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成功への近道 あきらめずに「やりきる力」 ヨガで育めること

多くの人が「自分には才能がない」と、何かをはじめても途中でやめてしまう。しかし、才能とやり抜く力にはまったく関連性はないそう。むしろ才能があるともてはやされた人は、どちらかというと挫折に弱く、才能がないとされていた人のほうが、同じことを続けて最終的に成功に至るケースが多い。もし、やりたいことがあるなら今すぐやるべき。最初のうちはたくさんの困難があるけれど、そこでやめてはいけない。成功するのは最後までやり続けた人だけだから。ヨガで「やりきる力」を高めていきたい。

モーハン:企業では、新卒で就職してから3年以内に退職してしまう「早期離職」が約30%程度と、ここ数年高い水準で推移しているそうです。自分には向いていない、環境が合わなかった、などなど、理由は様々だとは思うのですが、この傾向からも「やりきる」「やり抜く」ということが難しい時代なのではないかなと思います。

ヒマギリ:続けていくことで分かることもたくさんあるよね。ただやめるのではなく、チャレンジしてステップアップできる選択だといいんだけどね。

モーハン:ポジティブな選択だといいですよね。ビジネスでは「GRIT」という言葉があるように、高い成果を残す人に共通しているのが「やりきる力」と言われているんですよね。

G:Guts:困難に立ち向かう力
R:Resilience:失敗しても諦めずに続ける力
Ⅰ:Initiative:自分で目標を見据える力
T:Tenacity:最後までやり遂げる力

早期に退職したとしても、ちゃんとやりたいことや夢や目標をあきらめずに取り組んでいけたらいいですよね。どんな選択であれ、やり切る力を養っていけるといいなと思います。

ヒマギリ:多くの人は「あきらめ」をどこでどう判断するか、タイミングを間違いやすいんだと思う。大抵の人が、決めたことをやり続けること=あきらめない、そう決めがち。本当は、幸せをあきらめないということが大事。

モーハン:「あきらめ」のタイミングを間違いやすい、もう少し詳しく教えてください!

ヒマギリ:例えば、2つの選択肢がある。あなたは、これをやるか、やらないか。受け取るか、受け取らないか。今ここで、やらない、やめるという選択をしたとしても、それがあきらめるということではなく、そこから多くのことを学び、次のことに役立てることはできる。自分の幸せ、まわりの人の幸せをあきらめないということが、ゆくゆくの成功につながることに気づいていく。

モーハン:なるほど、今やっていることをやめる、やめないで、「あきらめ」を決めつけない、ということですね!

ヒマギリ:もし夢をあきらめたとしても、必ず幸せにつながる動きを続けていくことを、あきらめないことが大事。あきらめずにやり切る力を育てるということは、幸せの持続性をあきらめないということ。失敗しても、転んでも、幸せであること。そこから学ぶこと。何を選択したとしても、謙虚に学ぶ姿勢が大事。

モーハン:結果ばかり見て自分自身がそこに執着しているのかもしれないですね。そうではなく、幸せの持続性をあきらめないこと。そうやって自分だけではなく、多くの人の幸せを願えられたら最高ですね!

ヒマギリ:誰の幸せになるかまで見ていけるといいよね。自分のことだけなのか、まわりの人の幸せなのか、社会の幸せなのか。利己的なことではなく、より多くの人のことを考えて、幸せを未来に繋げていくことをあきらめないことがとても大事だと思うよ。

モーハン:確かに、自分のためだけだと、すぐにあきらめてしまいますね、、
仕事でも生活でも、自分のためではなく、誰かの幸せのために動くということが、何よりも「やり切る」原動力になっていくんだろうなと思います。
ヨガで取り組めることってあるのでしょうか?

ヒマギリ:ヨガの練習では、ポーズ1つ1つの成功や完成を目指すことに必死になりやすい。ポーズの成功だけを考えてしまうと、できなかった時、間違った時に、ただ自己否定で終わってしまう。ポーズができなくても、今日は呼吸をたくさんしてみよう、まわりの人と動きを合わせてみよう、苦しさをまわりに伝えないようにしてみようと動いてみる。ポーズを極めることだけが幸せではなくて、まだまだヨガを通じてたくさん幸せを感じられること、やれることがたくさんあるんだということに気づいていく。

モーハン:できた、できなかった、にとらわれずに色々な視点を持って練習していくことが大事ですね!小さな1つ1つのことで簡単にあきらめを決めるのではなく、広く大きな視点で取り組み続けていく、がんばって練習して「やり切る」力を高めていきたいと思います!

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