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【ふるさとを語る】"最も美しい庭"十勝千年の森へ行って来ました☺️ その1【北海道・十勝帯広のご紹介】

わたくし、ひまじん33ごう🐹|十勝のnoterがお送りする【ふるさとを語る】シリーズは、筆者の出身地である北海道の十勝地方、帯広市の様々な物事をご紹介するシリーズです。

その2はこちら

🌳"最も美しい庭"の由縁とは?

おはようございます☀️‼️

タイトルに記した"最も美しい庭"というフレーズ、随分大袈裟だなぁと思われた方も多い事かと。

そこでこちらでは、十勝千年の森が誕生した経緯や、その由縁をざっくりと書いていきます。


🌳十勝千年の森誕生の経緯

十勝千年の森入場口付近から、マンサードホールを写したもの。

「世界で最も美しい庭」誕生の物語

アートディレクション:芹沢 高志
十勝千年の森創設者
十勝毎日新聞社 顧問
林 光繁

「新聞は大量の紙を使う。環境破壊を毎日繰り返している仕事だ。植樹をして、森を造っていけば、カーボン(二酸化炭素)をオフセット(相殺)できる」-という志を立てたのは1987年ごろだった。

王子製紙林木育種研究所に紙と木のカーボン含有量を問い合わせた。「紙は約46%、トド松で約47%」-という回答だった。当社の発行部数で計算すると、約800haの森を造成すると、オフセットできる-と判断した。

1991年から3年かけ、清水町御影地区に約500haの土地を買った。日高山脈の主峰のひとつ、芽室岳、久山岳、剣岳を望み、水も豊富な、まさに「山紫水明」の地であった。かつて、国連大学構想の適地として北海道開発庁がリストアップしたほどの場でもあった。

(中略)

森林施業は予想以上の資金が必要だった。新聞社の負担軽減を考えている時、以前イギリス旅行で見たコッツウォルズ地方のガーデンを思い出した。文化度が高く、人々の癒やしにもなるガーデンは、最適と思えた。

飲み友達でもあった高野ランドスケープの高野文彰さんに相談、出来上がったのが「十勝千年の森」構想だった。高野さんの紹介で英国のガーデン設計家ダン・ピアソンさんを知り、仲間に入ってもらった。

ダンは「こんなにスケールの大きい、景勝地で、思想、哲学のしっかりしたガーデンの設計に携われるのはうれしい」と、森を歩きながら私がお礼を言う前に、逆にお礼の言葉を口にした。ダンを心から信頼した瞬間だった。

そして「世界で最も美しい庭」と、英国ガーデン設計コンテストで評価された千年の森の庭は誕生した。

十勝千年の森ホームページ、Conceptより抜粋

ようやく世界規模でカーボンニュートラルが叫ばれるようになった現在。

十勝毎日新聞社顧問・林氏は昭和の終わりの時点ですでに全く同じ考えを志していたのですね😳。


🌳"最も美しい庭"の由縁とは?

ビジターセンターのマンサードホールの様子。十勝千年の森にまつわる様々な物事を知ることが出来ます。ちなみに、入場料金の支払い(現金のみ)もこちらで行います。

1981年に設立された、権威ある団体英国ガーデンデザイナーズ協会(SGD)が、毎年卓越したデザインの庭園とガーデンデザイナーズに授賞。

その栄誉ある賞の大賞、国際賞に十勝千年の森の「アースガーデン」「メドウガーデン」、そしてダン・ピアソンスタジオが選ばれました。

審査員からは「出品中(84組)、最も美しい庭」「21世紀最良のガーデンデザイン例」と高い評価を受けました。

千年の森ホームページの、"Garden"にはこう記されております。

デザインプロセス

北海道ガーデンは、自然の営力を活かしてデザインを進めていくという姿勢のもと、自然にじっくりと向かい合いながら、その営力を様々な方法で把握し、検討を重ね、時間をかけて整備をしてきました。北海道ガーデンは、整備をして完成ではなく、これから多くの方に利用していただく事で、活動や取り組みがより展開していき、新しい庭園文化を創造することを目指しています。

「自然の営力を活かしてデザインを進めて行くという姿勢」が言葉だけではなく、実践され続けているからこそ、先述の「最も美しい庭」「21世紀最良のガーデンデザイン例」と評価されるに至ったのでしょう。

こんな栄誉ある賞を受賞したスポットが十勝にあるなんて、凄く誇らしい気分です☺️。特に筆者が何かしたわけでもないんですけど😅。


🌳十勝千年の森の模様

こちらでは、十勝千年の森の模様を各エリアに分けてお届け!

おまたせしました🙇‍♂️、それでは行ってみましょう!

🌳入口~マンサードホール

入口。
入場料はご覧の通り。
当日は小雨降る曇り模様だったのがちと残念。
畜力式の農機具と思われます。かつて使用されていたものでしょうか。
こちらがマンサードホール。
マンサードホール入口。
内部のようす。
木造建築の雰囲気ある建物です。

🌳マンサードホール~メドウ・ガーデン入口まで

入場料支払い後、従業員さんに施設内の軽い案内&ガイドマップを貰ってから出発。ガイドマップが新聞紙みたいな質感でとても良い触り心地です。

千年の森は十勝毎日新聞社が運営しているから、その関係で新聞紙っぽい質感なんでしょうね🤔。

ガーデンカフェは今シーズンの営業はないみたい😥。その代わりキサラという休憩所でランチやドリンクを楽しむ事ができるそうです。あとで食べるか🤤。
すげー!なんかニューヨーク・タイムズみたいでめっちゃオシャレなデザイン!
それでは、道を進んで行きます。
なんか特徴的なお花だなと思い、すかさず撮影しましたが…。コレ…トリカブトみたいです😱。

セグウェイのガイドさんがお話していたのを又聞きしたのですが、昔はそれほど群生していなかったけど、最近になって増えてきたみたい😱。
なんかの実。コレは大丈夫だろうか😱。
ちょろちょろと、小川のせせらぎが心地よい☺️。
川の流れを滑らかに撮りたかったので、NDフィルターを装着し、フルマニュアルモードにして撮影。シャッタースピードは1秒、ISOは125でやりました。
道を進むと、なんだか風鈴の涼しげな音色が聴こえてきました。何処にあるんだろう?
あ!枝にぶら下がっていたのか!色んなところにぶら下がってました。
この橋を渡ると、メドウ・ガーデンです。

🌳メドウ・ガーデン

さあ、いよいよダン・ピアソン氏がデザインした、メドウ・ガーデンを見ていきましょう!
橋の上から。こちらでも先程の小川と同じ設定で撮影。iPhoneを橋の手すりにくっつけて撮影した(=三脚に固定した状態とほぼ同じ)ので、こっちの方が上手く撮れたかも。
晴れてたらもっと良かったのになぁ。まあ、仕方ないですね。
メドウ・ガーデンのようす。あまり人工的につくられた雰囲気を感じさせない、お花や植物の自然さが活かされているレイアウトに感じました。最も美しい庭、と評価されるだけの事はありますね。
なんか機雷みたいなカタチしたお花ですね。
今回撮影した写真は、CP・NDフィルターを使ったり、ホワイトバランスの調整に留め、彩度や鮮度などの編集は可能な限り抑え目にして編集しました。
彩度や鮮度をあげると、映える写真にはなるのですが、その一方で"コレじゃない感"が増してしまうので…。
写真を撮ると言うよりかは、絵を描く感じになってしまうんですよね。
もっと花に近づいて撮影したかったのですが、デカめのオオスズメバチがいたので断念しました😅。アイツだけは刺されたらマジで洒落にならないですからね…。
この建物の向こうにはローズ・ガーデンがあるのですが、雨足が強くなってきたので、一旦退散する事に💦。
山の麓で天候が不安定だから仕方ないですね😥。このまま土砂降りになるかもしれないので、今のうちにできるだけ多く写真を撮らなきゃ。
今になって思ったのですが、
ここのエリア、アナモルフィックレンズで撮れば良かったと後悔しております😅。
後のアース・ガーデンはアナモルフィックレンズでガンガン撮影したのに😥。なぜこの時点で気づかなかったのか😅。
こちらがガーデン・カフェ。人手不足が原因か、今シーズンは営業しておりません。

残念ですが、人手不足(が原因だったとしたら)だけは如何ともし難いからどうしようもないですね。

十勝は田舎だから、都会の飲食店のように時給をめちゃくちゃ上げて募集することも難しいし😥。
さて…。
キサラで雨宿りするか!
雨足が弱くなったら、次はアース・ガーデンだ!

🌳十勝千年の森は何処にあるの?

お問い合わせ

〒089-0356 北海道清水町羽帯南10線
担当:脇坂
Tel 0156-63-3000
Fax 0156-63-3031
http://www.tmf.jp


🌳ルート経由例


🌳あとがき

如何でしたでしょうか?

今回、撮影枚数がそれほど多くなかったのでひとまとめにしようと思いましたが、全部写真をアップしてみたらスクロールが大変になったので、2パートに分ける事にしました😅。

詰め込み過ぎると皆様に余計な時間を使わせてしまいますからね😅。

ってなわけで、とりあえず今回はこの辺で🤗。

毎週恒例の記事でまた☺️。

その2はこちら

📸撮影に使用したカメラと機材

📱iPhone14 Pro

 →PolarProの専用ケース
  専用グリップ
  専用ワイヤレスシャッター
  Fjorden Grip
  専用CPフィルター
  専用NDフィルター(6-7)
  Moment 1.33x アナモルフィックレンズ

📱アプリ

 →ProCamera(撮影、画像編集)
  ProCamera by Moment(アナモルフィックレンズ装着時)

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