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第十四話 ろくでなしブルース世代

私の学校は男子は普通の学生服(学ラン)であった。当時はなんといってもビー・バップ・ハイスクール、ろくでなしブルース、工業哀歌バレーボーイズ、特攻の拓、といった不良漫画が人気だった。

一応校則では、標準服というものが指定されているわけだが、私たちは一駅離れた変型学生服(短ランとかボンタンとか色々あります)を売っている店までよく買いに行った。人それぞれこだわりがあり、裏地の刺繍や裏ボタンや素材等々、本当にキリがないしお金がかかる。ちなみに私が気に入って着ていたのは、サージ(生地の種類)の短ランとボンタンでした。

ギリギリ許されそうなラインで妥協する奴らも多い。何故かというと抜き打ちの服装検査で引っかかってしまうと没収されてしまうし(返してもらえるのは卒業式)、あまり目立ってしまうと先輩たちからキツイお灸をすえられる場合もあるからだ。(制服没収されて、さらにボコボコ)他の中学の奴らと喧嘩になっても負ければズボン脱がされて持っていかれることも(ビーバップのボンタン狩りの影響)

同級生からは舐められず(ほとんど見栄の張り合い)、女の子とイチャイチャして(してるやつ見たらボコす)、先輩には媚びを売り(明らかに喧嘩弱そうなのにかぎって、先輩風吹かせてくる)、先生の前ではいい子を演じられれば、学校生活はハッピーなんだろうが、私たちはというと、小島よしおのように、「そんなの関係ねぇ」ってスタイルだったので、先輩にはボコられるし、生活指導の教師にもボコられるし(体罰は当然のように行われていました。仲が良かったニシザワ君は網膜剥離で入院したり、私も歯が何本も折れたりと当時の教師はやりたい放題だった)、何着没収されたことか。

でも柔道に夢中になっていた時期は、喧嘩とかも少なかったと思うし、制服よりも、ミズノの道着と帯が欲しいって感じでした。タバコと酒やめてれば全国行けてたかも。。。

今回はゆるい感じで学校での過ごし方について書いてみました。次回はoffの日の過ごし方なんかを書いてみようかなと思っています。

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次回に続く


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