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時短・在宅ワーク、求める条件の高さには求められる条件も高くなる

自分の時間を大切にしながら働くということ


noteやInstagramを見ているとそんな投稿ばかりな気がします。
在宅ワークでプライベートを大事にした働き方、
誰でもできるような書き方をしているけど、
在宅ワークは誰もができる仕事でしょうか。

むしろハードル高くしてないか?

スキルはあっても事情で通勤できない人たちが沢山いらっしゃると思う。
育児などの家庭の事情だったり、会社までの距離だったり。
そんな優秀な人たちが在宅(オンライン)で仕事ができるとなると、
通常なら通勤可能者だけが応募する募集1名の枠に殺到して、
結果的に競争率が上がるのでは?

働き方改革より利益

私が現在勤務している派遣先の会社ですが、
緊急事態宣言が発令され営業部門を在宅にしました。
結果、顧客獲得率が激減したので営業部門を全員出社に切り替えました

出社する=営業をする周りの影響で競争率が上がる
在宅=営業ノルマに関する緊張感が薄れる。人目がないからサボる。

社員の健康>>>>>>>>会社の利益

ベンチャーで社長がイケイケな社風なので
在宅勤務撤廃という強権を発動させられたのでしょうが、

事実、売り上げが減れば会社を運営していくことも難しくなる。

私もショップ店長をしていたのでわかるのですが、
店舗存続は何よりも売り上げなんですよね。

売り上げランキングが下の店舗から縮小される=スタッフ解雇

コロナ不況にある今、余剰人材を雇用できるほど体力のある企業はどんな業界にもないと思う。

不況は実力至上主義になる

在宅ワークがいい、育児の時間を優先したい、週4勤務を希望する、

そんな人は応募の段階でフルタイムで働ける人に負ける。

採用されたとしても結果を残さなければ契約終了となる。

コロナ不況で売り上げ第一となっている状況下で稼げない人材は不要

売上のために在宅ワークを取りやめ営業部門のスタッフを全員出社された弊社ですが、特例で在宅ワークをしている人がいます

めちゃくちゃ仕事ができる女性

契約社員で無資格者、コロナ中の通勤が難しいのと育児を優先したいと退社希望を出したのですが、希望を優先するからと週3の時短在宅ワークとなりました。

ちなみに弊社は在宅ワークを募集していませんし、必要ともしていません。
関係各所への郵送業務が多いのと、クライアント情報を社外に出せないため基本全員出社です。

来るものは拒まず、去る者は追わず、
正社員の離職率が高い弊社の中にあって、
在宅ワークを勝ち取れた人は会社が必要とした凄い人
だったんだと思います。

また、そういう人であれば在宅での仕事が可能。

通勤できないけど優秀な人材は沢山いる

それこそ、世界中に。
在宅ワークがいい、時短で自分らしく生きたい、
そう発信する人たちは企業にとって優良人材なのか?
どんなスキルがあり、利益を出せる実績があり、会社に貢献できる自信を持つ人が好条件を望んでいるのかな。

バリキャリな友人が結婚で地方に転居、子供を育てながらお蕎麦屋さんでパートをしているんだけど、本来ならスキルも人脈もある人。
その彼女が在宅ワークのフィールドに現れたらすぐに仕事を獲得できると思う。

私の世代(40代〜)って資格獲得マニアが多いんだけど、
資格があれば職に就けるわけじゃない。


長い間アパレル販売をやってきたけど、
文化卒で服飾知識が豊富な人や、色彩検定を持っている人でも
接客が苦手な人は戦力にならないですもん。
高卒や中卒でも、
対人スキルが高い(販売力がある)人の方が生き残る。

ライター講座に通ったからライターとして収入が得られるわけじゃない
副業として登録したからといってそこから定期的に仕事をもらえるわけじゃない

転職の条件として企業側に沢山の要求をしている人がいるけど、
企業側の要求もその分多くなるんだよね、
好条件を望む人たちはそれに応えられるスキルを持っているんだろうか🤔