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占いの実践講座

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占いのスキルだけでなく、運勢学に息づく思想や哲学にまで分け入った、総合的な講座を計画しています。
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2021年5月の記事一覧

古事記と鉄

謎が解けた「豊葦原の瑞穂の国」 「東洋運勢学の王様」と定評のある占術・四柱推命ですが、今…

人は家をつくり、家は人をつくる

ひとの身体は「気を容れる器」 わたしは機会あるごとに「東洋運勢学の辻説法」を心がけていま…

占い鑑定とコーチングの二重奏

相手の心を開くのは、インタビュアーの実力わたしが実占の場で重視しているのは、相手の悩み…

「鮎」の漢字がうまれた由来

もとの漢字は「鯰」(ナマズ)だった釣り人たちが待ちわびている「アユ釣り」の解禁は、6月…

カメレオン占い師

占いとコーチングのベストユニットを模索ロシアの作曲家・ストラビンスキーの、「春の祭典」…

ユング心理学と易経

「シンクロニシティ」の生みの親 開催が危ぶまれている東京五輪も、残すところ70日余りに迫り…

縄文のイヌと、弥生のネコ

あなたは犬派or猫派?今朝の電子版ニュースで、少しほっこりしました。ネズミの繁殖率が最も高いアメリカの都市・シカゴで、1000匹の野良ネコを投入したというのです。殺処分される野良ネコを助ける、動物愛護団体がはじめたプロジェクトですが、野良ちゃんたちは期待に応える働きぶりで、市民からモテモテだそうです。 愛玩動物としての猫の歴史は古代エジプト王朝からはじまり、ヨーロッパ全域からアジアへと広がりました。日本にネコが渡来したのは、平安時代から奈良時代で、1200年から1300年前

量子力学スピリチュアル

ライバル・アインシュタインとの論争で勝利した、ニールス・ボーア ホロスコープでは昨年12月…

アドラー心理学と運勢学

占い師として共感を覚えた「嫌われる勇気」2013年から現在まで、60回の版を重ねたベストセラー…

運勢学上の雑学①

人類滅亡の予言とその根拠は16世紀のフランスの占星術師・ノストラダムスは、20世紀が終わる19…

大相撲が神事であるわけ

なぜ土俵は四角と円でできているのか明日9日から、大相撲五月場所が幕を開けます。「スージョ…

苦しいときの神頼み

柏手(かしわで)について一向に終息の気配を見せないパンデミックですが、ワクチン接種が浸透…

人生の転換点だからこその巡り合い

ミドルエイジ・クライシス30年近く占い師を続けてきて、最近つくづく想うことがあります。相談…

古今東西の占術を集約した「易の五術」

日本最古の大学「足利学校」(占い大学) ときの権力者や貴族だけに独占されていた占いが、庶民に普及したのは明治以降ですが、唯一の例外が「足利学校」です。栃木県足利市に設けられた学校施設で、創設は平安初期、室町、鎌倉初期と定かではありません。 宣教師フランシスコザビエルが、「日本にはヨーロッパにも勝る大学があるではないか」、と絶賛したと伝えられています。周易を中心に兵法を教えていたことから、「占い大学」とも呼ばれていたようです。教科書として用いらていた書籍は、「足利文庫」とし