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ライバル・アインシュタインとの論争で勝利した、ニールス・ボーア

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ホロスコープでは昨年12月から産業革命以後200年続いた、「土の時代」から、「風の時代」へメガチェンジしました。コロナ禍のさなかでもあり、人々の気持ちは物質的豊かさから、心の充足を求めはじめました。

そんな時代を背景に、「量子力学」がブームになっていることをお気づきでしょうか。わたしたち運勢学の世界にも、引き寄せの波動に注目した「量子力学スピリチュアル」が生まれています。新型コロナウィルスのワクチンや、治療薬の開発にも「量子コンピュータ」が活躍しています。

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科学音痴のわたしには、学生時代に耳にした「ボーアの量子条件」という言葉しか記憶にありませんが、この量子力学を確立したのがデンマークの理論物理学者、ニールス・ボーア(1885~1962)です。

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相対性理論で有名なアインシュタインを、理論で打ち負かしたエピソードが語り継がれていますが、量子力学の確立に貢献した栄誉がたたえられ、1992年に「ノーベル物理学賞」を受賞しています。

ボーア家の家紋は易経の太極図

ボーアは「陰と陽が入り混じるところに、実在が存在する」という易経の思想が、量子力学と同じ世界観だと感銘を受けて、ボーア家の家紋を古代中国の易経のシンボル、「太極図」を用いました。太極図は彼のお墓のレリーフにも刻まれているそうです。

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東洋占術のルーツは易経にありますが、量子力学のカリスマが、易経を信奉していたことに、大きな喜びを感じています。ボーアは単なる学究の徒ではなく、文武両道の天才でした。大学時代はサッカーに興じ、ゴールキーパーとして超一流だったそうです。

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1937年に来日していますが、富士山の景観を見た感想を「相補性原理」という難解なことばで表しています。

ボーア語録はたくさん残されていますが、わたしが一番好きなことばを紹介します。

「正しい意見の反対は、誤った意見である。ある深遠な心理の反対は、別の真理だろう」。







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