏・藤原氏の祖神)が祀られているようですね。それも興味深いなぁ。

✿ 大海神社

種貸社のお隣、本宮域の北側に鎮座する大海神社は、摂社の中でも最も社格が高く、住吉の別宮、住吉の宗社と称えられ古代の祭祀においても重要視された神社なのだそうです。
祭神は、海幸山幸神話の海宮の竜王とその娘にあたる豊玉彦と豊玉姫の二柱が祀られている。ここが重要というのはよくわかります・・・。

鎮座地の西方は、往古より『玉出嶋』といい、神域の杜は『磐手の森』と称し、萩と藤の名所であった。
社前の井戸は『玉の井』と呼ばれ、山幸彦が海神より授かった潮満玉を沈めたところと伝えられている。

玉の井

・・・え、ちょっと待って。
たまのい・・・たまい・・・って前に夢で教えられた場所だ!ここじゃないけど、江ノ島に「たまいがある」と夢で言われて・・・。
江ノ島に詳しい人に聞いたら、「隠されてるけど、確かにある。」けれど、それを見つけた時に言ってはいけないと言われたって。
夢の中で、わたしはその『たまい』を探していた。どこだか全然わからなかったけど、白龍と関係のある場所だと思う。

『たまい=玉依』で玉依姫が関係していることはもちろんだろうけども、“山幸彦が海神より授かった潮満玉を沈めたところ”・・・たまいが場所を指すとしたら意味はこれかもしれない。それを辿って見つけられるだろうか。
でも、玉は潮満玉と潮干玉の二つあるよね。潮干玉の方はいずこに??
あ、ごめんなさい。急にこんな話しても読者の方には伝わらないよね・・・!とりあえず、保留。

✿ 御朱印

御朱印をいただきました!御朱印の待ち札は安定の『9番』でした(笑)
住吉大社には、五所御前、おもかる石、誕生石など、他にも見所やパワースポットがたくさんありますので、是非ゆっくりと回ってみてくださいね♪

住吉大社の次は、もともとは住吉大社の摂社であったという、『奥の天神』とも呼ばれる生根神社を巡ります。

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