見出し画像

キャンプの楽しさが分からない妻が【ファミリーキャンプ】に行ってみた

私は旅行が好きです。旅行が好きな理由は、泊まっている間は朝昼晩と作らないでいい美味しいご飯と、ふかふかのベッド、そしてなんと言っても芯まで温まる温泉!!!いつか、露天風呂付きの客室なんかにも泊まってみたいな〜なんて憧れもあります。優雅で快適な旅っていいですよね。

ところが去年、夫が言い出したんです。「キャンプに行きたい!」と。
夫が言うには、『自然の中で』『ゆったりと過ごし』『不便を楽しむ』のがキャンプの魅力だとか。正直『ご飯と温泉とベッドがある』『ネットワークのいいところで』『快適に過ごす』がいい私には想像するだけで疲れる提案です。しかも我が家は4人の子どもがいる6人家族なので、パッとキャンプへ行ってサッと帰ってこれる状況ではないのですよ。
でも、よく私のわがままにも答えてくれる夫が目を輝かせてお願いしてきたので渋々、テントを買い、椅子やエアマットを購入したのでした。

初心者がファミリーキャンプに行くとどうなるか

さて、いよいよ神奈川から千葉の南房総へ移動して6人のファミリーキャンプへ。想像するだけで疲れるとキャンプに乗り気でない私からお願いした条件は『お風呂付き』『車が横づけできる』キャンプ場だったのですが、こちらのキャンプ場にはなんと『プール』も付いていたんです!この思いがけないプール付きは、後に私たち夫婦を救ってくれることになりました。

大変さを伝えたいので載せますが、気温30度超えでキャンプ場へ到着し、テントを設置するまでは本当に暑かった〜。その時の子どもたちのダラダラ感がこちらです。ちなみに私も、撮影しながら倒れかかっていました。さてさて、キャンプに興味のある夫は家族の気持ちを盛り上げることができるのでしょうか?

キャンプ慣れしていない家族の姿

どの位の時間が経ったでしょう。ダルそうにしている長男のお尻を叩き(←表現です)手伝いをお願いしながら、夫はテントを完成させてドヤ顔。小さい子ども連れの夏キャンプだと、どうしても下の子を涼しい場所に避難させる担当者が必要になってくるんですね。私はその担当だったのであまり手伝えませんでしたが、夫はYouTubeで組み立て方法を確認しながらなんとかテントを設置させました。初心者のファミリーキャンプ、全身汗でびちょびちょの夫の姿に“本当に、楽しい?”と思ってしまう妻なのでした。

組み立てのわかる大人なら2人で20分くらいで完成しそう

会場設営ができたら、飾り付けは私と娘の担当です。私はなんとか自分のキャンプへの気持ちを盛り上げようと、前日にフライングタイガーで購入したライトやオーニングを飾っていきます。夫は火起こしとエアマットの準備を。この間に、3歳の長女以外の3兄弟が『プール』に行ってくれたことで準備が捗りました。子どもが真夏に長時間外にいれば、わがままやケンカが始まるのは当然のこと。3兄弟の大騒ぎはプールに行くことでひと段落し、そして思いっきり身体を使って泳ぐことでだいぶ発散されたようでした。子どものモチベーションをあげるためにも、真夏の子連れキャンプにプール付きはおすすめです。

初心者ファミリーキャンプの夜

夜は22時消灯のルール。それまでの時間はゆっくり過ごしました。暑い中テント張りを手伝った長男は20時には寝てしまい、次男は持参したスケッチブックと鉛筆で大好きな絵を何枚も描いていました。三男と長女は大きなマシュマロを焼いてニコニコ。「ママ、キャンプって楽しいね」と言いながらたくさん食べていましたね。

いつもと違う環境で絵描きに熱中していた次男

初心者ファミリーキャンプの朝

今回のファミリーキャンプで、私が一番よかったと思ったのは朝の気持ちよさでした。いつもは毎朝のルーティーンがあるので、外に出て過ごすことはあまりありません。でも、この日の朝は片付けまでの時間に「朝ご飯用にお湯沸かそうか」「もう一回プール入ってくるー!」なんてそれぞれがいつもと違う状況を楽しんでいる様子がありました。ちなみに私は夢の中でしたが、夫と次男は4時に起きて海釣りに出掛けていき「日の出を見ながらの海釣りは最高だった!」と空っぽのバケツを持って2人で笑っていました。

だんだんとオレンジ色の空が広がっていくキャンプ場

普段の私の朝のルーティーンについてはこちらの記事をご覧ください↓

キャンプの楽しさを見つけることが私のキャンプの楽しみ方

でも、正直、このキャンプの後には片付けが待っている!という思いが頭の隅からずっと離れなかったというのが私の本音です。これはなかなか非日常を楽しむことができない“ママあるある”なのかもしれません。いつか、虫に刺されても、持参した扇風機が倒れて壊れても、車の中で醤油が漏れても、数日後に濡れた靴下が車の下から出てきても、キャンプって楽しいよ!おすすめだよぉ!と言える日が来るのだろうか。設置も大変で、汗だくでベタベタしながらテントで寝るのが楽しい!と思わなくても、苦労が比にならないくらいの感動をキャンプで感じることができるのだろうか。
キャンプから自宅へ帰ってきた途端に、次のキャンプへ想いを寄せている夫を見て、今の私ができることは“キャンプを好きになること”なのだと強く思ったのでした。

好きでないキャンプにときめくために、私ができること。そう、それは・・・絶対、準備!下調べ!リサーチ!とキャンプ雑誌やサイトを検索しまくり口コミを確認すること、そしてテントや道具に愛情が出るほどに調べ上げ、且つきれいに保管してあげることなのでしょう。子ども達に、キャンプでの役割りを持たせるのもいいのかもしれないけど、まずは夫婦がキャンプを楽しむことが一番なんだろうな。

【今回のファミリーキャンプの教訓】
・テントの設置の仕方や道具の使い方をマスターすべし
・オートキャンプ場(車横付け)を選ぶべし
・初心者のキャンプに真夏は避けるべし
・キャンプ場へはなるべく早く到着するべし
・道具や荷物を管理するボックスを買うべし
・「楽しい!」「最高!」と笑顔をつくって挑むべし


結論。
キャンプの楽しさがわからない妻がファミリーキャンプに行ってみたら・・・
キャンプが好きになる為の方法を考えるようになった。


☆☆☆☆☆☆☆

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
よかったらスキ・コメント・フォローをしていただけると今後の励みになります♪

世界中が愛と平和に包まれますように。

#ファミリーキャンプ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?